<峰岸イラストレーター50年史>6月26日(日)Bクラス 35


6月26日は、峰岸先生のイラストレーターとして50年、ご自身の歴史をお話になる講義でした。
21歳の時に仕事らしい仕事を初めてから丁度50年! 50年とお聞きしてビックリです。半世紀ですよ! 
この間、ずっと一線で活躍されているなんて信じられませんよね?

と、ここまで書いてきましたが、
尋常でない文才の持ち主・鹿又画伯ことカノポンが、Aクラスの冒頭文を書くと聞いて頭を抱えた私。
面白おかしく、時にはジンとなりながら鹿又君の文章はずんずんテンポよく進み、みんな笑いこけながらずんずん読んじゃったろうなぁ。同じ事を書いてもカノポンにはかなわないしなぁ。
真面目だけが取りえの私は何をどう書いたら良いのやら~、パソコンの前で固まり状態です。

そういうわけで50年史の内容は鹿又くんに任せるとして、Aクラスでは話されなかった事とか、ニッチな部分をご紹介します。

その①
授業の前、まだ先生が来ていない時に先生の若かりし頃(と言っても40〜50歳代)の写真暴露!
先生とお付き合いが長い(20年以上?)夏秋さんが持ってきた先生の写真。
何となく昭和の匂いがするイラストレーター仲間の集合写真です。
(夏秋さんの旦那様、イラストレーターの福井真一さんも写っていて、ものすごくハンサム!夏秋さんの面食い発覚)
気取った感じで写ってる先生にみんな「オーッ!」でした。

その②
高校時代の留年には驚きですね。
映画好きの先生は年間200本以上の映画を見、この頃に普及してきたテレビにのめり込む。
今も変わらずお笑い好きな先生は「スチャラカ社員」「てなもんや三度笠」「夢で逢いましょう」「シャボン玉ホリデー」など見てたそうです(私も懐かしー)。
高校時代は積極的な漫画の友達が出来、長新太、久里洋二、和田誠、に代表される大人の漫画として、一コマ漫画、単純な線描きの漫画等、色々なタイプが有るのを知って、これなら自分も描ける!と、一挙にのめり込んだらしい。
雑誌「週間漫画」に投稿し17~18歳で入選の常連だったが、選者はなんと「週刊新潮」の表紙を創刊から25年にわたって描き続けた谷内六郎だったそうです。

その③
仕事デビューはセツの生徒時代「MCシスター」(メンズクラブの妹版)に載った2色の見開きページ。
アイビー青年にはもってこいの仕事でした。 21歳、春のことでした!
ちなみに青学は2年で中退。
23歳頃からイラストレーションで生活できるようになり、以降は怒涛のごとく仕事をこなしていく時代に入りました。
「平凡パンチ」のイラストルポ、この若さで絵と文章のページを持ち(先生の独特な文才はここから始まった?)、石川次郎氏と共に「ヨーロッパ退屈日記」(私もまだ持ってるー)を書いた伊丹十三氏への取材など、他には「週刊プレイボーイ」「明星」「高2時代」「メンズクラブ」等々、今の時代では考えられないほどの仕事量ですねー。
紙文化真っ盛りの時代だったですよね。

その④
先生が参考に持って来られた「年鑑イラストレーション」。
イラストレーションが盛んになってきた時代の大判美術本的な重くてどっしりとした本が2冊。
1969年版のローリング・ストーンの絵が印象的でした。
1980年版は先生曰く「軽いポップなバルデュス」そんなイラストレーションがカラー見開きで掲載されていて、目を惹きます!
この2冊の本、あまりに重すぎて(他にもいろいろ入っていた)帰りの居酒屋まで春山さんが運んでましたー。

その⑤
30代に入った辺り、忙しく過ごすうちに、仕事に疲れ、絵に迷い、仕事はしているが作風に一貫性が無くなり30代半ばで仕事が減っていきます。
イラストレーターとして核になるものがない・・と悩んだ低迷時代・・。
しかし、1980年、前述の「年鑑イラストレーション」をきっかけに不死鳥のごとく蘇った36歳は、エポックメイキングの年になりました!!
ここから今の先生のスタイルが定着して核となり、一気に仕事量も増え、発展していく重要な年でした。

