授業風景写真の代わりにこの本を紹介・・・と言っても今は絶版になってしまった。
が、アマゾン等で早いもん勝ちで買えます。
2010年美術出版社発行。
戦後60年の日本イラストレーション史をたどった都築潤、福井真一両氏監修、執筆の
労作です。
おすすめ!
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冒頭文を担当させて頂きます21期Bクラス橋本知子です.。
今回の授業は「日本のイラストレーション史2」。
前半遅刻をしてしまったので、前田さんのお助けメモで前半捕捉させていただきました。
ありがとうございます!
11月の授業の「日本のイラストレーション史1」では大正末期から、昭和初期。、
そしてイラストレーションとう言葉が認知されてきた昭和40年代、宇野さん和田さんあたりまででしたが
それ以降から近年のイラストレーション界の流れを勉強しました。
●以下印象に残ったエピソードを抜粋して書きました↓、。
1960年、70年代
・女流が少ない時代【大橋歩】がメンズクラブに登場し、創刊される平凡パンチの表紙に抜擢された。
【山口はるみ】が西武の広告で活躍したり、2人の女流のイラストレーターの活躍が目立った。
・早川良雄事務所の同僚の【長友啓典】と【黒田征太郎】がK2設立
黒田さんは比較的自由な方で、イラストレーションの枠から外れてアート寄りになっていく。
・【山崎英介】もアート寄りで、常に描いておられ、スケッチブックを持ち歩いている。
・絵本の方から、写真館で働き余っていた紙を切り抜いたりした絵が面白いとマスコミに取り上げられたりした【東君平】や
過激な発言も目立った【田島征三】が出てくる。
・【及川正通】 ぴあの表紙で有名。32年描き続けたらしい。スゴい。
1980年~現在
・エアブラシなどで緻密に写真のように描くスーパーリアルイラストレーションがブーム。
【大西洋平】、【空山基】、【滝野晴夫】等が活躍。
・スーパーリアル・イラストレーション全盛期にヘタウマの第一人者【湯村輝彦】や【矢吹申彦】【河村要助】が
100%スタジオ設立。
その造語を広めた湯村さんが言っていたのは、ヘタウマ、ウマウマ、ヘタヘタ、ウマヘタ、があって、
ヘタウマが一番いい、ヘタヘタは可能性がある。一番まずいのはウマヘタの上手く見えるけど魅力のない絵という事だそうです。
・【安西水丸】【ペーター佐藤】【原田治】【秋山育】(スクールになる前に途中で抜けた)【新谷雅弘】らが中心になって発足された。新谷加入からパレットクラブスクールが設立された。
・TIS 発足
80年代後半【小島武】が中心となって当時40代ぐらいの中堅イラストレーター17人が蕎麦屋に集まり発足された。←蕎麦屋の17人
我らが峰岸先生も発足メンバーの一員。次第に同世代だけでなく上や下の世代も加入、現在の会員数は255名まで増えた。
・パルコが主宰の日本グラフィック展はイラストレーターの登竜門的存在。
アート寄りのの【日比野克】【大竹伸朗】【タナカノリユキ】等を輩出。
・バブル期、西海岸を思わせるさわやかなイラストレーション【永井博】【鈴木英人】が流行った
鈴木英人は。商品パッケージのイラストのレーションを買取りではなくロイヤリティにした為、
イラストレーターとしては一時期相当な年収を得たらしい。
・イラストレーションの誌上コンペ、ザ、チョイスもイラストレーターの登竜門として有名。
【ヒロ杉山】 【伊藤桂司】 【スージー甘金】。等?
・漫画雑誌ガロからも多くの兼業イラストレーターを輩出。
【安西水丸】【渡辺和博】【たむらしげる】等。
先鞭をつけたのは【林静一】。若いのにとても上手かった。漫画では「赤色エレジー」。小梅ちゃんの広告」でも有名。
【南伸坊】が編集長になった時、面白主義を打ち出した、。
・吉祥寺の絵本店トムズボックス
多くの絵本作家が展示を行っていた。
【長新太】【井上洋介】【片山健】【ささめやゆき】【スズキコージ】【飯野知好】【荒井良二】等。
・近年活躍している【寺田順三】や【木内達郎】はパソコンでアナログのような風合いを出している。
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かつて子供の頃に見聞きしていたなじみのある広告やイラストレーションが誰によるものだったかなどをちゃんと知れてなかったので、とても勉強になりましたし大変興味深かったです!
