<装画>6月21日(日)Dクラス 19


 

 


蝶ネクタイが小さすぎ、襟足が長すぎ等、先生にご指摘
いただき、直しました。調べて描いているつもりでしたが、
ぜんぜん正確さが足りなかったようです。反省。
細かいところ、大事ですね!

倉本トルル(23期)「奇巌城」/モーリス・ルブラン

 

「さびしい」というコメントを受け、作中に登場する数式
と、小物を追加しています。
“未来の読者”の心にひっかかるように、意識しないとですね。
・・・もう一種類描けたらよかった!
(ipad & photoshopを使用)

ソラノカサネ(23 期)「 博士の愛した数式」 / 小川洋子

 


①顔が子供っぽいのでもう少し大人っぽく。
(今回は主人公が22歳なのでぎりぎりOK)
②帯が入るので、もう少し全体に上に描いた方が良い。
2点をアドバイスいただきました。
顔はまだまだ課題が残ります。頑張りたいです!

竹内薫(23期)「夜会服」/三島由紀夫

 


誰もが知っている小説で、既に沢山の方が
(峰岸先生ももちろん!)描かれているので、
どう描こうか迷いましたが、坊っちゃんの正義感が強く
無鉄砲な雰囲気が出せたらいいなと思いました。

まえじまふみえ(23期)「坊っちゃん」/夏目漱石

 


猫たちを連れてログハウスへの引越し、猫の脱走(しばらく野生化)等
印象に残ったシーンをまとめてみました。
先生から町田さんは実はもっと男前とアドバイスいただいたので
口元を修正し体の動きを抑えめにしました。

たまゑ(23期)「猫とあほんだら」/町田康

 


帯の位置を考慮するのを全く忘れて、
チルチルとミチルの顔を画面下に描いてしまいました。
描きなおしとなりましたが、身に染みた勉強となりました。

渡辺エミー(23期)「青い鳥」/メーテルリンク

 


今回、カバーの袖部分まで描いたので横に長いイラストにな
りました。余談で峰岸先生から表4まで描くのと袖まで描く
のとでイラストのギャラは変わらないというお話を聞き衝撃
でした。
表紙のデザインを想定しながらイラストを描くのは難しかったです。

かとうあやか(24期)「ブレイブストーリー(上)」/宮部みゆき

 


「キッチン」の装画には大きなミスがあり、
修正はほぼ全て描き直しなので、一緒に提出した別の本になりました。
実は確信犯で挑んだのですが、私の作風では間違いに見え
る、とのことで、至極納得しました。
有無を言わせない作風に、何十年後かになれるといいなと思います。

笹川路子(24期)「檸檬のころ」/豊島ミホ

 


扉や服装から時代を感じ取れるよう描きました。
次は、建物全体やその周りの雰囲気まで描くことに
チャレンジしていきたいと思います!

とつかみさこ(24期)「注文の多い料理店」/宮沢賢治

 


装画をイメージした絵を初めて描きましたが、
タイトルや著者名の位置等を考えるのが面白かったです。
タイトルが自分でも見づらいので工夫したいです。
先生からはなるべく主人公を入れた方が良いと言われました。

とよだかりん(24期)「AX アックス」/伊坂幸太郎

 


箱入り本を抱えてソファまで行った子が、箱から出した本、
というイメージで作りました。
子供の頃、ケストナー全集の箱の背の双葉のロゴが好きでした。
背のヤナギは、ロゴが好きな子がいるかな?
と思って描きました。

長谷祐子(24期)「たのしい川べ」/ケネス・グレーアム

 


少年エルマーが島の動物たちと出会う一瞬をイメージして描きました。
挿絵と違って物語のどこまでを描くか装画は難しいですね。
最初人物の線が強すぎて背景から浮いてしまっていたので
先生のアドバイスで細く修正しています。

はのちあき(24期)「エルマーのぼうけん」/R・S・ガネット

 

はじめて装画というものを描いたので、構図や背景に悩みました。
鼻や口の描き方が漫画っぽいとご指摘を受けて、
イラストレーションというものについてちゃんと考える
きっかけになりました。
今の雰囲気も残しつつ、漫画っぽくないイラストを描けるようになりたいです。

ユウキ(24期)「愛を知らない」/一木けい

 

以下、振替。


挿絵と同じシーンをカラーで描きました。
装画が挿絵と同じシーンになることはよくあることだよ。
とお話を伺いました。
今後も建物等、苦手なモチーフもチャレンジしたいと思います!