その⑥
途中、先生疲れちゃって「ちょっと休憩」で、生徒たちとの雑談や先生持参の本をみんなで回し見て、授業再開。
和田誠著「仕事場対談」の本の中の一節、和田さんと先生の対談を読み上げる先生。
Aクラスで喋りすぎたか? 
セツでご一緒だった奥様の春代さんとの馴れ初め、お聞きしたかったのに時間切れ、残念、次回に乞うご期待!

2時間の講義、若い方たちには新鮮なお話でしたよね。
イラストレーションが市民権を得て活躍していく時代と共に歩んでこられた(突っ走ってきた?)先生のワクワク話にみんなが魅せられました。
これからは生徒たちみんなが先生の後を追って良いイラストレーションを描き、発展に力を添えられればと思います。
先生、長時間のお話、ありがとうございました。

1期Bクラス・加藤佳代子

 

以下のものは、授業の際には持っていかなかったものばかり、50年史後編ですよ。

峰岸達

 

 

極東上212

極東下213

1986年、41歳
1月からほぼ1年間、朝日新聞の連載小説の挿絵を担当。
初めての新聞連載小説!これでイラストレターとして安定路線
に乗った、と確信をした。
上記2点は、単行本化された時のもの。
朝日新聞社刊。デザインは平野甲賀氏。

 

緋い217

1991年、47歳。
高橋氏より「キリコっぽい雰囲気で」という注文があった。
バリュテュスの次はキリコかよ、上等だ、やってやろう!
という次第でこんな絵が仕上がった。
文藝春秋社刊。デザインも峰岸自身。
この小説は直木賞を受賞した。やったー!
この後、高橋氏は「蒼い記憶」「前世の記憶」と記憶3部作を
完成させた。装丁、挿画は全部ぼくがやった。
それらの原画3点とも高橋氏が所蔵している。

 

翼ある214

1993年、49歳。
神奈川新聞を初め地方紙10紙に連載された新聞小説の
挿絵を担当。これでぼくは、講談社出版文化賞さしえ賞を
受賞!やったー!
上記のものは単行本化された時のもの。
講談社刊。デザインは峰岸。

 

PHP206

1996年、51歳
ぼくに表紙が変わったら、売れ行きがぐんと伸びた、と
編集長に言われた。お世辞ではないようだった。
始めて2年間は隔月刊だったが、その後、月刊になり2009年
3月号まで約13年間続けた。
PHP研究所刊。デザインは上田晃郷氏。

 

青空画報210

1996年、51歳
ぼくのそれまでの作品がいっぱい入っているCD・R(残念ながら
今のパソコンでは見ることが出来ない)。
制作は(株)愛があれば大丈夫。発売は東芝EMI。
パッケージデザインは、先日亡くなった佐藤晃一氏。
年が明けて1月、クリエーションギャラリーG8で同じタイトルの
個展を開催。大量の作品を展示した。
このオープニングパーティーには灘本、宇野、和田、はるみ、水丸の
お歴々を初めイラストレーターだけでも相当の人が来てくれてたいへん
盛り上がった。この50歳前後何年かががぼくのイラストレーター
としてのピークの時代かも。

 

横山208

1997年、52歳
「週刊文春」連載の単行本化されたもの。
やすしが亡くなって間もなく連載が始まった。芸人好き、
お笑い好きなので、とてもノッテ出来た。挿絵の仕事は
たくさんやったが、とても印象深い仕事の一つ。
文藝春秋刊。デザインは峰岸。タイトル文字は阿形竜平氏。

 

昭和少年215

1999年、54歳
この本は、ほとんどが膨大なアリモノの作品をトリミングしたりして
構成されているのだが、担当編集者もぼくもたいへん手間がかかった。
白泉社刊。装丁は(株)アノン。
翌年、ぼくの郷里、群馬県高崎市市営の高崎シティギャラリーで、
同じタイトルの個展が開かれた。広いスペースにこの本の原画全てが
展示された。市が宣伝してくれたおかげで、小中高の同級生や近所に
いた人を初め、大勢の人が見にきてくれた。

