こんにちは。
今回18期の木原匡康(まさやす)が冒頭文を担当します。よろしくお願いします。
川上弘美作「神様」挿絵は、夏休み明けのせいか、
峰岸先生も「大盤振る舞い」とのことで、全員ピックアップとなりました。よかった!
以下先生のお話の一部です。
・熊が出てきても、童話ではなく純文学。童話の挿絵にならないように。
・先生がこの作品に挿絵を書いたときは、熊と「私」が川を眺めているのを後ろから描いた。
純文学なので、登場人物に限定的イメージを与えない効果も狙った。
・「私」の性別は作中に書かれていない。先生は男性だと思った。
作者が女性からの連想か、今回は女性が圧倒的に多い。
・MJでは、アニメっぽい絵は避けたい。もっと大人のイラストを見て欲しい。
・雑誌の小説に使用される挿絵はかつての1篇3枚程度から1枚程度に減少。
純文学ではもともと説明的挿絵ではなく、抽象的なカットを大量に描いて、それを順繰りに使用。
・「私」を子供に描いた人がいるが、大人だろう。
・「私」だけを描いた人がいるが、小説とつながらない。それなら熊だけの方がよい。
・熊は「大きい」と書かれている。人間の大きさとかなり差を付ける。
………等。
さて、自分は先生に言われたようにスタイルが安定していませんが、 今回はテキストがあって既にシーンがあるという意味では描きやすく、楽しかったです。
初めてのモノクロも面白かったです。皆さんはいかがでしょうか。
巣内さんより、エッジの効いたイラスト論?のご要望ありましたが、
それは巣内さんに期待しましょう。
私の目標は、見ると胃のあたりが少し軽くなって、またぶらぶら歩き出したくなるような絵です。
(打ち上げのあとさらに一人でウーロンハイを2杯飲んだからそう感じるのかもしれません)
では、皆様の作品をお楽しみください!
以下振替
しんやゆうこ(A・16期)
藤縄まり子(A・18期)
見応えありますねぇ。
やはりクマがいると和んでいいな。
取り急ぎ。また仕事あけにコメします。
物語の『私』が、女だとは限らないと気付き、目から鱗でした。。勝手に女性と決めつけていたので。。
今回みたいなモノトーンの場合、黒の使い方の上手な絵が、まず目に飛び込んでくるきがしました。
私の絵では、黒が散乱してしまって、焦点の絞れない絵になってしまいまったな、と反省しています。
そういう点で、とやさん、田之上さん、ゆうきさん、の絵等は、すっと主役に目がいく絵だなと思います。
原口さんの絵も、思い切った黒の使い方がかっこ良くて、好きです。
先日、ヴァロットン展を観る機会があったのですが、ヴァロットンの木版画というのがかっこ良かったです。
中間色が無い、真っ白と真っ黒だけの木版画なのですが、構図や人物の省略の仕方なんかがとってもお洒落で素敵でした。
参考にしたいなーと思いつつ見てたのですが…。とりあえずは自分の作風を固めるのに専念しようと思います。
「私」が若い女性以外というのは、僕も、はあなるほどーと思いました。おじさんやおじいさんやおばさんやおばあさんいうのもあるんでしょうねえ。
>木原さん
そんな振り逃げありですか! 笑
でも木原さんの文章凄く分かりやすいですw
川上弘美さんの対談が面白いのでリンク貼っておきます。
なんでああいう世界を持っているのか少し分かります。
http://www.1101.com/fujin-ido/261index.html
挿絵としての役割を考慮することになり、描いてみて良かったです。
作者の性別については私も目から鱗でした!
原口さんの熊の毛の描き方が好きです。
白尾さんの作品美しくて品がありますね。
竹原さん新たに描いているところも素晴らしい!
木原さんの風景安定感がありますね。
しんやさんのほわほわくまさん和みます。
他の皆さんの作品も、こういう表現があったのかと勉強させて頂きました!
自分のコメントに書き忘れてしまいました。とやさんコメントありがとうございます。
木原さんの冒頭文ありがとうございました、作品は構図のバランスが参考になりました。
巣内さんのコメント内容が気になりますね…笑
白尾さんの女の子がほんわかしててかわいいです、シーンの描き方も新しいですね。中村いずもさんのは自分のとシーンと構図が同じだったのですが、小物の描き方とか少し引いている感じがすごくいいなと思いました。先生の描いた挿絵も見て見たいですね…
二十果さん、たのうえまきこさん、ゆうきみやさん、木原匡康さん、キムラキコさんの 風景の中をくまと主人公が並んで歩いているようすが、好きです。
木原さんの稲穂や雲、暑そうでいいなあ・・・と、思いました。
堀部さんのそばを熊が勘違いして持ってきちゃったのが可愛いなあと思いました。
とやさんの空気感がありますね、あと熊の四つ足、あ~それでもいいんだ、、と思い。
白尾さんの想像をそっと助けてくれる挿絵はいいなと、
鈴木マナミさんのほんわかした感じ好きです。
どの作品も素敵でした!
白尾さん、とやさんコメントありがとうです。。。嬉しいです。
やっぱり挿絵は難しいな~といつも思います。
とやさん、中村さん、橋本さん、コメントありがとうございます。「暑そうでいい・・・」嬉しいです。
それにしても、二十果さんの空は広いですねえ。
とやさんの四足、私もあー、と思いました。
阪上さんの女性の服かっこいいなと。
・・・まだまだ、楽しいところ、キリがないですね。
巣内さん、川上さんの座談会、面白かったです。ありがとうございます。
男性作家の方が、最近の女性作家で一番美人は川上弘美だと言ってましたが、この座談読んで好きになりました。
振替でおじゃましました。Bクラスの女子の皆さんはなんかいい香りがしました。(Aクラスの女子がへんな匂いという訳じゃありません)
作品を並べて、ひと目見て、先生が「なかなかいいです」と仰っていたのが印象的でした。モノクロで色数が絞られていると、作品の中で明度差の整理がしやすいからかも……と思いました。カラーのときも色数と落ち着いて見られる構成を意識したいです。
モノクロだと明度差の整理がしやすい。
同じテーマで装画を描いてみて、改めて、おっしゃる通りかと思いました。
えいいちさんの挿絵、わんぱく感あっていいですね。
武田さんの絵も好きです。
とやさんの絵、いいなぁと思いました。
二十果さん、中村麻衣子さん、木原さんの絵もいいなぁと思いました。
安藤さん、ありがとうございます、
安藤さんの地面の描写楽しいですね。
安藤節がうなるイラストレーションですね。
装画も楽しみですね。
しんやさんの作品、かわいらしくも惹きつける大らかさ、素晴らしいです。
ありがとうございます!
あらためて、原口さん、二十果さんの作品いいなぁ。出来がうらやましい。あと、とやさんは2枚とも良かったです。やさしさで包み込む雰囲気も素晴らしく感嘆しました。