みなさま、こんにちは。21期生の松尾穂波です。
はじめての冒頭文。昨年の春にMJに加入し、もうすぐ一年が経とうとしています。一年前、授業を見学させていただいた時も今回と同じファイル講評の回でした。
在校生の方の完成度の高いファイルに圧倒された一年前より、少しは成長していたら良いなあという思いで今回の授業に臨みました。
在籍歴も、作風もそれぞれですが、先生が仰ることにいくつか共通する部分がありました。
特に心に留まったアドバイスをまとめたいと思います。
●まず、やはり人物を描くこと。
人物を描けるようになると、風景も自分のスタイルで描けるようになる。
人物が描けることはイラストレーターとして強みになる。
●キャラクター的な表現がすべてだめなわけではない。
キャラクター的な表現は人と似やすい。オリジナリティがあって面白いのはアリ。
●使う色を絞ってみる。
描きながら行き当たりばったりに色を決めると絵が散漫に見えてしまう。
そういう場合、あらかじめ色を絞ってみるのも有効。
先生は三色くらいメインの色を決めて描くことがあるそうです。
●鼻を三角形にしたり、あまりそういうところで特徴を出そうとしないこと。
記号的な特徴は飽きられてしまうのでしょうか。
一目で自分の絵と分かるような自分のスタイルを見つけること、難しいテーマです。
私が感じたことをいくつか。
・絵は大きく、でも少し余白があると綺麗に見える。
絵の雰囲気にもよるのかもしれませんが、私は絵が画面一杯に大きめに配置され、断ち切りではなく少し余白がある方が絵がはっきりと見えるなと思いました。
・同じ世界観でたくさん描く
同じタッチ、同じ世界観で描かれた絵がたくさん並んでいると「もっと見たい!」と思う気持ちが湧きました。
最近、小津安二郎の本を読みました。
彼の言葉に「僕はトウフ屋だからトウフしかつくらないと、いつもいっているんです。」
とか
「ひとには同じように見えても、僕自身はひとつひとつ新しいものを表現し、新しい興味で作品に取りかかっているのです。」
というのを見つけ、これは表現者としての一つの理想だなあ、と心に留まっていたのですが、
イラストレーション表現においてもこういうスタイルっていいな、と個人的に思います。
一年間で色々と描いた気になっていたけれど一冊にまとめてみるとそれほど数は多くなく、現状がはっきりと見えてきました。
そんな中でも自分がよし、と思える作品がいくつかはあり、また次の一年後に少しでも成長を感じられるようそれらをのばしていきたいなと思います。
松尾さん冒頭文ありがとうございます。
入学当時、松尾さんと同じ気持ちでした。
臨場感ある文章が教室に居られたようで、先生のアドバイスや、とうふの話しなど、
本当にとてもためになります。
この日は体調不良でお休みしてしまったので、冒頭文を読めてとっても良かったです。
ありがとうございました!
川井さん
コメントありがとうございます。
先生の仰っていたこと、全て書き切ることは出来なかったのですが、少しでもお伝え出来たなら幸いです。
川井さんはいつもばっちりスタイルがあって、でもその中に色々と発見や挑戦があり、トウフ屋さんタイプですよね。私もトウフ屋さんを目指したいと思います。笑
体調がはやく回復しますように。お大事になさってください。
残念ながら欠席してしまいましたが、自分でファイルをまとめて、先生に見ていただく機会は貴重ですね。
松尾さんのコメント、ためになります。
木原さん
コメントありがとうございます。
自分の作品がまとまると色々俯瞰して見ることが出来ますよね。先生のアドバイスを頂け、今後の課題に気持ちが引き締まりました。
少しでも参考になりましたら幸いです。
冒頭文ありがとうございます!^^
先生のお言葉のまとめもありがとうございます〜♫
1年間の絵をまとめると現状や課題みえてきて、
自分の絵ともっと向き合っていこう!と思いました。><
来期も頑張ります!!