 

古石破218

2005年、60歳。
MJの前身「峰岸達イラストレーション塾」が地域のカルチャー教室としてスタート。
運営はセンターに任せっきりで、当初の生徒はたったの8人だった。
1年後、手書きの募集要項をたくさんコピーして旧知のイラストレーションギャラリー
数か所においてもらう。その後、生徒の数がどんどんと増えていく。

 

middle_1311277384

2011年、66歳。
峰岸達2本立展というのをやる。ギャラリーハウスMAYAで
「古い歌が聞こえる」を、MAYA2で「天才伝説横山やすし
原画展」を行う。オープニングの日、写真を撮り忘れちゃった
のだけど、地下のMAYA2は、こんな状況になってしまった。
MJ生もいっぱい来たのだけど、この地下室に入るのには、勇気
が要ったと思う。

 

イラストレーションズブック216

2013年、69歳
MJ生の作品ファイルがパイインターナショナルから発行される。
塾を始めたころには、想像だに出来なかったことが実現された!
2号目から誌名を「MJイラストレーションズブック」と改め、現在4号目を制作中。
掲載者はどっと増え136人になる予定だが、平均点は絶対に下がらないと確信している。

 

2

ついでに6月26日のBクラスの授業の様子。
ぼくが開いているのが、うわさのミネノート。

以上なんだか自慢気な話が多くなって恐縮だが、まあ、比較的恵まれたイラストレーター人生を送ってきたのではないかと思う。

ここ数年は、イラストレーターよりセンセー稼業にウエイトがかかっているが、峰岸達71歳まだまだ描きます!

画像キャプション /  峰岸達

 

 

 

 


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35 thoughts on “<峰岸イラストレーター50年史>6月26日(日)Bクラス

  • Reply
    鹿又

    先生お疲れ様です。
    50年史…本当に面白かったです。
    迷った時には良く憧れの人が書いた本を読んでヒントを探したりしますがMJでは直接描いているところも見れたし、話しも聞けた。毎回飲み会では質問すればなんでも応えてくれるミネちゃん。なんて楽しいかなMJ。
    次の50年史も楽しみにしていますよ。

    レジェンド、冒頭文、やるじゃん笑
    なっちゃん、写真、反則。今度見せて。

    • Reply
      夏秋妥世

      うちのマッサージチェアで笑いながら仰け反っている先生、丸めた新聞紙で頭を叩いた人を当てるゲームで「俺、こういうの好きじゃないんだよなー!」って言いながら、うつ伏せになる先生、
      この二枚の写真を、一番持って行きたかったんだけど、大切にしまい過ぎて見つからず残念だったわ。

  • Reply
    川井純子

    先生、加藤さん、お疲れ様です。冒頭文と画像やキャプションをありがとうございます。
    Bクラスの投稿はないのかもと思っていましたら、やはりありました。
    こちらは、書いてある通りに、夏秋さんのお持ちになられたお写真を拝見させていただいて、ほんとうにとても感慨深かったです。
    先生は美青年と思いました。(青年という年齢ではなかったとのことでしたが。。)
    夏秋さんはとても少女で、とてもきゅんとしました。
    貴重なものをほんとうにどうも有難うございます。

    • Reply
      夏秋妥世

      どこからか「股上深い」って声が聞こえました。笑
      どの時代でも、先生ってオシャレですよね。
      あの日は、パイナップル柄のアロハだったし。

  • Reply
    夏秋妥世

    50年なんですね。本当に凄いです。
    私は、仕事を始めて12年くらいでイラストレーターをやめて、一切その世界から離れていました。
    その間も、峰岸先生はずっーと活躍されていて、その活動や作品、沢山の素晴らしいものを実際、目で見ることを逃してしまったことを改めて残念に思います。そして、再び出会って、自分が、また絵を描き始めるきっかけになった事、感慨深い思いです。

