こんにちは。21期の杉目史(すぎのめ ふみ)です。
よろしくお願いします。
今回の課題は「老若男女」でした。
本日も先生が強調しておっしゃっていたことは、「デフォルメ」についてでした。
特に今回は人物が課題ということで、デフォルメの良し悪しが顕著に現れており、前回の装画と比較して、厳しめの講評となりました。
また今回の授業で個人的に印象的だったのは、「人の絵に感動する心がないと上手くならない」というお話です。
ただ漫然と描きたいものを描くのではなく、最初のうちは、面白いと思った絵を部分的に真似することも大切、とのことでした。
他にも、著名なイラストレーターの方々の、貴重な若かりし頃のお話もありました。
有名になった方は皆さん共通して、並ではない量を描いていたそうで、しかもそれを自分では当たり前だと思っていたのが特徴だったそうです・・
その他、先生がおっしゃっていたことを、以下にまとめます。
【課題の講評】
・イラストレーションとしてのフレッシュさ(現代的な表現)は大切。それにはあまり年代は関係ないと思う。
・淡彩や滲みは、現代的なイラストレーションとは違う方向に行きやすい。
・デフォルメ大事!それで決まってしまう。
・色彩は、気付けば直せるので、必ずしも天性のものではないと思う。気付かない人が色音痴。
・男性のスーツを描く時はルールがある。穂積和夫さんの「アイビー図鑑」は、洋服がきちっと書かれており、男性を描く時便利なため、資料として各自持っていてもいいと思う。
・人物の表情は無表情のほうが絵になりやすい。
・チェック柄を描く時は、線が重なった部分を濃く、重ならない部分を薄く。
・「老若男女」がテーマなので、老若男女最低四人は描くこと。できれば一つの画面に全員おさめるのが好ましい。
・紙はある程度きちんとしたものを使用すること。
・人物の肌の色分けはしないほうが効率もいい(先生は肌の色は男女の二色で決めている)。
・なるべく下書きして構図を決めたほうがいい(変なところで切れている人は、行き当たりばったりで描いている)。先生は画用紙の真ん中に点を打って描いている。
【その他のお話】
・現在やっている「人と街」展が良かった。
・今は漫画的な絵が流行っているが、そうではない、いい絵を描いていたほうが残れると思う。
・先生は「マイペース」という言葉が好きではない。マイペースは年をとってからで良く、若いうちは本当にプロとしてやっていきたいのなら「のめり込む」ことが大切。
・その他、イラストレーション専門誌の裏話や、書籍制作にかかる具体的な金額の内訳、昨今のイラストレーション業界に対する先生の思い等、とても興味深く、逆にここにはちょっと書きにくいお話が多かったです・・
いつも授業後はやる気が湧きますが、今回もまた、頑張ろうと思えるような、沢山のヒントを得ることのできる授業でした。
加藤さんのさすが!って感じです。重厚感。
須貝さんの面白いですね!おしゃれ☆
鹿毛さんの色綺麗ですね、ほんとに。キャラクターが楽しいです。
みなさん素敵です!こういう風に描けば良かったのかと勉強になりました。
ありがとうございます。
川井さん、コメントありがとうございます。
実家にあった写真をもとに描きました。前列左から2人目の女の子が10年前に亡くなった私の母です。昭和2〜3年頃、90年位前です。昭和メモリーズの中の、家族の肖像シリーズとしてたまに描いています・・。
何の時の写真なのだろうと興味深いです。
箱の中身は、何でしょう・・・小さな金杯かな?・・・などあれこれ想像しています。
母が持っている箱には多分銀杯、前列右から2番めの叔母が持っている祝儀袋をよく見てみると「酒肴料」とありましたから、曾祖母の長寿のお祝いかと・・。左右は祖父母と6人兄妹の伯父、叔母。白いエプロンの末っ子の叔母だけが、今91歳で存命です。
ふ~む! 本当に味わい深いイラストレーションですねえ・・・いろんな物語を感じます。
川井さんいつもコメントをありがとうございます。
私は写真に頼りがちで、川井さんみたいに独自の人物を描けるようになりたいです。
純子さん、ありがとうございます。
おばあちゃんになったら真っ赤な口紅で出かけたいなあと思いながら描きました。
サカガミくんのいいですねー。
ぼくは講評している時に、時々課題を失念しちゃう時があって、作品がいいと課題と合ってないのにピックアップしちゃうことがあります。ほんとバカです。気をつけないとね!
今回、ふちのとみよさんの作品を1度アップしちゃったけれど、よく見たら(ちょっと見ただけでも)小さい男の子と女の子しか描いてなかった!全然「老若男女」じゃないね。
で、外しました。
ふちのさんごめん!とぼくが謝らなければいけないのかなあ・・・。
ふちのさんも気づかなければね。
ま、いずれにしろとにかくぼくは反省しないとね・・・。
峰岸先生、大変すみませんっ
やはり私のミスでした!
