元・トビラ絵について 13


新年おめでとうございます!Aクラス 7期の小牧真子です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
 
なんと2020年最初のトビラ絵に選んでいただいてしまいました。まるでお年玉のようです。
クラスメイトのみなさんが描く素晴らしい作品に目を奪われていたので
私で良かったのか戸惑いつつ、サプライズに喜びいっぱいです。
本当にありがとうございます!!
峰岸先生からのエールだと思って今期後半も精進してまいります。
 
課題作品について少し説明させていただくと、
昨年6月の詩人・平岡淳子さんの詩に寄り添うグループ展
「Poetry〜往復書簡 vol.8」で描いたシリーズがあるのですが、
シリーズとは別に、そのとき淳子さんが最後にプレゼントしてくださった詩があります。
当時、詩をプレゼントしてくださった愛らしい淳子さんに胸キュンしてしまったのが忘れられません。
半年後のMJ冬休みにようやく課題を兼ねて、プレゼントの詩の挿画を描くことができました。
 
 
イラストレーターが挿画を描くときの姿勢、心持ちというのは、みなさんはどんな感じでしょうか?
挿画修行中の身としては、その辺りがまだ定まっておらず結構悩んだり迷ったりします。
今回は、Poetry展のサブテーマである「詩に寄り添う」ということを考えて描いてみました。
詩が好き、絵本のような画集が好きなので、自分に合った挿画を描くことができたかなと思います。
 
お仕事として挿画を描くために、読者を楽しませる表現や、
テキストの世界をさらに広げる感性が必要だと感じていますが、
詩の世界という私の十八番があるというのは密かな楽しみかもしれません。
 
年末には、このPoetryシリーズをまとめた詩画集ZINEの委託販売も始めました。
また今年も6月に開催されるグループ展「Poetry〜往復書簡 vol.9」では、
吉泉ゆうこさん、ちぎらはるなさん、すぎもりえりさんが登場されます。
どうぞお楽しみに!(私は2021年のPoetry vol.10に参加予定です♪)
 
最後に、淳子さんからのプレゼントの詩をご紹介して終わります。
 
 
「物語」
 
外ではもう
あたらしい物語が
はじまっている
 
わたしたち
ふたりだけが時間
止めているのね
 
 
詩 平岡淳子
 
 
 

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13 thoughts on “元・トビラ絵について

  • Reply
    小牧真子

    峰岸先生、鹿毛さん、トビラ絵の掲載をしてくださってどうもありがとうございます!

    トビラ絵に選ばれることはまずないだろうと
    思っていましたので、
    翌日、聞きまつがい?かと不安になり
    アコルちゃんに朝から確認した小牧です。

    とってもはげみになりました!

    マイペース、無理せずですが
    後期の課題を中心に精進してまいります。

    • Reply
      徳重千里

      推薦したのは、わたしです^^

      OKがでて、よかったですね。
      詩と絵と両方のコンビネーション、
      ステキだな~と思います。

      • Reply
        小牧真子

        なんとなんと!!
        徳重さんに推薦してもらえるなんて
        めちゃくちゃうれしいです〜

        ありがとうございますーーー(≧∀≦)

  • Reply
    前田なんとか

    マコさん扉絵おめでとうございます!
    年始一発目の課題で扉絵って、なんだか幸先良いですな☆
    描き込みの密度が気持ち良く、構成のメリハリが効いててステキです♪

    • Reply
      小牧真子

      なんちゃん、ありがとうございます♬
      幸先良いトビラ絵で子年も
      いい作品が一枚でも描けたらいいなぁと思います^ ^

      いつも楽しみにしてるなんちゃんの朝活見てると
      たくさん刺激と気づきをもらってますー
      人物も風景も構図も、
      なんちゃんの世界はほんとうにすごいですよ

      私も朝のさわやかな時間にがんばりますわ〜

  • Reply
    長光雅世

    まこさん、おめでとうございます。
    平岡さんの詩の絵なんですね!
    スノードームの中と外、、ステキです。

    • Reply
      小牧真子

      まさよちゃん、ありがとうございます。
      ほかのみなさん、素晴らしい作品めじろ押しのところ
      恐縮なのだけど…精進しますー

      スノードームの中と外、伝わってよかったわ!

      個展、楽しみにしてるね♪

  • Reply
    増田恵

    マコさん

    うっとり、うっとりですよぅ
    淳子さんの詩にもうっとり。
    私もいつか絵を添えられるような描き手になりたいです。
    カーテンのパターンもすてきですー!
    女の子の座り方がたまらないです♪ラフなのに女性らしい!

    • Reply
      小牧真子

      めぐっぺめぐりん、ありがとうございます!

      うっとりする男女のしぐさを
      研究してました、うふふ

      めぐりんのグルーヴ感みたいに
      うっとり感だせたらうれしいッス〜

  • Reply
    菅原さこ

    まこさん、扉絵おめでとうございます!

    詩と画のハーモニーがとても素敵ですね。
    自分の得意とする分野がある、強みがあるというのがうらやましい限りです。
    好きの延長上にある絵、自分と向き合うことが大切なんですね。

    カーテンの柔らかい質感、触ってみたくなります。

    • Reply
      小牧真子

      さこさん、お返事が遅くなってしまいました。
      寒い日が続くのですが、
      うれしいコメントに励まされました!
      どうもありがとうございます。

      詩と画のハーモニーをお届けできたのは
      本当にうれしいです。
      さこさんの頭の中で流れるハーモニーが
      どんなメロディなのかとっても気になります。
      聴けるのなら聴いてみたい♬

      さこさんの描く版画の味わいと表現力に
      いつもなるほど〜と見入っています
      明日の装画が楽しみです!

  • Reply
    鈴木実千代

    外国の絵本の1頁のようなイラストレーションにうっとり…

    平岡淳子さんの、いろんなコトバを削ぎ落とし一瞬を切り取ったような詩のイメージが膨らみ、真子さんならではの素敵な世界だなあと拡大して見入ってしまいました。

    • Reply
      小牧真子

      実千代さん、お返事が遅くなってしまいました。
      ごめんなさい、、、

      ようやくですが、
      寒いのが苦手なのかと気づきました^ ^

      実千代さんに、拡大して
      いろんな感じ方をしていただけると
      とってもうれしいです!

      挿絵のおもしろさというのを
      あらためて知りました。
      外国の絵本のように描いてみたかったので
      そう言っていただけるなんて
      ありがたいです

      実千代さんの描く女性を見ていると
      人物観察をしてしまいます。
      歳はいくつぐらい?タバコ吸うのかな?
      どんな音楽が好きなんだろうとか。

      妄想をついふくらませたくなるって素敵です!
      わたしもそんな絵を描いてみたいです^_^