おかもとせいこ(18期・B)がセンジュ出版で林和子著「すっぴん」の装画を! 15


こんにちは。18期Bクラスおかもとせいこです。
5月30日よりセンジュ出版より発売しました

林和子著「すっぴん」の装画を担当させていただきました。
MJブックをみて、と声をかけていただきました。

 
レオン自動機株式会社の会長であり、和菓子職人でもあった林虎彦の生涯と偉業を妻、和子の目線から綴ったドキュメンタリー小説です
 
虎彦は、金沢で立ち上げた人気和菓子店「菓匠虎彦」の職人として和菓子作りに励む日々のなか、毎日、毎日、生地であんこを包み、
数人の和菓子職人を雇い入れながら寝る間も惜しんで饅頭を包んでいます。
 
それでも、注文の数を作るのには間に合わないほど働きづめで、和菓子職人として必要な創造する時間もないことに疑問をいだきます
 
まるで機械のようじゃないか‥機械みたいに包むことが求められるなら、いっそのこと機械に包んでもらえばいいじゃないかと、
饅頭をつくる機械づくりへとのめり込むようになります。
 
たくさんの苦労を夫婦二人三脚で歩む日々のなか、ついに饅頭を包む「包あん機」を開発します。
(レオン自動機のホームページで動画を見られます。すごい機械です。)
そして、日本の、世界の食文化の発展と安全に貢献していきます。
 
すっぴんというタイトルは、和菓子職人の妻としての覚悟した瞬間の和子の決意と覚悟の言葉です。
今回、夫婦二人をお饅頭にみたてて、ひとつのお皿に寄り添うように。
また和子の目線からのみた物語なので、和子が虎彦を見て歩く二人の後ろ姿を描きました。
 
物語の舞台は、主に金沢と日光、宇都宮ですが、作中に出てくる和菓子も、実は金沢、日光で今も販売されています。
私は日光より取り寄せて食べました!
 
現在この本を購入できるのは、
「林虎彦オフィシャルホームページ」のみです。何かを目指し生きることの覚悟、大変さ、素晴らしさを教えてくれる小説です。
一度ご覧いただけますと嬉しいです。
 
 

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15 thoughts on “おかもとせいこ(18期・B)がセンジュ出版で林和子著「すっぴん」の装画を!

  • Reply
    おかもとせいこ

    峰岸先生、川井さん、サイトへのアップありがとうございます。MJ生になって4年、広島在住なのでほとんどがパソ通での授業ですが、先生が指導くださることや、MJサイトの冒頭文を読みながら、自分なりに頑張ってきて良かったと思っています。
    引き続き今期もよろしくお願いします。

  • Reply
    前田なんとか

    ふんわり甘い和菓子の表情が良いです!
    後ろ姿の二人もほんわかしてて、色もキレイだし素敵な装画で装丁ですね☆

    • Reply
      おかもとせいこ

      前田さん
      ほわっとした形や色になるようにお饅頭、いろいろ調べました!
      ピンクとブルーは少しだけ混色してます。

  • Reply
    菅原さこ

    優しい色合いから夫婦の物語が伝わってきます。
    お饅頭美味しそう!こんもりしたフォルムにお饅頭への愛しさも感じます。

    • Reply
      おかもとせいこ

      菅原さん
      奥様の目線から書いてあるお話なので、愛情ある感じに仕上げたかったです。
      お饅頭、美味しそうに見えて‥良かったです!

  • Reply
    小牧真子

    おかもとさん、おめでとうございます!
    ぬくもりのある素敵な装画ですね。
    包あん機という機械、こんな風に開発されたなんて
    じんわりきてしまいます。

    夫婦ふたりが寄り添うようなおまんじゅう
    シンプルだからこそ、おまんじゅうのシルエットに
    いろんな愛情を味わいにして描くのはむずかしいと思います。
    さこさんも書かれているように美味しそう!とてもいい絵ですね

    パソ通だと、おかもとさんになかなかお会いできないですが、
    MJ展や何かの機会でお会いできるといいなぁ

    ちなみに学生時代をすごした広島は、第二の故郷なんです。
    ときどき広島風お好み焼きが無性に食べたくなります〜
    風光明媚な瀬戸の島々が美しいので
    広島へ行くときは、朝か夕方のフライトで景色を楽しみます。

    • Reply
      おかもとせいこ

      小牧さん
      ありがとうございます!小牧さん、大学が広島でしたよね。覚えてます!広島風お好み焼き笑
      広島焼じゃないんですよね。
      今日飛行機で東京に来てますが、夕焼けや満月の時のフライトだと幻想的ですよね。
      すっぴんというタイトルでもあるので、お饅頭もシンプルに真っ白です。

  • Reply
    浮世さやか

    おかもとさんと面識はないですが失礼します、感想だけ…^ – ^
    お饅頭を夫婦に例えて、一つのお皿に寄り添うというの、素敵ですね。こんなにシンプルに仕上げられるのがすごいなぁと思いました。

    • Reply
      おかもとせいこ

      浮世さん
      私の方こそはじまして🙇‍♂️
      コメントありがとうございます。
      ラフでは、お饅頭は正面から描いたもの、斜めから描いたものを描きました。正面の方が仲良く並んでる感じで結果良かったなと思います。
      授業では時々東京へ行きますので、どうぞよろしくお願いします!

  • Reply
    橋本裕子

    おかもとさん、おめでとうございます!
    シンプルで優しい雰囲気で良い装画ですねえ・・・
    お皿にくろもじか和風のフォークを添えたくなりますが、寄り添う二人をイメージするためには必要ないのかも・・・
    林虎彦氏の生涯をホームページで読んで唸りました。
    今や全世界に広がっている機械を作った人なのですねえ・・・すごい熱意の人ですねえ。

    • Reply
      おかもとせいこ

      橋本さん
      ホームページご覧になられたとのこと。ありがとうございます。
      そうなんです。林虎彦さんは食品機械を独学で開発しただけでなく、その苦労もすごいもので‥。
      さらに今でも虎彦の付く名前のお店で(人に譲った店)で銘菓があるという、ふたつの顔があります。
      ドラマになっても不思議でない小説です。

  • Reply
    石橋 澄

    おかもとさん、おめでとうございます!
    広島から時々いらしているの覚えていますよ~ すごい、もう、すぐ掴み取って食べたいくらいの和菓子感!全体のやさしい雰囲気も素敵ですね。

    • Reply
      おかもとせいこ

      石橋さん
      覚えてくださってありがとうございます。
      授業には時々ひょっこり現れるおかもとです。
      食べたい感じにお饅頭描けたこと、嬉しいです!

  • Reply
    長光雅世

    おかもとさん、おめでとうございます。
    和菓子のまんまる美味しそうな姿に惹かれました。

    • Reply
      おかもとせいこ

      長光さん
      お久しぶりです。
      まんまるお饅頭です。気持ち少し真ん中に寄ってる感じに描いてます。
      背景の二人が寄り添って歩いてるように😊