そして今まさに関わっていきたいコンペやギャラリーの成立ちを知る事は自分たちの今後の活動に必要な事ですね、勉強せねば。。
日本の世の中の状況や経済的な事と絡んで
イラストレーションや広告がどう発展してきたのかとてもよくわかりとても面白かったです。
そして二時間これだけの情報をまとまって聞けるのは貴重でした。
峰岸先生本当にありがとうございました!
峰岸先生、日本イラストレーション史の授業ありがとうございました!
リアルタイムであるとはいえ先生の驚異の記憶力には毎度びっくりです。
特に印象に残ったのは湯村さんのヘタウマ、ウマウマ、ヘタヘタ、ウマヘタのエピソードで、
お話は何故だか面白い(^^)と同時に、深いようなポイントと個人的に思いました。
今日まで強い和田誠さんの影響力にも改めてすごいですね。
イラストレーション史と同時に文化史でもある内容の授業楽しかったです。
春山さま
本当に峰岸先生の記憶力はすごいですね!
頑張ってメモを取ってましたが、間違って聞いてないか心配で、、でもそこは峰岸先生の監修が入ったので大丈夫です! 笑
日本のイラストレーション史、文化史。改めてまとまって流れを知ることができてホントに楽しい授業でしたね
橋本さん、冒頭文ありがとうございました!
非常にわかりやすく、Aクラスの答え合わせにもなっているような、これは貴重な保存版ですね。
峰岸先生のお話しはいつも本当に記憶力がすごいですよね。
敬服します。勉強になります!
ありがとうございました!
Aクラスの徳重さんの冒頭文がクイズ形式で
すごいアイディアでしたね!そうきたか~と。
はい、合わせて見るととっても勉強になりますね
先生の記憶力に脱帽です!
イラストレーション史②は、さすがに私もリアルタイム、当時のイラストレーションに直に触れながら一緒に
生きてきた感じです。
入社当時は会社に行く途中に見ていた山口はるみさんのパルコガールに勇気づけられ、平凡パンチの表紙は発刊当時とってもオシャレだったこと、仕事バリバリの時代には原田治さんのアトリエへ依頼していたイラストレーションの打ち合わせに伺ったり(当時は手描き、原田さん昨年亡くなってショックでした)、昔は「ロン君」と呼ばれていた伊藤桂司さんの個展(ラフォーレ原宿)に彼の友人に連れられて遊びに行ったこと、峰岸塾の初期にゲスト講師でいらした安西水丸さんに「ムラが汚い」と言われ必死に練習したこと等、懐かしく思い出しました。
先生、講義をありがとうございました!自分の人生を顧みているようでした。
橋本知子さんありがとうございます!風邪ひいて欠席したので、とても気になってました。
まだまだ知らないこと多いし、とても残念でした。自習学習もします!
加藤さん ハヤシさん
冒頭文を読んで、コメントつけて頂きありがとうございました。
リアルタイムどころか関わってらっしゃったのですね加藤さんのお話も是非今度おうかがいしたいです!
ハヤシさん。風邪大丈夫ですか?そうですねまだまだ知らない事だらけなので自習しなきゃですね
橋本さん冒頭文ありがとうございます!(前田さんもお優しい!)
峰岸先生、ありがとうございました。
今回もたくさん学ばせていただきました。
知らないことを知ることができるので、講義の授業も楽しいです!^_^
イラストレーションを描く技術はもちろんですが、
知識ももっと学んでいかないと!と思いました。
Amazonで本ポチりました。読んでます。
絵の事を全然知らない夫に、ここに載ってるのが、私の先生だよと言ったら、すごいすごいと驚いていました。なんだか改めて先生のスゴさ、再確認。。
いつもすみません、、ありがとうございます!