課題作品

【装画】9月15日(日)Cクラス

 

 

 


木原まさやす(18期)「勝手に生きろ!」/チャールズ・ブコウスキー
・クラフト紙、アクリル
人間の頭を体に対して小さくしすぎないとの先生のアドバイスで、
5等身位で描いてたのですが、今回は、
頭が大きすぎてコミカルとのご指摘。
ピックアップは6等身くらいのこの絵になりました。
なかなか難しいものです。

 


長田直子(20期)「 3びきのくま」/トルストイ
・オイルパステル、パステル、procreate
可愛い世界の中にも怖さの残る話なのでそれを表現するのに悩みました。
たくさんの作家さんが描かれている話なので
勉強になりました。

 


上田恭輔(22期)「百年の孤独」/ガブリエル・ガルシア=マルケス
水干絵具、ペインティングメディウム、ジェルメディウム、リターダー
先月、ペルー旅行に行った気分をそのままに題材を選びました。
人物が浮き出てしまわないように顔を薄めに描きましたが、
少しぼんやりしてしまいました。

 


倉本トルル(23期)「大リーグ不滅の名勝負」/ベン・オーラン
・Clip Studio Paint
本に登場した名選手を並べました。
もっとヴィンテージの野球カード風にしたかったですが、難しかったです。

 


池田吏穂(25期)「海」/小川洋子
・水彩絵具、色鉛筆、水彩紙、カーボン紙、
ダーマトグラフ、GIMPなど(画像加工)
海の景色も描いてみたのですが、授業で先生が
「海はみんなよく描くから」と
仰っておられ、
たしかに…となりました。

 


葛󠄀西 可奈(25期)「「違うこと」をしないこと」/吉本ばなな
・画用紙、ゲルインキボールペン、色鉛筆、Photoshop
手に取る人がほっとするような絵にしたいと思いながら描いてみました。

 


岩城諒子(27期)「檸檬」/梶井基次郎
・オイルパステル、色鉛筆
1枚目に描いた絵が小説の内容に反して明るくなりすぎたので、
2枚目はもっと暗くなるように描き直しました。
あとあまり具体的に描きすぎても面白くない気がして、
他に抽象的な絵も出したかったのですが、苦戦して断念しました。
もっと描いて研究して、力をつけたいと思いました。

 


おおたにゆうこ(27期)「メルヒェン」/ ヘルマン・ヘッセ
iPad(Procreate)
装画を描くときのポイントを先生に教えていただいて、
訂正したら装丁らしくなり勉強になりました。
自分の色を掴めそうで掴めなくてもがいていますが
画材の使い方や世界観など掘り下げていきます。

 


オマタアヤノ(27期)
「噛み合わない会話と、ある過去について」/辻村深月
・(画材確認中)
短編集なので、特定の人物にならないように工夫しました

 


nam(27期)「おれのおばさん」/佐川光晴らせていただきます
水彩紙、アクリルガッシュ、色鉛筆、photoshop
描き始める前にもう少し第三者の目線で見て意識して
取りかかろうと思いました。
今回も皆さんの作品どれも気になるものばかりでした。

 


湯浅瑞穂(27期)「ポプラの秋」/湯本香樹実
・iPad(procreate)
一番はじめに浮かんだ絵をピックアップして頂き嬉しかったです。
皆さんの素晴らしい装画を見られてほくほくでした。

 


イヌイシンゴ(28期)「銀河の果ての落とし穴」/エトガル・ケレット
・アクリルガッシュ
最近エアブラシを使ってシンプルに描いています。
もっと分かりやすさを意識して描くようにしたいです。

 


黒澤茉莉(28期)「西の魔女が死んだ」/梨木香歩
・画用紙、オイルパステル、Illustrator、Photoshop
魔女が死んだ後、主人公が魔女へと思いを馳せるような情景をイメージしています。
今回は素材としてオイルパステルを使用して、形や構成はデジタルメインで製作してみました。

 


佐々木久枝(28期)「キッチン」/吉本ばなな
・ CLIP STUDIO PAINT
意識していたシーンや構図については苦言ありませんでしたが、
初めて女性の体格についてご指摘がありました。
PCでの作業でデフォルメで遠近をつけているうちに感覚を
取れなくなってしまうことに気づきました。
PCに頼り過ぎず、アナログとのバランスが大切だなと思っています。

 

 

春田睦実(28期)
「はじまりは愛着から  子どもを信じ、人を信じる子供に」/佐々木正美
・プロクリエイト
今回も、先生に子どもをかわいく描きすぎないというアドバイス頂きました。
リアルな子供を研究し、表情を研究したい思います。

