加藤佳代子(1期・A)が文春文庫で井川香四郎「大名花火」の装画を! 10


1期生の加藤佳代子です。
文庫の装画を描きましたのでご連絡します。
文藝春秋、文春文庫から5月10日に発売されました。
「寅右衛門どの江戸日記」シリーズの3巻目です。
装幀は文藝春秋デザイン室の大久保明子さんです。
落語のタイトルを借り落語をベースにしながら、内容は若干ひねった新しい物語になっています。
町の事件を次々と解決しながら、幕閣の政争にも巻き込まれ、寅右衛門の身にも大きな変化が起こる・・といった痛快で面白い物語です。
書店で手にとって見て頂ければと思います。

文藝春秋文春文庫 装幀・大久保明子


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10 thoughts on “加藤佳代子(1期・A)が文春文庫で井川香四郎「大名花火」の装画を!

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    長光雅世

    加藤さん、3巻目、素敵ですね!
    凛々しくって若々しい表情が魅力的でした。物語、楽しそうです。

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    東久世

    シリーズ3巻!おめでとうございます。
    やはり時代物は、見ごたえあり、そして描きごたえがすごそうです。
    細かい所もたくさんあるし。。
    今年度はクラスがはじめて一緒なので、色々直に勉強させてもらいます!

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    ハヤシユカ

    加藤さん、素敵です。前にもMJHPでも紹介してくださった猫ちゃんに私も目がいってしまいます。

    クラスが今回から変わってしまってすごく寂しいし残念です。先週のMJでもみんなでそんなお話しました。Bクラスにも振替できていただけたら嬉しいです。

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    加藤佳代子

    先生、川井さん、早速の掲載をありがとうございます。

    ★長光さん
    お忙しいのにコメントありがとうございます。
    男性の顔はなかなかうまく描けません。もっと精悍で男っぽい男性も描けるように努力中です。

    ★川井さん
    時代物の絵は見る人は見ているので、間違えるとマズイ・・。着物や帯など決まった形がありますが、それを調べる楽しみ、そしてうまく描けた時は充足感がありますが、過去には描き忘れや描き間違いなど、冷や汗モノもありました・・。

    ★東さん
    時代物の絵は制約が多いので(理解した上での省略というのもあるのでしょうけど)自分は描き込んでしまうタイプなので、時間がかかってしまうのと、出来上がった時に絵の細部に間違いや漏れはないかのチェックが欠かせません。

    ★ハヤシさん
    前にも書いたけれど、主人公の「寅右衛門」の名前はドラエモンがヒント、と作者の井川さんがおっしゃっていたので、しめた!と思って毎回猫入れてます。
    Bクラス、せっかく馴染んで皆さんとも親しくなってきたのに残念です・・。振り替えを自分も楽しみにしてます。

    ★えいいちさん
    猫は難しいですね。リアルになりすぎても駄目だし、可愛すぎても駄目だし、えいいちさんの描く動物は簡素なのに生き生きとしているのが凄い!

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    大内郁美

    おめでとうございます!
    加藤さんのイラストレーションを拝見する度に
    奇をてらわず、ちゃんと伝わるように描くことの大切さを感じています(大前提なんでしょうけれど…汗)しかもいつも丁寧で惚れ惚れしてます。

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      加藤佳代子

      大内さん、コメントありがとうございます。
      イラストレーションを始めた頃は、奇をてらったりデザインっぽいのも描きましたが、次第にごく当たり前の普通に描く絵になりました。そんな私ですが、大内さんのお洒落な絵にはとても憧れます。

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    橋本裕子

    塀の向こうは大川なのかな・・・とか、江戸時代の花火はこういう感じなのね・・・とか、向かい合う老人は何者か・・・とか、いろいろ想像して面白いです!

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      加藤佳代子

      橋本さん、コメントありがとうございます。
      川開きの日に、大川に架かる永代橋近くの老人の屋敷に招かれた寅右衛門。橋本さんのご指摘通り、塀の向こうは隅田川です♬
      江戸時代まで日本の花火は、黒色火薬(火薬に炭を混ぜた)だけで作られる「和火」だけで、燃焼温度が低いため、暗いオレンジ色の花火しかありませんでした。
      ちなみに、明治になって、外国からアルミニウムなどの金属が入ってくると、これを混ぜ色々な色が作り出せるようになり「洋火」と呼んだそうです。