この本は、和田誠さんが文字通りいろいろな人に 聞いたり聞かれたりしている本。
<聞いたり>と<聞かれたり>の二部構成になっている。
2012年1月30日に和田さんがMJにゲスト講師に来てくれた時の模様を録音しておいた。
生徒が事前に紙に書いて来た質問に和田さんが答える、といった授業だった
13期生以上の生徒は実際にその場にいた人も多いはず。
とてもいい授業だった。
それが、この本の<聞かれたり>に23ページに渡って掲載されている!
諸々の事情で冒頭の5ページ分しかここでは紹介ができないが・・・。
この本の<聞いたり>の相手がスゴイ!
勝新太郎、森繁久久彌、立川談志、太地喜和子、内藤陳、岩城宏之。
みんな故人ばかりだが、これは偶然だったとの事。
インタビューしたのも80年代と、今となっては随分昔なんだけど、内容はとってもおもしろい!ぼくは勝新と森繁が特におもしろかったな。
<聞かれたり>では、和田さんが監督したた映画「麻雀放浪記」「怪盗ルビイ」「怖がる人々」「真夜中まで」のそれぞれの映画について、マスコミ関係者から聞かれた事に答えている。こちらもとても興味深い話が満載されている。
その<聞かれたり>の最後に我がMJが「イラストレーション塾」として異例に登場するのだ。
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ゲスト講師に来て頂いたときの模様は下記から