宮内カナ(18期・休学中)が『小説宝石』で短編小説の挿絵を2回! 13


こんにちは。18期の宮内カナです。  小説宝石さんから挿絵のお仕事を2回いただきました。

前回、前々回に続き田中兆子さんの「ご近所」をテーマにした短編小説です。

1枚目は2023年3月号掲載『故郷に帰ってわかったこと』
主人公は、所謂「卒婚」をして故郷に帰って暮らす女性。ある日散歩中に、近所に住む高齢
の男性と、見知らぬ男性が向き合っているところに遭遇しますが、この二人なにやら不穏な
雰囲気で…という場面です。
2枚目は2023年5・6月合併号掲載『うさぎの道草』こちらは現在発売中です。
田舎の小学3年生、うさぎは、仲良しのオオカミと下校途中、イノシシとクマに会います。
クマは、うさぎのことをとても気に入ったようなのですが…。登場人物の名が全部動物なの
は、年齢性別をわからなくしたいという意図だそうです。

MJの課題の中でも難しかったもののひとつが『老若男女』でした。特に高齢の男性が描けず

苦戦しました。今回の1枚目も大変だったんですが、課題をやっていたおかげでなんとか描
けたと思います。そして、2枚目の擬人化した動物というのは、私にとってほぼ初めての経験
で、何度も描き直しました。
MJのおかげでこういったお仕事ができて、とてもありがたいことです。これからも精進して
いきたいと思います。

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13 thoughts on “宮内カナ(18期・休学中)が『小説宝石』で短編小説の挿絵を2回!

  • Reply
    宮内カナ

    峰岸先生、お忙しい中ご確認ありがとうございます。
    横浜みささん、早速の掲載ありがとうございます。
    とてもうれしいです。
    私なりに、MJで学んだことを生かせてるんじゃないかと思います。

  • Reply
    前田なんとか

    かなぽん、飛行機とか電線とか、余すところ無く楽しめる挿し絵で、挿し絵だけ見ても楽しいです。子どもの頃、本を読む時って、挿し絵から見ていたし、それでワクワクしたのを思い出しました。

    • Reply
      宮内カナ

      なんちゃん、コメントありがとうございます!
      そして、細かいところまで見てくれて嬉しいです。
      2枚目の飛行機は、物語の中で重要な意味を持つものなので入れました。
      1枚目の電線は、地方のごく普通の川、公園に住宅街・・・という記述で、いろいろな川沿いの住宅街の写真を見て書きました。
      確かに、子供の頃って、物語を読む前に、まず絵を見ていたような気がしますね。

  • Reply
    池田吏穂

    宮内さん
    挿絵のお仕事、おめでとうございます!

    同じ作家の方からのご依頼が続いてること、本当にすごいです!!

    前回、前々回と宮内さんのこちらのシリーズを拝見させていただく度に、宮内さんの描く肩に力が入っていないゆるめな作風がやっぱりとってもいいな~~と思います。

    今回も、ちょっと不思議感のあるおじさんが描かれていたのが嬉しかったです!

    まだまだシリーズは続く予感…楽しみにしています!!

    • Reply
      宮内カナ

      池田さん、コメントありがとうございます。
      肩に力が入ってない、ゆるいって思っていただけて嬉しいです。
      実は、自分的には結構テンパってました。ラフがOKになってからの方が大変で。
      特に顔が気に入ったのが描けない、ラフの方がよく見える、と何度も描き直したり。
      でもそんな必死さが絵に出なかったなら良かったです。
      おじさんが描けるようになったのは本当にMJのおかげです。

  • Reply
    徳重千里

    宮内さん、おめでとうございます!
    ウサギさん、かわいい^ ^
    なんだか、楽しそうですね♪
    本屋さんでチェックします。

    • Reply
      宮内カナ

      徳重さん、コメントありがとうございます。
      うさぎの顔が、なかなか納得いかなくて苦心したのでそう言っていただけてうれしいです。
      ラフが通ってから何度描いても、ラフより良いと思えるものがかけなくて、
      最終的に、ラフをコントラストあげてきれいにした画像を、合成しました。

  • Reply
    もとざわひろみ

    宮内さん、素敵なお仕事をおめでとうございます。
    同じ作家さんのお仕事とのこと素晴らしいですね。
    宮内さんの老若男女の描き分け、勉強になります。
    個展の際のおじさんシリーズもとても良かったです。
    そして、擬人化した動物もかわいくてワクワクする絵ですね!
    星柄の模様やくまさんのしっぽかわいい!

    • Reply
      宮内カナ

      もとざわさん、コメントありがとうございます。
      細かいところも見てくださってうれしいです。星がらも物語的に意味のあるものでして。
      そして、しっぽは、ラフで入れてなくて、最後の最後に気付きました。クマとオオカミはしっぽ見えるはずだ!って。
      個展の絵も覚えててくれてうれしいです。

  • Reply
    あいはら小海

    宮内さん  遅くなってしまいました、小説挿絵のお仕事おめでとうございます!どちらも難しそうな題材を、味わいのある宮内さんタッチで料理されていて、見ていて楽しいです!!お話が気になります。読んでみたいです〜

    • Reply
      宮内カナ

      小海さん、コメントありがとうございます。高齢の男性に動物と、今回の題材かなり難しかったです。
      味わいがあって楽しいと言っていただけて、頑張った甲斐がありました^^
      お話、面白かったですよ。登場人物がみんな味があってクセがあって。
      2枚目の方は発売中ですが、小説宝石は22日発売なので、まだ本屋さんにあるかなあ?
      もし図書館へ行かれる機会がありましたらご覧いただければ嬉しいです。

  • Reply
    邦子

    遅ればせながら、カナさん、挿絵のお仕事おめでとうございます!
    1枚目のおじさんたち、魅力的~
    経験値を積まれて、どんどん味わいが増しているように思います。
    カナさんの作品の、隅々までピントが合ってる感じが好きです。
    2枚目の擬人化動物は、新しい扉ですね。
    うさちゃんとってもかわいいです^^
    これからのご活躍も楽しみにしております!

    • Reply
      宮内カナ

      邦子さん、コメントありがとうございます。
      隅々までピントがあっている…それは多分、どこを簡略化していいかわからず、バカ正直にすべてを描いてしまってるからかも(笑)。でもそういってもらえてうれしいです。
      おじさんもうさぎもなかなか納得できず大変だったので(動物はほんとに、初めての経験でした。でも描く機会があってよかった~)ほめてもらえてうれしいです^^