もとざわひろみ(22期)「スイート・ホーム」/原田マハ

 

 


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19 thoughts on “<装画>6月21日(日)Dクラス

  • Reply
    笹川路子

    突然違う本の絵になってしまったのですが、そもそも同じ本の装画を何パターンか出すものということをわかっていなくて、別の本の装画をパラパラと出しました(先生、改めてすみません)。途中で気づいた時には、時すでに遅しでした。もともと本が好きなので、最初に挿絵・装画の課題の前に候補を5冊くらい出して、それぞれラフスケッチを描いたので、キッチンが終わると気持ちがもうそっちに移り…。

    どれも皆さん素敵です・・・!
    いつも長文になって恥ずかしいので、個人的なやつに絞ります。
    倉本さん、今回の男性も素敵ですね。デフォルメしているのに、かといってコミカルでもないのがすごいなぁといつも思います。背景はこれはどうやって考えたんだろう、と思いました。色合いも好きです。
    まえじまさん、とっても目を引きました。洗練されていて、憧れます。誰もが知っている作品で、こんな戦い方ができることにも、ガツンです。
    はのさん、背景の遠くのぼんやりとした明るい色の感じがいいなぁと思いました。これはアナログでしょうか?背景も人物も、しっかり描かれているのにリアルすぎない感じがすごいなぁと思いました。

    有用なコメントはできませんが、最近、絵って、個人的に好き!かどうかでいいのかも…と思いました。。。他にもソラノさんの視線とか、たまゑさんの猫とか、渡辺さんの鳥の下の木の描き方とか好きです。他にも・・・と言い出すと長くなるので一旦この辺で自粛します。

    • Reply
      倉本トルル

      返信遅くなり、ごめんなさい。コメントありがとうございます!背景は、小説のモデルになった場所がフランスのノルマンディー地方の海岸にあり、その写真を見て描きました。背景描くのは苦手なので、そう言ってもらえて嬉しいです!
      笹川さんの挿画の女の子、とても魅力的です!高校生でしょうか、なんか青春ってかんじで、キュンとしました

  • Reply
    渡辺エミー

    A~Dクラスの絵を拝見して、圧倒されております。
    コメントも、どこから切り出そうか、文章がまとまらないので、
    まず、自分の経緯を描こうと思います。

    今回、描きなおしてなんとかピックアップにすべりこみました~
    「青い鳥」、有名なお話なのに、本をちゃんと読んだことがなく、物語が劇になっていてびっくりしました。
    描き始めようとすると、色んな点で手が止まってしまいました。
    ●チルチルとミチルの衣装が本に細かく描かれているので、衣装を調べつつ、既存の絵とかぶりすぎないようにしようと思って、手が止まる。
    ●鳥の飛んでいるときの格好が分からず、いろんな角度の鳥の写真をスケッチするところからはじめないと、デフォルメの絵も描けない。→スケッチから始める。
    そして、帯のことがまったく頭から抜け落ちてしまったのでした~(;^_^A

  • Reply
    もとざわひろみ

    今回は振替でおじゃましました、22期もとざわひろみです。
    皆さん力作でとっても見応えがありますね!
    私はこのところ児童文学が多かったので、今回は小さなスイーツ店をめぐるほっこりした小説を選びました。
    もう一点は象徴的なモチーフ(ウエディングケーキ)を描いたのですが、
    挿絵と同じモチーフのカラー版がピックアップとなりました。

    倉本さん、素敵なルパン!背景のモチーフも雰囲気があって色がとても好きです。
    まえじまさん、店頭で手にとってみたくなる「坊ちゃん」ですね!
    ねらい通り、坊ちゃんの性格と雰囲気が伝わってきます。
    たまゑさん、ねこちゃんの表情がたまりません!
    笹川さん、檸檬色?がとても綺麗ですね!原画で見てみたかったです。

    • Reply
      倉本トルル

      もとざわさんコメントありがとうございます!もとざわさんのグループ展の原画、すごく素敵でした!私も水彩色鉛筆を試してみたくなり、今回顔の部分に使ってみました。アクリルの上だとなかなか色が乗らなくて難しかったけど、また挑戦したいです〜

