こんにちは。19期 春山です。
明日館の桜も満開になり春といった感じになってきました。
天気はなかなか落ち着きませんが、これもまた春らしいですね。
19期最後の授業の課題は「自由」。プレゼンテーション方式の形態で進められました(描いた人からのプレゼンテーションに対して質疑応答するもの)。
さて、プレゼンテーションですが、まさに四十人、四十色。制作方法、画材、考え方まで皆違っていて面白かったです。そうこなくちゃ。
また、大きく2つの課題の捉え方があって、
・先生に普段アドバイスや指摘されたところを課題にしている人。
・自分で課題を設定している人。
しっかり皆、意識と目的を持って取組んでいるなというのが印象的でした。
プレゼンテーヨンでは、あのイラストレーションは、こう作られているのか!なるほど〜!と、刺激になりました。
次にプレゼンテーションに対する質疑応答ですが、多かったのは
・画材は何を使っているのですか?
・制作の出発点・下書きからの展開
プレゼンテーションで説明してくれた方も多かったですが、
さらに丁寧に答えてくれて、さらに、なるほど〜!と、面白かったです。
そして、今回の授業の先生の言葉です。
・画面いっぱいに描く時に、余白があったほうが見栄えが良くなる。
よれよれになるのを防ぐ。逆に、いっぱいに描くと素人っぽくなる。
・資料に関して、今はネットで多くを調べられるが、
自分で足を運ぶ、写真を撮るとよい。絵が違ってくる。
・キャンバスに描く場合、ジェッソを塗った方が深みが出る。
・頭身の数は多くしすぎないほうがよい。
個人的な話になりますが、昨年の今頃、ちょうど自由の課題の時に見学にきたのですが、先生のイラストレーターという仕事、仕事を続けていくことについて話されていて、入学前でしたが、心にずしっときたのを思い出しました。
脱線の話の(いつも楽しみにしてます!)、寺山修司さんの(実はとっても変わった人という)話もおもしろかったなあというのもよく覚えています。
それから1年間で私はイラストレーターとしてどのくらい成長できたでしょうか。
課題をこなす時、先生の話を聞く時、まだまだデフォルメや工夫・何かが足りないと毎回実感しています。
今回の課題では画面の中の関係性や工夫についてもっと考えよう。とアドバイスをいただきました。しっかり飲み込んで、表現するには時間がかかると思いますが、
先の課題に活かしたいです。やることと、やれることは、まだまだいっぱいありますね。
峰岸先生、皆様、20期もよろしくお願いします。
卒業、休学される皆様、イラストレーションの活動と活躍を通して、お会いしましょう!
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