2019年になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします!
2019年初のBクラス、課題は「挿絵」、
毎回挿絵の講評の時に先生がおっしゃる「挿絵は難しい」のお言葉プラス
「今回は厳しめにいくよ」
ということで、
ここ何度か全員ピックアップが続いていましたが
今回は厳しめなピックアップとなりました。
以下、先生のお言葉です。
・物語の挿絵だからといって説明しすぎてもよくない。
・顔がリアルすぎてもよくない。
・服装(小物)のデザインは時代によって異なるので調べる。
・挿絵に手間のかかる技法を使うと連載になったとき大変。
・顔は子どもっぽくしすぎない方がいい。
・男性の背広の描き方に注意。
・影は難しいから基本的には入れない方がいい。
・自分らしさを出す!
以上に加え、
先生はあの「スチュワーデス物語」の挿画を描いていた、というお話や
以前やられていた新聞小説の挿絵の裏話も聞くことが出来ました。
新聞小説では300枚以上の挿絵を描かれたとのこと!!
気が遠くなる枚数です。。
人間イラストマシーンになるくらいの仕事量をどうやってこなしていたのか、
今度お聞きしてみたいです。
清沢佳世(21期生/Bクラス)
けいもとひとみ(20期)翔太と猫のインサイトの夏休み/永井 均
以下、振替。
鹿毛英子(19期)そらのレストラン/脚本:土城温美,深川栄洋、ノベライズ:百瀬しのぶ
久保田美穂(22期)オズの魔法使い/ライマン・ フランク・ボーム
清沢さん、冒頭文ありがとうございました。
挿絵の授業はみんなの読んでいる本を知ることが出来るので楽しいです。
どういう風に内容を表したらいいんだろうと悩むところが、難しいけど勉強になっているんだろうな〜と思います。
清沢さん、わかりやすい冒頭文のまとめをどうもありがとうございます!
あまり読まない推理小説やミステリー小説を読んで描かれている方の作品は、作家の方や書籍も興味津々で見てしまいます。
先生が教えてくださる挿絵でおさえることを
念入りに唱えながら下絵を描きなおしました。
物語の前後が伝わってくる余韻の残る作品が素敵だなぁと思いました。
東さんの猫町、拳銃からくゆる煙や
割れてしまったティーカップに
小さな池のような紅茶の液体
杉目さんの手
ミヨシさんの抜き去る前か、
抜き去った後かを
読者にゆだねさせるゆるさとか。
なんとかさんの人物の表情から
男女の関係を妄想させてくれるところ
こういうセンスが
みなさん全員のこだわりや視点で
散りばめられていて
厳しくも深い授業でした。
小牧さん、表情まで見てくださってありがとうございます。
実は何度も何度も描き直すのは顔なんですよ、もームズイ!
これからも精進します!
小牧さん、よく見てくれてありがとうです。
液体は、もちろんカップに入っていた飲み物と捉えて頂いてもいいです。でも、けん銃撃った直後という事で、、、
もしかしたら違う何かかもしれません。。。ふふふ(ホラー)
小牧さん、よい方向に解釈してもらいたすかります。
一応、具体的なものを描いているので不特定の余地をゆるさというかたちで残したいなーなどとはおもっていました。
そういうところ、ほんとに皆さんの作品勉強になりました。