    • Reply
      笹川路子

      もとざわさん
      コメントありがとうございます。そうなんです!実は最初はもっと机も床も濃い茶色だったのですが、レモンのイメージに寄せたくて、かなり明るくしたのです。連想していただいて嬉しいです!
      もとざわさんの今回の木のお花の色やお店がオレンジ系なのもすごく素敵だなと思います。書き込めなかったのですが、自由課題の時のピザのトマトソースの色が、もう本当にかなりツボで、ひっそりとポストカードで欲しいなと思っていました(趣味がポストカード収集なので)。

  • Reply
    うめもときょうこ

    装画の課題は、個人的には不得意なのですが、
    AからDクラスの課題作品を見て、本当にいろんな装画が出来上がるのはとても楽しいですね。
    同じ小説の方も何名かいらっしゃいましたが、同じ小説でも全く違う装画になることもおもしろいです。

  • Reply
    前田なんとか

    どの装画も見応えあって、圧倒されます。
    しかし、たまちゃんのねこちゃんは可愛すぎてゾクゾクします。

  • Reply
    まえじまふみえ

    こんにちは、23期のまえじまです。
    ずっと展示などでバタバタしていまして、
    みなさまにご挨拶おそくなりまして失礼しました、、
    どうぞ、よろしくお願いいたします!

    笹川さん
    ご感想ありがとうございます。
    かなり勇気のいる選書でしたが、アイディア出しの練習にもなって、チャレンジしてみてよかったです。
    「檸檬のころ」、女の子の眼差しが、お年頃のJK?の雰囲気がとても出ていて惹かれました。

    もとざわさん
    ご感想ありがとうございます。このところ人物が課題だったので、そう言っていただけてよかったです。
    「スイート・ホーム」、ワンちゃんのちょっとニヒルな表情がなんとも可愛いです。お店のオレンジの鮮やかさが店頭で目立ちそうですね!

    • Reply
      笹川路子

      まえじまさん
      さらに返してすみません。ありがとうございます。JKです!正直私には、よしもとばななさんの本に出てくる人物よりも、だいぶ描きやすかったです。みなさん書かれていますが、絵に合う題材も大事だと改めて思いました。
      個展のことを後から知り、行きたかったなぁと思いました。特にアイスが2つのポストカードを買いたかったです・・・!(すみません、上でも書きましたがポストカード集めが好きで・・・。)

      たまゑさん
      感想いただきありがとうございます。人物は悩むところもありましたが、カーテンと木はイメージに近く描けた気がしたので、嬉しいです。たまゑさんの挿絵も装画もセンスしか感じません。

  • Reply
    たまゑ

    もとざわさん、コメントありがとうございます!
    猫ちゃんの本気走りの時の顔をイメージして描きました。目が真剣モードです。
    もとざわさんのワンちゃんは賢そうなお顔をしてますね。そしてこっち見てるのがかわいいです・・!

    なんとかさん、ゾクゾクするほどですか!嬉しい~!わき目もふらず走り抜ける猫さんです。
    どのみちぺっこりの絶妙な黄色を使った背景と飯尾さんの組み合わせがやけにマッチしていて
    装画のみならずポッキーとかカレールーとかいろいろ商品化してほしくなってしまいました。

    トルルさんの男性の目がやっぱりいいですね~ 惹きこまれそうな瞳・・
    ソラノさんのオレンジの指し色が効いてますね。背景の数式がチョーク風なところも面白いです
    薫さんのドレス、筆のかすれ具合で薄いベールのような表現と色数しぼっているところ勉強になります!
    まえじまさんの味のあるテクスチャが坊ちゃんの時代の雰囲気にもマッチしていて素敵です。
    エミーちゃんのチルチルミチル、暗い森を歩いている雰囲気を感じます。森のぼんやりしたのがチルチルを包み込んでいる感じも好きです。
    笹川さんの陽だまりと風にゆらめくカーテンと木のぬくもり感が心地よいです・・
    とつかさん、ドアの形と真鍮の取っ手が時代感でていますね。たしかにひきの絵も見てみたくなりました!
    他の方も文字を入れる場所や帯がはいる位置を色々工夫されていて、学ぶことが多い装画の回でした。

    • Reply
      竹内薫

      たまゑさん、コメントありがとうございます!
      色数は気にするようにして描いたのでとても嬉しかったです。
      たまゑさんのもはや、猫のあらゆる絵を自由自在に操れる感じですね!(顔つきがいい‼︎)町田さんも困った様子がとてもよくわかる、躍動感のある楽しい装画ですね。本屋さんで見つけたら思わず手に取りたくなるとおもいます!