 


ばん ちかこ(28期)「泥棒が1ダース」/ドナルド・E・ウェストレイク
・iPad(Adobe Fresco)
「タイトルが“1ダース”なので人は多い方がよい」
とのことでこちらがピックアップとなりました。
装画について色々お話が聞けてとても勉強になりました。

 


松原裕美子(28期)「豚を盗む」/佐藤正午
・水彩絵具、鉛筆、clip studio paint
学びの多い回でした。
田舎町で育った私が絵に興味を持ったのは本の表紙がきっかけだったと思い至りました。
電子書籍を便利に使ってますが、紙の本も書い続けます。

 

 

以下、振替。

【A】


森田はぐみ(27期)「みどりのゆび」/モーリス・ドリュオン
・デジタル
優しく美しいお話に合うよう描きました。
今回はシルエットにしたので次回は人物を描きたいと思います。

 

【B】


邦子(22期) 「現代語訳 古事記」/福永武彦訳
・PC、オイルパステル
神話の重厚さがあまり出せませんでした。
時々古代のモチーフを描きたくなるので、またトライしたいです。

 

 

ゆきこ(25期)「夏への扉」/ロバート・A・ハインライン
・鉛筆、CLIP STUDIO
”夏への扉”というものが、実際に部屋に設置されている話ではないのですが、
画力、表現力が伴いませんでした。
しかも、色数を抑えたかったけれど、弱気になって中途半端に色を付けているうちに、
実際の部屋のようになってしまい、それだと、ドアが遠すぎて
先生もご指摘くださったように、すごく広い部屋のようになってしまいました。
なんとも中途半端な、理想とほど遠いものになってしまいましたが
勉強のために提出させていただきます。

 

 

 

 

コメント

    • 岩城諒子
    • 2024年 9月 27日 12:20pm

    今回は初めて電話対応に振り替えさせていただきました。
    HPやインスタで装画を拝見して、改めて授業で皆さんや先生のコメントを聞きたかったー!と思いました。

    池田さん 貝殻の儚くて美しい感じが素敵です。並べて描いているのにリズムがあって、とても良いなあと思いました。

    イヌイさん メリハリがあってカッコいいですね。書店で目をひきそうだと思いました。抽象度が高いので、こちらの想像力がかき立てられます。

    ばんさん ピックアップになった絵もそうでない絵(ライトで照らされている絵やお酒を飲んでいる絵)も素敵だと思いました。いろんな種類の絵を描かれていて、すごい!と感嘆の声をあげていました。

      • ばん ちかこ
      • 2024年 10月 04日 2:08pm

      岩城さん

      コメントを頂きありがとうございます!
      SNSで他のパターンも見てくださって嬉しいです!

      岩城さんの装画は、乱雑に置かれた本にちょこんと乗ったレモンがすごく目を引き、とっても素敵だなぁ!と思いました。配色も好きです!

    • 葛西可奈
    • 2024年 9月 28日 12:13pm

    電話振替が続き、授業で皆さんのお話や先生のコメントを聞けず残念です…次回対面授業を楽しみにしています!

    長田さんの作品、こちらをじっと見ている3びきのくまから静かな怖さを感じます。

    池田さんの作品、色使いも貝殻のキラリと光る表現もとてもきれいです。

    おおたにさんの、黄色いリボンの柔らかなタッチや、小さな花のブローチ(違っていたらごめんなさい!)がかわいらしいです。

    • 湯浅瑞穂
    • 2024年 9月 29日 10:41pm

    装画はやっぱり難しいなと思いつつ、皆さんの作品からたくさん考えるヒントを頂いた授業でした

    池田さん 著者の特徴にぴったりで、この装画で手元に欲しい!と書店でレジに行きそうととても思いました
    イヌイさん 構成、色遣い、とてもハッとして、勉強になります!
    ばんさん 泥棒の表情が大好きです!どの作品も魅力的でした

      • ばん ちかこ
      • 2024年 10月 04日 2:20pm

      湯浅さん

      コメントを頂きありがとうございます!
      人物の顔に苦手意識がありましたので、そう言って頂けてとても励みになります。

      湯浅さんの装画は柔らかな雰囲気の人・猫と、絶妙な暖かい黄色がとても印象的で、秋に入りかけてきた今まさに読みたくなるなぁ!と思いました!