    加藤さん、冒頭文、大変なお役目、ありがとうございました。
    『仕事場対談』の朗読を始めた先生!!微笑んじゃいますよね。笑
    >Aクラスで喋りすぎたか?
    ここ、受けました!笑

  • Reply
    前田泰子

    峰岸先生、50年史の授業ありがとうございました。
    たまに先生の若いころのお話を聞く機会はありましたが
    今回のように順を追って、当時のノートや実際のお仕事の作品を
    合わせて見ながらお話を聞くと、とても感慨深く、貴重な時間となりました。
    とくに、「このままじゃいけないと思った」というようなことを先生が若いころに思っていた
    というのが印象に残っています。
    私にとって先生は、当たり前なのですが始めから先生で、
    もちろん早いうちからお仕事をされて第一線でご活躍されてきているので、
    自分の境遇とは比べられるものではありませんが、
    なんだか勇気?やる気?明日への活力?のようなものをいただいた気がします。
    ありがとうございました。

  • Reply
    えいいち

    とても含蓄深い話を峰岸先生ありがとうございました。言われてみれば納得というか、ああ確かにというのは、先生がバルテュスに影響を受けていたということです。私も特に初期のバルテュスが好きです。あとやはり、つげ義春ですね。

  • Reply
    鄭 昇

    先生、50年史ありがとうございました。
    後編も聴きたい!と思ってましたので、
    掲載いただき大変嬉しいです。
    ビデオをまわした方が良かったのでは…と今更ながら思いました^^;
    先生の初期の頃の作品も濃ゆくて、
    見ていて楽しかったです。
    そして加藤さん、すごく大変な冒頭文を分かりやすくまとめていただきありがとうございました。

  • Reply
    たなかきょおこ

    授業に出られなくて残念だったので、ブログのアップを心待ちにしていました。Aクラスのと合わせて、記事だけでもとてもおもしろいです。そして貴重な資料もたくさんでありがたいです。
    発展途上と先生がおっしゃる初期の作品も、色の洗練具合とか、整理された画面とかすでに出来上がっているし、後期のは峰岸先生の素晴らしさが更に、、。
    自分が描けば描くほど、年々先生のすごさに気づいていくような感じです。
    これからの作品もとても楽しみにしています!

  • Reply
    安藤彰利

    峰岸先生、50年史の授業ありがとうございました。
    若い頃にされたお仕事の絵等見れたりして、大変勉強になりました。
    私より若い歳にはもうイラストレーターとして安定路線に乗っていたなんてさすがは先生!
    私自身もっともっと頑張ろうと思いました。

  • Reply
    浅野みどり

    最近仕事が重なって、MJブログチェック出来ていませんでした・・。すみません!
    Aクラスのコメント、鹿又さんがかっこ良くしめた形になっていたのでBクラスの方のコメントに失礼致します!
    50年史の授業も打合せが入ってしまい行けないかもしれないと思っていましたが、時間が後ろにずれたため打合せまでの空いた時間にうかがう事ができました・・。途中で退出しなければならず全部のお話が聞けなかったのが残念でしたが、Aクラスの鹿又さんの冒頭分やBクラス加藤さんの冒頭分で聞けなかった分のお話が臨場感を持って感じられました!ありがとうございます!!
    ミネノート、私も興味津々でした!(途中までノミネートって読んじゃってて、私のいなかった時間に何かのノミネートの話をされたのか??と一人勘違いしてしまいました。ミネノート、ガッテンです。)
    もし機会があれば、今回話しきれなかったお話をまた伺いたいです!!

  • Reply
    宮前伊津子

    先生おつかれさまでした。
    キリコっぽい作品、すごい・・・。
    MAYAの個展では道路いっぱいMJ生があふれてましたね。

    加藤さん、冒頭文ありがとうございます。
    (AがカノポンでBが加藤さんって、順番ミラクルですね~)
    仕事場対談の朗読、Aでもありました笑
    春代さんとのお話、聞きたいですよね~

    夏秋さん、写真ぜひ見たいです!!