    • Reply
      倉本トルル

      返信遅くなりました。コメントありがとうございます〜。顔の描き方はまだ迷走してますが、そう言ってもらえて嬉しいです〜。
      たまちゃんの今回の猫も、オリジナリティあってかわいくて、もうたまらんです♡色も爽やかでいいですね!

  • Reply
    渡辺エミー

    笹川さん、木は、針葉樹林と広葉樹林だったら針葉樹林だなぁと思って、この形にしました。笹川さんの絵、タイトルのレモン色でもある床や机が女の子と相まって、青くてすっぱいかんじがたまりません!

    たまちゃん、「青い鳥」、森の雰囲気を出したかったのと、絵が甘くなりすぎないように、黒の厚紙に描いてみました。たまちゃん、ここまで猫を自由自在に描けるとは、ほんとにびっくりです!タイトルの入り方も絶妙です♪緑の使い方もうまいなぁ。

    トルちゃん、まえじまさん、直球の絵がココロに響きました!本屋さんにあったら、思わず手に取ると思います。トルちゃんの岩の表現もおもしろいです♪
    ソラノさん、見つめあってる空気感!斜めに入ってる数字もすてきです。
    かおちゃん、ドレスの筆のタッチがすてきです!ポーズから、何かに悩んでいるような主人公の様子が伝わってきました。
    かとうさん、長谷さん、絵はもちろん、ここまでのデザインに、圧倒されました!袖の文字や、ロゴも想定する視点、自分にはなかったです。
    はのさん、森のにおいや湿度まで感じます。白文字のタイトルも、ワクワクします。
    ユウキさん、色使いが好きです!構図もステキだなぁと思いました。
    もとざわさん、きれいな色使いや登場する動物・人物のさわやかな表情に、いつも気持ちが明るくなります♪犬のアンシンメトリーな耳やケーキのデフォルメ、勉強になります!

    • Reply
      竹内薫

      エミーさん、コメントありがとうございます!
      今回はデッサンがおかしくならないように、次女に床に寝てもらって描いてみました。悩んでいる顔つきがわかってもらえて嬉しかったです。
      エミーさんの青い鳥、私の中のイメージとぴったりでした。童話だけど、ちょっと怖いような寂しいような、、シックな色も衣装も合っていて、素敵です。エミーさんのイラストはちょっとおしゃれで可愛い外人っぽいので、題材もぴったりでしたね!(私は自分の絵に合う題材を選ぶのが難しく悩みました。)
      帯の位置は構図を決める時に忘れないようにしたいです。私も改めて気をつけなくてはと思いました。

    • Reply
      笹川路子

      エミーさん
      針葉樹か広葉樹かを考えたのですね。森を描くのに木をこう置く、という置き方が素敵だなと思ったのですが、木の種類まで考えられていたとは驚きました。さすがです。黒の厚紙に描いたとは思っていなかったので、びっくりしました。みなさん改めて、1つの絵に、工夫やこだわりが詰まっているんだなぁと思いました。

    • Reply
      ユウキ

      渡辺さん、コメントありがとうございます!
      普段あまり色を塗らないので、難しかったので褒めていただけて嬉しいです。
      渡辺さんのイラスト、幻想的な雰囲気ですごく素敵だと思いました。
      コメントの仕方がこれであってるのかわからないですが、してみます…。

    • Reply
      倉本トルル

      返信すっかり遅くなりました、コメントありがとうございます。岩は舞台となった海岸の写真見て描きました〜
      エミーちゃんのチルチルミチル、黒い紙に描いたのかな、ドリーミーな雰囲気がでていていい感じですね〜

  • Reply
    むらたゆか

    19期のむらたゆかです。

    レベルが高すぎて、見応えがありますね。
    このまま本屋さんに並んでいても違和感ない気がします。

    一言添えられたコメントがとても好きで、
    パソ通が終わっても続けて欲しいなぁと
    思ってしまいます。