    • 前田なんとか
    • 2024年 9月 30日 7:58pm

    うわぁ、イヌイさんのデザインも含めてカッコいいです。配色も巧みだなと思いました。
    邦ちゃん、デザインも含めさすがです!え、売ってんじゃんって思いました。赤のトーンが綺麗です。
    ばんさん、すげーっす。色の操り方がうますぎる!
    春田さん、かわいいです。ほんとに可愛くて、輪郭の水色の線の締めがキュッと心地いいです。
    池田さんのは、宝石箱みたいで、紙とかこだわって作ってもらったら、即買いだなと思いました。

      • ばん ちかこ
      • 2024年 10月 04日 2:28pm

      前田なんとかさん

      いつもSNSで素敵なイラストレーションを拝見してます!
      この度はコメントを頂きありがとうございます。
      ピックアップの作品に関しては、色を自分にしては思い切ってオレンジ系・青系と少なくしてみたので、どうなるかドキドキしてましたが、挑戦してみて良かったです!

    • 池田吏穂
    • 2024年 10月 02日 11:25pm

    先日のリアル授業、振替にさせていただいたので皆さんの作品を直に拝見できず残念でした。
    こちらのブログでコメントと一緒に見られるのを楽しみにしています!

    岩城さん
    コメントをいただきありがとうございます~
    ものだけを描くことがこれまでほとんどなかったので緊張しましたが、コメント嬉しかったです!

    岩木さんの作品、際立って見えるレモンがとても綺麗です。
    落ち着いた背景の描き方や黄色のタイトルの入れ方も雰囲気があって大人の世界だなぁと思いました。

    葛西さん
    コメントをいただきありがとうございます~
    毎度デジタルのおかげでどうにかこうにかまとめています(^_^;)

    葛西さんの作品、コメントを読ませていただきましたが、可憐な女性とのんびり安心しているワンコ、余白の感じ…まさに!ほっとさせていただきました。
    ふんわり優しい風がこちらにも届いた気がします。

    湯浅さん
    コメントをいただきありがとうございます~
    元の本の装画が珊瑚のみ描かれた素敵な作品だったのでそれに倣ってみました汗

    湯浅さんの作品は、女の子、おばあさん、猫さんそれぞれ向かい合ってはいないのに繋がりや思い合う気持ちがじんわり伝わってきて、こっくり秋色も相まって味わい深いです!

    なんとかさん
    コメントをいただきありがとうございます~
    実は、モチーフを貝殻と宝石どちらにするか、もしくは両方混ぜるかなど迷いながら描いていたため、形は貝殻色は宝石寄りな仕上がりになってしまいました汗

    なので、宝石箱みたいと書いてくださったことが本当にとてもありがたかったです!!
    なんとかさんには全部お見通しだなぁと思いました(^_^)

    オマタさん
    目の色合いの違いや左右の手の感じをじっと見ていると吸い込まれそうで不思議な魅力を感じました~

    どんな内容なのかな?と興味が湧きます!

    イヌイさん
    新しい世代の感覚、センスと品の良さを同時に持っておられてすごい方だと思いながら拝見しています。

    今回の装画は瞬時にカッコいい!となりました~

    春田さん
    全体の柔らなか雰囲気、好きです!

    花柄の枠がキュートで目を引くので、本屋で見かけたら自然と本に手を伸ばす方がたくさんおられるだろうなと思いました。

    ばんさん
    個性的な人物、ばんさんならではの色使い、おしゃれな建物の描き方など作風が完成されていて素晴らしいです~

    魅力、画力に益々磨きがかけられていくのを色々な作品を通して拝見できることが嬉しく、そしてとても勉強になります!

      • ばん ちかこ
      • 2024年 10月 04日 2:42pm

      池田さん

      コメントを頂きありがとうございます!とっても嬉しいです!

      池田さんの作品は、貝殻がつやつやキラキラ幻想的で本当にきれいです!色も配置も好きです。これは買ったら絶対飾ります!

    • はるたむつみ
    • 2024年 10月 09日 11:14pm

    28期のはるた むつみです。

    今までコメント投稿ができておらず、申し訳ありません。私のPC、スマホから投稿しようとするとエラーになってしまいコメントができませんでした。原因が分からず、梅本さんご相談させて頂いたところ、代わりに投稿してくださるとおっしゃってくださり今回お願いを致しました…。

    前田なんとかさん
    嬉しいコメントをありがとうございます。
    輪郭の水色の線に着目してくださって、とても嬉しかったです!!前田さんの作品これからも楽しみにしております。

    池田さん
    雰囲気が好きとおっしゃってくださり、とても励みになります。池田さんの貝殻の作品とても素敵でした。一つ一つの貝殻の印象が違って、細部まで美しいなぁと感じました。
    池田さんの作品で、海がどんなストーリーなのかより一層気になります。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

過去の記事

PAGE TOP