  • Reply
    大内郁美

    先生どうもありがとうございました!
    今期の日程表を見てからずっと楽しみにしていた授業でした。
    これまでのお仕事等について改めてきちんと聞く事ができ、
    講評でのたまに厳しい意見や突っ込みも、この先生のイラストレーターとしての長い経験に裏打ちされたものだと思うと
    やっぱり先生の言う事は聞いておいた方がいいかもしれない…(笑)と感じました。
    過去の貴重な資料も沢山拝見できて嬉しかったです。
    加藤さん、冒頭文すごく分かり易くまとまっていて楽しく振り返ることができました。
    夏秋さん、写真どうもありがとうございました、楽しく拝見しました!

  • Reply
    袴田章子

    いやぁ、なんて濃いのでしょう。
    授業も、記事も、ありがたすぎて。
    すごい授業を受けているんだなぁと改めて感じました。特に印象に残ってるのは、エポックメイキングの頃のお話でした。
    先生にも、行き詰ることがあったと言うことももちろんですが、その打開もやはり、勇気きづけられました。というか、私の行き詰まりなんてミジンコだなぁ〜と思いました。
    ナイショのノートもちらっと覗きつつ、大事な本の意外とワイルドな保管にも笑いつつ、やっぱりスゴイなーとなんだかホロリとするところもあり、なんとも贅沢な時間でした。
    先生ありがとうございます!
    加藤さん、刺激的だった時間が蘇る文をありがとうございます。
    夏秋さん、大切な本などいろいろ見せてくれてありがとうございました〜。

  • Reply
    みやしたゆみ

    先生、50年史の授業をありがとうございました!
    加藤さんのとってもわかりやすく読みやすい冒頭文にも感謝です。
    半世紀の長きに渡り第一線で活躍されているって本当にすごすぎます。
    貴重な資料もたくさん拝見させていただきました。
    中でもやっぱり“不死鳥のごとく蘇る”きっかけとなった1980年の「年鑑イラストレーション」に鳥肌が立ちました!
    たくさんの勇気と励ましをいただいた授業でした。

    夏秋さん、すてきな写真と貴重な本をありがとうございました!

  • Reply
    白尾可奈子

    先生、貴重な講義をありがとうございました。50年史の濃さに、圧倒されました。
    ターニングポイントになったと言う1980年の作品、本当に素敵でした。先生は今見ると恥ずかしいとおっしゃっていましたが、今でも新鮮さを失わない絵で、すごいと思いました。バリュテュスのような奇妙な雰囲気もありながら、少しポップな可愛らしさもあって、色づかいも斬新なのに奇抜ではなく、、。この後、仕事の依頼が急増したという話にも、当然だと思いました。
    Aクラスのページに掲載されていた漫画も好きでした。構図も色も、独特の間も、どれも洗練されていて、先生のセンスに改めて脱帽です。
    イラストを初めてまだ数年なのですが、もっともっと頑張ろうと刺激をもらいました。
    どうもありがとうございました。

  • Reply
    ゆうきみや

    峰岸先生、50年史の授業とても楽しかったです!
    先生の作品を改めて時系列順に見て、初期の頃の作品は恥ずかしいとおしゃっていましたが、仕上がりの美しさと丁寧さに先生の絵に対する真摯な気持ちを感じました。
    どんどん出てくる作品たちの圧倒的な数に先生の歴史の深さに圧倒されながらもっと自分もたくさん描かなくちゃだめだ・・・と隣で切に思いました。
    席が幸運にも隣だったのでノートがちらりと見えてしまいましたがそんなに見てませんので!見てませんので・・・!
    自分の仕事をノートにつけるというところがとっても参考になりました!
    授業の時の出席簿もそうですが先生のきちっとしたところ等々、拝見して自分のずぼらさを直さなくてはと身が引き締まります。
    mjには本当に色々なことを教えてもらっていて、最近ますます通うのが楽しいです。
    本当にありがとうございます。

    先生の行き詰まった時のお話、目から鱗が落ちるようでした。
    そしてそれを打開した流れも。
    自分ももっと頑張りたいと思います!

