<公開日 / 2022、5、29>
タイトルに月刊と表記していましたが、なかなかきちっと月刊に出来ず、だらだらと遅れることが多いので、今後月刊の文字は外して
ゆるめのだらだらした進行にすることにします。まあ、みんなそんなこと気にしてないでしょうけど。
今回はぼくが50代の初めから中頃までの仕事。21世紀に入る直前までですね。
タイトル画は異例で端から端まで使っちゃいました。この本、かなり大型で折り返した部分(その幅がまた広い)、普通そこまで絵は描かないところまで、きっちり描いちゃったので、パノラマ状になっちゃいました。両端をカットしちゃったりすると面白くないので
こんな異例の状態になったのです。
しかし、今更ながらこうやって過去の仕事を眺めていると、それぞれに思い出やエピソードがあって、そんな事を書き出すときりがないので、この中の幾つかだけにちょっと触れる事にします。
「蒲生邸事件」はサンデー毎日の連載時に挿絵を担当しました。
現代から戦前の二、二六事件の頃にタイムスリップする物語です。
著者の宮部さんはまだ若かったのに、昭和史をすごくよく勉強していて、スリリングな展開に引き込まれて読んでいたのですが、連載の終わりに近づいたら、話がばたばたと進み、尻切れトンボ状態で終わってしまいました。これは編集部の都合で早く切り上げなければならなかったのです。単行本化するに当たり大幅な加筆を行い、分厚い(それも2段組み)読み応えのある傑作に仕上がったのでした。
「熊谷突撃商店」は、女優の熊谷真美、松田美由紀(松田優作夫人、松田龍平、松田翔太の母)姉妹の母親清子(文中ではキヨ子)さんの一代記。
清子さんは著者のねじめさんの旧知の人で、清子さんに取材しながら、この小説を書き進めたそうです。
この装画を1枚描くだけなのに、ぼくは編集者経由で清子さんから、古い分厚いアルバムを3冊、貸してもらいました。
この3冊のアルバムは、資料としてとても貴重でした。
絵は左から赤いスカートの小さい子は真美さん、スーツの男性は清子さんのご主人、おんぶされている赤ちゃんが美由紀さん、そして、清子さん、右端は3人姉妹の長女の方。文中ではみんな名前が変えてあります。この絵は1962年を想定して描いてます。
とても残念なのは、この本が出る1996年8月の2か月前の6月に清子さんは福岡のホスピスで本の完成を見ぬまま亡くなってしまったのです。
「お日柄もよくご愁傷さま」は東映で映画化されたものを小説化した本です。映画のポスターをぼくが描き、その絵をそのまま装画に使っています。絵は出演者の似顔絵になっています。後列左より伊藤かずえ、布施博、新山千春、遺影松村達雄、西岡徳馬、根岸季衣
、前列左より橋爪功、吉行和子。
「日本で一番の装幀家は南伸坊」自ら装幀家でもあった和田誠さんからぼくが直接聞いた言葉です。
伸坊氏のデザインは、シンプルでさりげなくて品があってけれん味のないのが特徴だと思っています。
しかし一方で「民間学辞典」という分厚くて固い真面目な本のカバーに、わたし峰岸のこんな絵をこんな使い方(表1、表4ともに全面))をする、という大胆な事もやるんですよ。ここに使われた絵は、全て過去に何かに使われた二次使用の絵ばかり。でも権利や道義的な事は、ちゃんとクリアしてますけどね。
「定年ゴジラ」は、まだ30代だった重松氏が、定年過ぎのおじさんたちの心理や行動をとても巧みに表現しているのに驚きました。
文庫になった時は、この4人のおじさんたちの後ろ姿を、文学座で演劇化された時のチラシには、ビートルズの「ABBEY ROAD」のジャケットの様に横断歩道を渡っている(この芝居のバックにはずっとビートルズの曲が流れていたので)絵を描きました。
「仰天旅行」は早逝した景山民夫氏最後のユーモア小説と言われてます。
この装幀は「イラストレーション」誌で南伸坊氏、「ダ・ヴィンチ」誌でコピーライターの仲畑貴志氏に褒められました。嬉しかったです。
このアーカイブスの<単行本装画>は、4回やり20世紀の終わりまで来たので、ここでちょっと一休みします。
次回アーカイブスは、さてどうなりますものやら。
1996年 毎日新聞社 D / 坂川事務所
1996年 中文藝春秋 D / 峰岸達 |
1996年 角川書店 D / 高橋雅之 |
1996年 近代映画社 D / 記名無し |
1997年 河出書房新社 D / 岩瀬聰 |
1997年 講談社 D / スタジオギブ |
1997年 三笠書房 D / 栄谷義巳 |
197年 小学館 D / 竹原宏 |
1997年 幻冬舎 D / 田淵裕 |
1997年 三省堂 D / 南伸坊 |
1997年 三省堂 D / 南伸坊 |
1997年 講談社 D / 鈴木成一事務所 |
1997年 講談社 D / 鈴木成一事務所 |
1998年 日本書籍 D / 峰岸達 |
1998年 文藝春秋 D / 大久保明子 |
1998年 都市出版 D / 峰岸達 |
1998年 新潮社 D / 新潮社装幀室 |
1998年 講談社 D / スタジオギブ |
1998年 実業之日本社社 D / 峰岸達 |
1998年 エージー出版 D / 大谷秀映 |
1999年 小学館 D / 峰岸達 |
1999年 小学館 D / 峰岸達 |
夏の少年の自転車三角乗りw
三角乗り良く出てくるし雰囲気出て凄いです。
三角乗りパクりたい。
熊谷突撃商店も町田忍さんのも好きです。
町田さんのは、ベニヤの裏に描いちゃったとおっしゃっていて、
それがまたいいテクスチャになって、雰囲気もカラーも素晴らしいです。
タイトル画の装画、とても素敵です。
雪の描きかたがとても勉強になります。
どんな年代でも、服装でも、見る人に違和感なく描かれているのがすごいなぁと拝見しました。
授業での先生からのアドバイスや、アーカイブスのイラストレーションを参考に、自分も精進していきたいです。
いつもイラストレーションに対する情熱が素晴らしく、刺激を受けています!
