こんにちは。冒頭文を担当させて頂きますBクラス17期の鈴木マナミです。
というか今回は峰岸先生の制作公開授業だったため、いつものイラスト掲載はなく、冒頭文というよりもむしろ本文というか授業風景の写真の解説文ではないでしょうかということに気づき、文章を書くにあたって大変焦っている次第です。
今回の実演は皆勤賞受賞者に送られる似顔絵の制作でした。
その中でモデルに選ばれたのが木原匡康さん。
先生の正面に向き合って座り、じっくり観察される役を務めてくださいました。
先生が持参した大きな黒いバッグからは大きなライトテーブル(軽いらしい)、ドライヤー(折りたたみ式)、ホーローの筆洗(withゴム底)、スケッチブック(普通の)等々が出現し、まるでドラえもんのようでした。
下書きはあらかじめ写真を参考に、短冊と筆を持った俳句好きな木原さんを表現した絵を描かれてきていらっしゃってました。背景にはもちろんMJバードがいます。
その下書きを元に線描き彩色をするところからスタートでした。
ライトテーブルに下絵と画用紙をのせ、まずは画用紙にマットのサイズの枠をとり、さらにその線の外側に3mmの線を大きな三角定規で丁寧に引き、マスキングテープ(1cmくらいの細いものが使いやすいそう)でマスクをしてから彩色していきます。
ちなみにマットはネットのマルニ額縁画材店(http://www.art-maruni.com/)が安く、愛用中とのこと。確かに安いです。額縁も。私も使います。
さすがの峰岸先生も最初は緊張のためか手が震えがちでしたが、慣れるまで大きなところから描く技で、最初はゆっくり体の線から描いていきます。
授業とはいえ実演販売のように喋りながら描くのは難しいとおっしゃっていましたが、線描きはポスターカラーで掠れ感を出すというこだわりや、筆はユザワヤの工作用(カントリークラフト)を愛用中とか、鉛筆は4Bで鉛筆削りは以前は自動のものを使用していたけれども今はインク瓶型のおしゃれなものを使用中等の話を聞きながら完成に近づく工程を見ていると、使っていらっしゃるもの全て欲しいと感じてしまうので実演販売顔負けの勢いでした。
体を概ね書き終えたところで顔周りの線描きに入ります。
ときどきモデルの木原さんに髪型や、丸首セーターから襟を出す派かということを確認しながら、また、写真よりも目が垂れているかな、もっと額が狭いかなというディティールにこだわりながら、微調整をしつつ顔周りの線描きが完成。
ちなみに今回描かれた木原さんの顔は四角く描かれていましたが、実際にはそんな風ではない。輪郭はスッスッとデフォルメして描いた方がおもしろいとのことでした。
背景とMJバードはオレンジ色に、洋服を黄色に時々ドライヤーで乾かしながら手際よく彩色されていく様子は見ていて気持ちが良かったです。
そして最後の最後に忘れていた眼鏡のつるを描き足して似顔絵が完成となりました!
とても似ていて、どこか可愛らしい、そんな素晴らしい絵が授業中に出来上がるのは感動的でした。
丁寧だけど無駄がない、そんな必殺仕事人的なプロの技を見ました。
私も今回の授業を糧に制作をしてみたいと思います。
峰岸先生、貴重で素敵な授業をありがとうございました。(是非またお願いします!)
鈴木さんわかりやすいレポートありがとうございます。
峰岸先生 可愛い似顔絵をありがとうごいます。
自分がモデルだと、描く実感をより感じるようで、得した気分です。
四角くっても大丈夫!
ええなぁ〜。
ええやろー(^o^)
興味深い制作公開授業をありがとうございました。
ライブペインティングなんて、わたしはできません。
Aクラスの山下さんのも、Bクラスの木原さんのも、ライダージャケットや俳句の短冊のディテールに、先生の愛を感じてしまったのは私だけでしょうか。
特徴を掴んだ上に、とてもいい感じの仕上がりは、いつもながら感心してしまいました。
峰岸先生、沢山の道具持参での公開制作、ありがとうございました!
前回の海辺の家族の時と異なり、今回は線画だったので
またまじまじと観てしまいました。
腕が慣れるまで、顔は後で描くところは私も同じなので
密かに嬉しかったです(笑)
鈴木さん、詳細な冒頭文ありがとうございました!
復習できて嬉しいです。
制作公開授業ありがとうございました!
どんどん出来上がって「木原さんだ!」となっていく様子、とても楽しかったです。
同時にひとつひとつにこだわりがあって奥が深いなあと思いました。
練習たくさんせねば!ですね。
また機会があるようでしたら、下書きをどんなふうに作成していくかか見てみたいですね。
是非またお願いします!
鈴木さん、冒頭文ありがとうございました!
先生、制作授業ありがとうございました!
制作はもちろんのこと、先生の道具をいろいろ拝見できて楽しかったです。筆や鉛筆削りやホーローや…
でも同じ筆を使っても、先生のような味のある線が描ける…!とはならないので、もっと練習しなければと思いました。
鈴木さん丁寧に先生の制作風景や使用画材を解説してくれてありがとうございます!
とはいいつつ、やはり毎回思うのですが…直接制作過程をみたいです〜