    加藤さん、冒頭文とても分かりやすく、読んであの日の授業をすぐ振り返ることができました。ありがとうございました!

  • Reply
    徳重千里

    峰岸先生、ありがとうございました!
    Bクラスも、見学させていただいて…どちらも、充実した授業でした。
    聴く人たちが違うだけで、全然雰囲気も変わってしまうものなんだと改めて。
    画像にある最初の生徒募集のチラシ、なんて贅沢な!手描きとは。ヴィンテージものですね。
    そして、先生、まだまだ描いてください!!

    ピリッとシャープな冒頭文、加藤さんテイストの視点、どうもありがとうございました!
    まとまっていて、とてもわかりやすいですねー。
    ちょっと、襟を正さなきゃ、自分。と思います。

    Bクラスは、夏秋さんがご持参くださった希少本+証拠写真のプレミアム付授業でしたね。
    夏秋さん、貴重な逸品をありがとうございました!!(夏秋さん、可愛かった。)

  • Reply
    川井純子

    実は美術大学の教科書に峰岸先生のページがあり寄稿してくださってまして、
    この場をお借りして感謝申し上げます。
    それに、授業の中でも、『MJイラストレーションズブック』が参考書で使用されていました。
    本当に凄い素敵な絵がいろいろ載っていると思って目指す方向への影響を受けたのです。
    ありがとうございます!

  • Reply
    柏原沙織

    私も浅野さんと同じく、Aクラスのキリッと〆られたコメント欄から流れてこちらに失礼いたします。
    体調不良でどちらも欠席してしまったことが本当に悔やまれる授業でした。。押してでも出れば良かったと今さらながら、大変な後悔です。。
    でも鹿又さん、加藤さんの臨場感あふれる&情報量満載の冒頭文と、先生の作品掲載&キャプションで、読みながら50年の重みをひしひしと感じています。お二人とも、本当にありがとうございます。
    私は先生の昭和レトロの町や建物が大好きです。きっちりした存在感のある感じが、近代建築の独特の雰囲気を掬い取られているような気がして、見るたびに凝視です。また少しずつでもこぼれ話ででも、50年史の内容、お伺いできると嬉しいです・・・!

  • Reply
    石橋 澄

    先日は振替えにてお邪魔しました!
    先生の50年史・・・ すごく興味深く、聞かせていただきました。そして何より・・面白かったです!持ってきていただいた資料の数々も!素敵な本がずらずらと。先生、重いでしょうに、お持ちいただいてありがとうございました!(もっと見たかった。。。) なんだかパッションというか熱気というか、印刷物からヒシヒシ伝わってきました。

    お仕事が停滞した時も、先生はちゃんと描き続けて、それが目にとまり、本に載り、復活・・・!というところ、感動してしました。ご縁もあるかと思いますが、描き続ける力、大事なのですね。勇気づけられました!

  • Reply
    春山拓思

    峰岸先生
    先生の50年史、とてもずしっと胸にきました。
    貴重なお話をたくさんありがとうございました。
    またたくさんの資料も観ていて興奮しましたね。
    バルテュスに影響を受けて描いたイラストレーションは新鮮で「おお〜」とうなりました。
    資料を沢山見ていて特に感じたのは先生の描く女性は品があって魅力的だと思いました。
    TISに載っている、「てるてる坊主の照子さん」、「横山やすし天才伝説」が好きで
    みているとじーんと涙腺にくるものがあります。
    それだけ人に届くイラストレーションを描けるようがんばらなきゃと帰り道におもいました。
    ありがとうございます。

  • Reply
    橋本裕子

    2011年MAYA2での「天才横山やすし原画展」は衝撃的な面白さでした!!!
    加藤さん、丁寧で細やかな冒頭文ありがとうございました!

