加藤佳代子(1期・B)が文春文庫「寅右衛門どの江戸日記」シリーズ、「芝浜しぐれ」の装画を! 15


Bクラス1期生の加藤佳代子です。
文藝春秋・文春文庫から「寅右衛門どの江戸日記」シリーズ、第2弾「芝浜しぐれ」が12月1日に発売されました。
井川香四郎さんは今年、第5回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞された時代小説のベテラン作家で、
脚本家としても「暴れん坊将軍」や「銭形平次」などを手がけられています。
装幀はMJ生にもおなじみの文藝春秋デザイン部・大久保明子さんです。
 
1巻目と同様に、各タイトルも落語の題目に沿っていて、古典落語を下敷きに新たな展開が繰り広げられます。
いい人が沢山出てくるので読んでいて気持ちが良く、
現在の何となくすっきりしない世相を一時でも忘れることができてとても楽しい小説です。
書店で手にとって見てくださると嬉しいです。よろしくお願いします。
 
 
katokayoko

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15 thoughts on “加藤佳代子(1期・B)が文春文庫「寅右衛門どの江戸日記」シリーズ、「芝浜しぐれ」の装画を!

  • Reply
    川井純子

    おめでとうございます!
    さすがの安定感ですね!
    本屋さんで拝見させていただきました。
    素晴らしいです。
    前に先生もおっしゃっていた通り、時代小説ってずっと一定に流行っているものなんですね。
    すごいです!!

  • Reply
    加藤佳代子

    峰岸先生、波田さん、掲載ありがとうございます。
    川井さん、早速のコメントありがとうございます!

    時代小説は下火になるかと思っていた時期もありましたが、一定層を掴んでいて、次々と新しい小説家も増え、今まで現代物を書いていた作家も時代物を手がけ始めているような状況です。
    昨日の合同授業で、文藝春秋の野中さんもそう言われていました。
    今の時代小説は、単行本以外に文庫本の書き下ろしが多数を占め、本を出しやすい下地ができているように思います。活躍しているイラストレーターもまだまだ多くはありません。
    時代小説が好きで先生に薦められて始めた時代物ですが、奥が深く、これからも精進していきたいと思います。

  • Reply
    サカガミタケシ

    加藤さんの時代物イラストレーション、いつも人物や小物に親しみがあっていいなあと思いますが、この作品は背後の芝浜の風景が、何か時代への想像をかき立てますね。ぜひ読んでみたいです。
    時代物に関心があり時々挑戦するのですが、時代考証や着物の描きかたなどでいつも悩みます。もっとはまりこんで楽しまないと難しいのでしょうが、ぜひまたそういうお話しも聞かせて下さい!

    • Reply
      加藤佳代子

      シロ君、コメントありがとうございます。
      昨日読んでいた「オール読物」11月号の中で、逢坂剛と宮部みゆきの対談が載っていて(お二人とも時代小説を書かれています)こういう文章がありました。逢坂剛が藤沢周平に会った時の話だそうです。

      ー「時代小説を書こうと思って一生懸命、時代考証の勉強をしています」って言ったら、「時代考証なんて勉強してから書こうと思っていたら一生書けませんよ。あんなものは描きながら勉強するものです」って言われて目からうろこが落ちた。ー

      これって絵にもいえますよね。
      もっと気楽に描いてみてもいいんじゃないでしょうか? 間違ってたって気にしない、沢山描いていけば段々と気づいて来ます。リラックスして描いてみて下さいね。
      ちなみにTIS会員の伊野孝行さんのブログ紹介しておきます。 http://www.inocchi.net/blog/
      楽しくなること間違い無し!

      • Reply
        サカガミタケシ

        やる気の出るお答えありがとうございます。
        考えすぎずに興味のあるものをどんどん描くことですね。
        伊野氏のブログ、本当に、楽しくてためになりますよね!濃い内容を惜しげもなく公開しているすごさに、かえって落ち込んでしまったりするのですが…楽しんでゆきたいです。

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    橋本裕子

    加藤さん、あめでとうございます!
    芝浜がベースの小説なのですね。寅右衛門殿、高橋英樹さんを連想しちゃいました。仔猫のポーズがかわいいです♪

    • Reply
      加藤佳代子k.kato-lucy@nifty.com

      橋本さん、コメントありがとうございます。
      高橋英樹!ちょっと偉すぎる感じも。 自分ではもう少し若い人がいいかと・・誰かなぁ。
      寅右衛門の名前はドラえもんからもらったと作者の井川さんは言ってらしたので、いつも茶トラの猫を入れるようにしています。私のちょっとした楽しみです♬

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    くのまり

    加藤さんの装画…!と書店で見かけるたび思わず手に取っています。今回の装画も人の表情も穏やかで素敵ですね!落ち着いた色彩と筆運びも、勉強になります。。
    コメントで元々時代小説がお好きとあったんですが、日本の風景を描くのもはじめからお好きだったんでしょうか。気になりました。

    • Reply
      加藤佳代子

      くのさん、いつも見てくださってありがとうございます!
      時代小説を本格的に読み出したのは中年以降です。
      もともと風景を描くのは苦手で、描いていなかったのですが、さすがに時代物を描くようになってからは描かないわけに行かなくて、時代小説に出てくる松並木とか、日本の風景をの練習をしています。

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    坂内 拓

    加藤さん、第2弾おめでとうございます。
    茶トラの猫がとても効いてる気がします。
    時代物、普段なかなか手に取らないけれど、
    加藤さんのシリーズをきっかけに読んでみようかな。

    • Reply
      加藤佳代子

      坂内さん、コメントありがとうございます!
      時代小説は楽しめますよ。
      読み始めのお薦めは池波正太郎の「剣客商売」シリーズです。
      宇江佐真理の「髪結い伊三次」シリーズ(宇江佐真理は昨年66歳で亡くなりました)。
      最近、気に入っているのは逢坂剛の「重蔵始末」シリーズ。お父さんが中一弥さんで装画を描かれていて、昨年104歳で亡くなりましたが、最後まで挿絵の仕事をされてましたよね。
      軽いタッチで娯楽読み物としては、井川香四郎さん、風野真知雄などお薦めです。

      茶トラの猫、井川さんにドラえもんをもじったと聞かされた時はラッキー!と思いました♬
      毎回猫入れようと思った瞬間でした。

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    小牧真子

    加藤さん、おめでとうございます!
    ご無沙汰してました小牧真子です。
    いつもいつも、いいお仕事を着実に重ねておられて、本当に素晴らしいでなぁと思いました。
    年末年始に、書店で手に取って読んでみます。心がすっきり晴ればれしくなるような読後感を期待できそうです。
    加藤さんの作品のような安定した物語を感じてます。

    • Reply
      加藤佳代子

      小牧さん、お久しぶり、コメントありがとうございます!
      お正月ののんびりした時には、肩のこらないこんな楽しい小説がいいかもしれませんね。
      時代物を描き始めてから7年位コツコツ描いてきましたが、やっと少し仕事が入ってくるようになりました。

      • Reply
        小牧真子

        加藤さん、もう7年と軽く言われていますがすごいなぁと思います。
        私的には表紙の俳優さんは、時代劇ドラマと言えば、東山紀之か山本耕史が好きなのでそんなイメージで見てしまいます♡
        来年になりますが、MJやどこかでお会いできるのを楽しみにしています!