元・トビラ絵について 5


19期の和田尚久です。
今回は「装画」の課題で、私が選んだのは古川健「治天ノ君」です。
これは近代史の中でも謎に包まれた大正天皇の素顔を描いたフィクション(戯曲)です。
モチーフはそのまま、大正天皇を選びました。真影を見ると、人のよさそうな、少し気弱そうな
ところも見える風貌です。なるべく似せて描きましたが・・・・・・難しいです。
ピックアップのほうでは、この絵にタイトルなどを入れて装画風にするつもりです。
今年は人の顔、さまざまな姿・・・とにかく人間を描きたいと思っています!

 


和田尚久 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

5 thoughts on “元・トビラ絵について

  • Reply
    宮内カナ

    大正天皇って、色々な噂がありますよね。あくまでもイメージですが、お茶目だったり、人間らしい人だったように思ってます。
    和田さんの絵の天皇、なんだか切なく見えます。皇室に生まれたゆえの孤独、みたいな雰囲気を感じます(表現が陳腐ですみません)。でも気品があって、綺麗な肖像画ですね。バックの銀は特殊な画材でしょうか。

    • Reply
      和田尚久

      宮内さん ありがとうございます。大正天皇は病を持っていたり、その関係で精神的に錯乱していたとか、そうではないのに噂が独り歩きしたとか・・・謎が多いようなのですが、この本の中では知的で優しい人物になっています。おっしゃる通り、普通に暮らしたほうが幸福だったろうなあと。。背景は銀の地をつかった絵もありますが、今回はべニア板にアクリルです。

  • Reply
    前田なんとか

    絶妙な黄色が効いてモチーフもですけどカッコイイ絵です
    和田さんの絵はいつもマスキング液使ったり、面白い技法を駆使されているので今回も原画見てみたかったです☆

    • Reply
      和田尚久

      なんとかさん ありがとうございます。この絵では黄色いところと白い領域をわけるのにマスキングしてみました。今年は峰岸先生を見習って実在するひとに挑戦してみたいとおもっています。

  • Reply
    増田恵

    和田さん

    後ろの迸るような白のテクスチャーもすてきです。
    いつも和田さんの描かれる人の手が印象的です。あー和田さんのーとなります。
    そいいう印象的なものを自分の絵の中にも常にでてくるようにしたいな。。と思いました!