  • Reply
    中村いずも

    50年史の授業、ありがとうございました。
    貴重なお話をたくさん聞けて、しかも、かなり分厚く重い資料も何冊も持ってきて下さり、本当にありがたいことだと思いました。
    年鑑日本のイラストレーションに掲載されていた絵、その頃のお話、とても胸をうたれました。また、加藤さんの冒頭文と共に、色んなお話も蘇りました。週に3回くらい映画をみていた、とか、大学はセツの通り道だったんだよね、とか…マンガ仲間を季刊誌で募集していた方が突然家に来て、縁側でマンガについて熱く話した、というのも面白いエピソードでした。
    そして、夏秋さんが持ってきて下さった写真、まさにオーッ!笑でした。
    先生の言葉やアドバイスを大切に、もっと頑張ろうと改めて思いました。

  • Reply
    峰岸達

    鹿又くん、川井さん、夏秋さん、前田さん、えいいちくん、鄭くん、たなかさん、安藤くん、浅野さん、宮前さん、大内さん、袴田さん、みやしたさん、白尾さん、ゆうきさん、徳重さん、柏原さん、石橋さん、春山くん、橋本(裕)さん、中村さん、みんな、みんなありがとう!2度、3度、4度、5度も入れてくれたキミたち、改めてありがとう、ありがとう!
    Aクラスは全員にコメントを返したんだけど、今、MJブック4号目の掲載予定作品チェック(3号目残留104人)の締切りが15日でその対応に追われていて、Bクラスには時間の余裕が無くなってしまったんだよね….。
    身に余るコメントの数々、恐縮の至りです。涙が出ます。
    加藤さんの冒頭文、Aクラスの時にもい言ったけど、ほんとありがとう!
    コメントはこれで締めではないよ。まだ入れてない人よろしくね!
    又、恐縮の至りで涙流します。

  • Reply
    木原まさやす

    振替でAクラスに出席しましたが、Bも面白かったんですね。加藤さん、冒頭文、ありがとうございます。
    夏秋さん秘蔵の写真見たい!
    ここの掲載作品と先生のコメント=峰岸劇場、Aの続きなんですね。
    鹿又・加藤ご両人の冒頭文と合わせて、倍楽しめた気がしました。
    みんなの言ってる、存在感ある建物や、品のある女性、丁寧な仕上げ……そうだよなあ、と思いながら、見直してました。俺も同じてんびん座なのになあ、とおもいつつ(笑)。
    先生改めてお疲れ様でした&ありがとうございました!

  • Reply
    奥山ひかり

    加藤さん、冒頭文ありがとうございます。先日の授業がありありと蘇ってくるようです。
    濃すぎる50年史、貴重な資料もありがとうございました。
    初期の作品にも時代感や空気感が描かれていてとてもかっこいいです。
    50年という間、第一線で活躍されてるけど、紆余曲折あったのだな〜と感じたり、影響を受けたものや人、色々な人との出会いのお話もとても興味深かったです。刺激をたくさんいただくことができました。本当にありがとうございました!

  • Reply
    坂内拓

    歴史が濃いなー・・厚みすごい。
    そしてMAYAのメンバーも濃すぎ!笑
    とりあえず謝って扉閉めそうになりますね。
    刺激もらいました。

  • Reply
    波田佳子

    出遅れてすみませんっ(汗)加藤さん丁寧な冒頭分ありがとうございました!
    先生の50年史、どんな内容の授業になるのだろうと想像をめぐらしていましたが、
    想像よりはるかに中身の濃い内容でとても面白くためになりました!
    駆け出しの頃のお話や今の作風に変わるきっかけになったお話、順を追って話してもらえたので
    イラストレーションが盛り上がっていた時代の雰囲気とか、そんなものも一緒に感じる事ができてとても良かったです。
    50年もの間、一線で活躍されてるなんてほんとに凄い!過去の作品も解説付きで生で見れたのもありがたかったです。
    いつも先生にはテクニックを超えたもっと根本的な大事なものを教わっている気がしていますが、
    この授業でまたそれをいただいた感じです。日々へこむこと多いですが、へこんでる暇ないですよね(笑)
    ありがとうございました&これからももよろしくお願いします。

  • Reply
    長光雅世

    加藤さん、冒頭文、素敵でした!
    夏秋さんの持ってきた写真って、凄く気になります!