ふちのさんが2枚画像を送っていてくれたのに、1枚目しか気付かず…..2枚を1枚にまとめて、再度追加しました。すみません。
ふちのさんもごめんなさい。
私が反省です…..
徳重さん、これは…建築家のみなさんですね!
(若、は相対的ですね笑)
そーです!ありがとうございます!
プリツカー賞受賞者の方々を描かせていただきました。
仰るとおり、相対的…^ ^;
徳重さんの老若男女、右端は坂茂さんかな?
ご理解いただいて、とっても嬉しいです♪
ありがとうございます!
関係者の方には、こっそり見せるつもり…
反応がちょっと気になります。
加藤さんのは、本当にさすがですね!
そしてお写真があることが素晴らしいです。日本髪…!
サカガミさん 楽しいー!
サカガミタッチが生きてますね!
石橋さん、コメントありがとうー。
日本髪・・明治生まれの祖母、ハレの日は日本髪結っていたんですね。
私のたった2代前ですよ。日本は大きく変わりましたね。昔の写真は貴重なので大事にとってあります。
長光さん!お忙しいところ、早急に画像アップして頂きありがとうございました。私も2枚を一枚に加工して画像をお送りすれば良かったと反省しています(>_<)
サカガミさん、ウイリアム王子とヘンリー王子の服の色を変えてしっくりしましたねー。
最近、サカガミ調になってきてこれからも楽しみです。
鹿毛さんの最近の絵には目を見張るばかりです。これ全部いいですね。赤い口紅は意外と年配の人に似合うんですよね。チェックのシャツで若々しいです。
金子さん、いつも思うことだけど色が本当に綺麗です。レイアウトのセンスといい、いつまでも見ていたい、お洒落なインテリアに合いそう。
加藤さん、ありがとうございます^^。
私は明るい色で描くことが多いですが、加藤さんの今回の作品は色数少ないのに
色々なグレーのグラデーションが本当に美しいです。
昔の着物の重み、風格も感じられて素敵です!
アコルさん、いいですね。
東さん、色も人物もおしゃれでいいですね。
色数を抑えながらも賑やかさがある感じが参考になります。
木原さん、さっそくにありがとうございます!谷内六郎本、お楽しみに。
石橋さん、英国というテーマ柄、ぜひ見てもらいたいと思っていました!
加藤さん、アドバイスのおかげさまで!線画が残る画法なので
もう一度塗り直してみましたが、やってみてよかったです。
サカガミ先輩、ありがとうございます~~
単体ポンと描いても持たなそうだったので、いっぱい描いちゃえ!とこうなりました。
サカガミ先輩のもおしゃれです~ 加藤さんも言ってますが、なんか最近グイグイきてる感じします!
加藤さん、すごくいいですね!モノクロって、こんなに豊かなんですね。
肌色がいっそう引き立って、きれい。
東さんの描く人物、味があっていいですね〜。とても。
菅原さんの作品、惹かれました…。
すぎもりさん、コメントありがとうございます。
モノクロで描く挿絵の仕事が多いので、描き方に少しは慣れてきたのかもしれません。
とにかくたくさん描かないと駄目ですね。今でも描き終わった後は、これでよかったのかと反省ばかりです。
ありがとうです!
私はちゃんと描くのが苦手なので、味わい道を極めたいっす><
杉目さん、詳しいまとめありがとうございました!ボーッとしてたのか聞き落していた箇所があったりして、何度も読み返しています。
すぎもりさん、ありがとうございます。時間をかけて練って丁寧に描いた方でなく、完全に個人的な楽しみで描いてみたゴスペルの絵がピックアップとなったのでした。そういう気持ちが絵に反映されるのかなぁとちょっとした驚きでした。(まだまだ反省点多いですが)
サカガミさん、品よくもユーモアも感じる一族の一体感に引き込まれて見入ってしまいました。
バイゴさんのおじさん、ユーモアがあって好きです。本を読んでる親子も雰囲気がいいですね。原画の線がきれいだったのが印象的でした。
菅原さん
コメントありがとうございます。嬉しいです。
菅原さんの歌唱団はみんな歌ってる表情が生き生きして、楽しい雰囲気を伝えています。
石橋先輩、京王ポスターもそうだったけど、人物おしゃれ!いいなぁ~
ヨーコ先輩、人物いっぱい、着物とかも細かくかいててすごいっす。
赤とピンクの組み合わせって意外な感じだけどきれい~
バイゴさんのおじさんの絵がとっても好きです。
足の小ささとか、ちょっと歪んだ自転車、とってもかわいい♡
東久世先輩
コメントありがとうございます。嬉しいです。
先輩のイラストはオオカミがマップを見ながら、人間の世界に飛び込んだ物語り性が強く、素敵な作品だと思います。