「夏の少年」の少年の膝小僧から血が滲んでいるのがなんとも切なく、好きです。
細かい演出にハッとさせられました。
町田忍博物館の装画もすごく素敵です。
建物もおしゃれで見ていて楽しい気持ちになりますし、
人物一人ひとりにもストーリーがあるようで、想像力を掻き立てられます。
(実際の本も昨日ちらりと見せていただけて、サイズの大きさにびっくりしました!)
どのカバーも見応えがあって楽しいです。
蒲生邸事件は色合いにうっとり、熊谷突撃商店は資料のエピソードにしんみり(そして資料に裏打ちされた説得力のある絵すごいです)、給水塔の町は冒険小説みたいだ!二十面相出てきそう!と思いました。(給水塔は、モデルになった場所はあるのでしょうか?)
お日柄もよく御愁傷様は、霊柩車の朱と、とぼけた感じの仲睦まじい小鳥たちが好きですー。人物を引き立てつつ内容も表していて、昔観た映画をまた見たくなりました。
学校溶解、98年頃ってまさに高校生こんな感じでした!!先生の絵は風俗の記録資料にもなるイラストレーションですね。
そして三角乗り、なんとかさんも仰ってますが、好きです。一度観たら忘れられません。
お日柄もよくご愁傷様の絵に釘付けになりました。イラストレーションを全面に出した映画ポスターがあったんですね!日本の広告が元気なこの頃だからでしょうか、、、役者さんの似顔絵が当人以上に個性を放って、今にも動きそう喋りそう。画面がスッキリはっきり、鳩もチューしてるし、先生ワールドがギュギュっと詰まったこんなポスター、町に貼ってあったら剥がしにいきそ〜です。
昨日お話しされていた『町田忍博物館』
よく見るとベニヤ板の裏の質感が出ているのですね。
建物や街がいつも魅力的で
先生が描かれた世界に行ってみたくなります。
今回も貴重な作品を拝見できて幸せです!
アップしていただき、ありがとうございます。
幅広いジャンル、幅広いターゲット層に響く先生の作品、とても勉強になります。
「学校溶解」まさに私世代の高校生の絵だ!と懐かしくなりました。
細部まで行き届いた時代感の表現が、見る人の共感を産むのかなぁなんて思いました。
どのカバーも色合いが素敵です。
柔らかくてレトロで温かくて。
人はもちろん車も建物も先生が描かれると愛嬌があります。そこに生活も感じます。
若いひともオジサンも生き生きと描き分けすごいなあと思います。
あ、オート三輪だ。かわいい~。
課題「夏」についてああでもないこうでもないと思案中なので
「仰天旅行」のカバーがパッと目に入ってきました。
the夏!な風景に、飛行機がぐるりと回って面白いリズムを感じました。
蒲生邸事件の建物と雪の様子がすごく好きです。給水塔も好きなので興味津々。
悪魔の羽根のカバー、色も表情もとっっても素敵です。
おはようございます。茅ヶ崎は雨です。
給水塔の町と仰天旅行が特に好きです。
スクロールした時に全ての装画から匂いを感じました。
先生のお仕事をこうやって並べてみると気持ちの良い美しさに圧巻です。
今日も良い一日でありますように。
な〜んでミネちゃんの絵の人物を見ているとふっと抜ける気持ちになるのかな???
原画みてみたいな。どれもこれも。癒やされたいな。
「民間学事典」人名編に、私の大好きな河原野球部の絵が!と思ったら、過去の作品が使われていたんですね。びっくりしました。恐るべし、南伸坊!