    「横山やすし伝説」や「あの夜のMAYA2」を見て、先生の個展の感動を思い出しました。ちょうどMJに入った頃で、「あの夜」に伺う勇気がなかったのですが、後日行ってゆっくり拝見して、MAYAでは「峰岸さんはまだまだ健在ね〜」と喜んでるご婦人に会い、MAYA2では「やすしの絵で泣くなんて」と思いつつ、凄くて涙出たな〜って。先生の原画をまたいっぱい見たくなりました。

  • Reply
    松本悠似

    峰岸先生、遅くなりましたが、50年史の授業での貴重なお話本当にありがとうございました。
    50年という長い間、ずっと描き続けてていて、ずっと活躍していて、それでいて先生としてたくさんのイラストレーターを育ててこられて(描くことと教えることは全然違うと思うのに…)、もう、すごすぎてすごいとしか言えない自分がはずかしい!最後のまだまだ描きますというお言葉、なんだかうるっとしました。MJで先生に直接ご指導いただいてお話しできること、本当に幸運なことだと改めて思います。うれしいです。先生の絵が、好きです。

    加藤さん、丁寧な冒頭文とても読み応えがありました!ありがとうございます。
    夏秋さんの貴重なお写真、にやにやしてしまいました。写ってる人みんなステキだった!憧れます。。

  • Reply
    東久世

    あの夜のMAYA2とかほんと凄いオールスター感、Bクラスのこの記事も見ごたえありまくりです。
    これも私が、先生の事を知らない知らないと言いまくったおかげですね!(スミマセン!!)
    先生がやってきた過去の作品たちもすごいな、いいなともちろん思うのですが、
    私は先生の最後の一言、「峰岸達71歳まだまだ描きます!」にすごくグッときちゃいました。
    自分、グズグズしてられねーです!
    50年史、ありがとうございました!

  • Reply
    おかもとせいこ

    峰岸先生、授業ではお世話になりました。
    いつもありがとうございます。
    いろんな時代の先生のお話を伺って、改めてMJイラストレーションズに入塾し、先生に教えていただいて良かったと本当に感じました。
    授業の後、HBギャラリーでポートレイトを手に入れました!先生の描く人物、魅力的です。
    見て、描いて、もっと頑張ります。

  • Reply
    安楽岡美穂

    先生の50年史の授業お休みしてしまったので
    Aクラスの鹿又さん、Bクラスの加藤さんの冒頭文と、先生のキャプション付きの続編ありがたいです。
    じっくり読ませていただきました!
    以前された45年史の授業では(つい最近のようですが、もう5年も経っているのですね。。)見たことがない作品やお話しも盛りだくさんで
    ますます行きたかったなー!と後悔です。バルテュスの影響の話とか聞きたかったです。
    何から書いていいのかわからないくらい濃厚な内容ですが、
    Aクラスの記事に先生は80年代の絵はみんな肩幅が広くて恥ずかしいとおしゃってましたが
    今見てもとても新鮮で、きっとそれは先生の絵が普遍的な強さを持っているからなのではと思いました。
    50年全力で描かれてきた先生ですし今も現役で描かれているからこそ、こんなに多くの生徒に教えることができるし、教えることがあるんだなぁと改めて実感です。
    私も最後の「峰岸達71歳まだまだ描きます!」に涙目です。
    へこたれず頑張らねばと思いました。ありがとうございます。

  • Reply
    峰岸達

    木原君、奥山さん、坂内くん、波田さん、長光さん、松本さん、東さん、おかもとさん、安楽岡さん、またまた身に余るコメントの数々、恐縮の至りです。またまた涙が出ます。
    峰岸達71歳、まだまだ描き続けますが、MJもまだまだ続けます。もういいよと言われるか、何かで倒れるか、死ぬか、そのどれかが訪れるまで!