「悪魔の羽根」の透明感あふれる感じとシンメトリーになっているアイデアがスゴイ!と思いました。(私もなんとかさん同様、真似っこしてパクりたいです。)
尾木ママの「学校溶解」は高校生らしいのに、クールでカッコイイ!(ギャルがスタイリッシュでカッコイイとは、、富永愛か峰岸先生かですね。)立ち位置もこれまた真似っこしたいです。(またパクろうと、、)
町田さんの本は現物が大きくびっくりしました。「マニアックだけど、ノスタルジックで面白い内容だよ」と装画が語っていますね。
「定年ゴジラ」のBGMにちなんだビートルズ風文学座のチラシも拝見したいです。粋な演出ですね。
私は装画のアイデアが乏しく、課題で苦戦しているのでとても勉強になりました。ありがとうございました。
今回も見応えたっぷりのアーカイブス、ありがとうございます!
人物と背景の構図がどれも勉強になります。
「仰天旅行」のシンプルな夏の風景も大好きです。
シンプルな絵をいかに魅力的に見せることができるか、
ヒントを得たいと何度も見返してしまいます。
「蒲生邸事件」、「定年ゴジラ」あたりは姉や母が読んでいた事や、図書館のおススメコーナー等にあって、ずっと記憶にあった表紙でした。
本の中身よりも表紙が記憶に残るような、そんな仕事に憧れます。
男女の顔のドアップの「みんなの深層心理」「みんなの精神科」も男性の顔の描き方に見入ってしまいました!
男女の顔の描き方、今回は課題にもあるので、これだけビシッと描けるようになりたいです。
先生の描くルーズソックスの女子高生たちが新鮮で可愛いです…!
パノラマサイズの絵を描くのが好きな身として、今回のタイトル画はたまらなく大好きです!
一枚の絵に物語があるようで、かなり引き付けられました。
先生が描かれる人物も好きですが、背景の建物の描き方やバランスに毎回憧れます。
人物も背景も手を抜かないのがプロなんだなと、改めて感じます。
こんな風に描けるようになりたい・・・!
nashikoさんと同意見で、先生の描かれたルーズソックス女子高生が新鮮でした。
まさにルーズ世代なので、平成のこの時代を懐かしく感じました。
夏の少年、明快な構図と大きなタイトルが相まって、とても印象的です。描かれている風景はレトロなのに新しさを感じます。
先生にしては珍しい?年を重ねるのも悪くない、の静物も個人的にはツボでした。黒い床と黄と緑の絶妙な配色がグッときます。
遂にアーカイブスも二十世紀の終わりまで。なんだか感慨深いです。
わー!!!すてきだーーー!
トップの写真がかわっていたのでわくわくしながら見ました。
後ろ姿だけでも、風景と紙飛行機だけでも先生だってわかってしまうすばらしさ。
作品一点一点の完成度が高くてすごいなあといつも思います。
どれかが一番好きか決めようと思いましたが、
今回は難しかったです!
素敵な作品ばかりです◎
しょこちよも精進します!
一冊ごと、どうしてこの様なモチーフをこの様に配置されたのだろう?と考えながら拝見しました。そして、読んでみたい気持ちになります。本屋さんでただ本をみているのと、こうして一枚一枚の装画をじっくりみるのでは入ってくる情報量が格段に多いことに気づきました。どれも絵と本のタイトルがピッタリ合っていてすごいです。ピッタリ合っているけれど、そのものズバリではないところが想像力を掻き立てるポイントなのかなと思いました。勉強になりました。
タイトル画の「町田忍博物館」がとても好きです。
この絵は「看板建築」といわれる建築様式の建物でしょうか。懐かしい!
暖かい雰囲気で包まれて、当時の生活が偲ばれて、気持ちが落ち着きます。
親戚の家がこういう建物だったのでなおさら懐かしいです。
ところで、亀戸香取神社の境内に、明治時代から続く勝運商店街があるのでちょっとご紹介。
一時は寂れていたのですが、平成になって改築、「昭和30年代の看板建築」をモチーフとして、
昭和レトロな商店街に生まれ変わった街なんです。
私も2度ほど行きましたが、昭和レトロの商店街とても楽しめました。
サイトです。→https://kameido-turtles.jp/archives/3220
峰岸先生、今回も貴重な資料をありがとうございます。
町田忍博物館、人々も街もすごくイキイキしていて楽しげですね。ベニヤ板のテクスチャもいいですね。
定年ゴジラのおじさんたちも、そして住宅街の家々の描き方も絶妙で、本当に勉強になります。
蒲生亭事件の女性がとても素敵ですね。
アーカイブス、ありがとうございます!
「町田忍博物館」、タイムスリップして町の中にいるような気分になります。バスにガイドさんがいるので、調べてみたら、昔は「バスガール」という職業があったのですね。
「定年ゴジラ」、それぞれのお顔や出で立ちが味わい深くて、右の男性は、ポマードの香りもしてきそうです。読んでみたいと思いました。
「年を重ねるのも~」「仰天旅行」の、人物や町のない絵も、すごくカッコイイですね!
「花の道草~」のお花と男性も惹かれます~。
峰岸先生、今回も豪華アーカイブスをありがとうございます。
本当にたくさんの装画をいろんなモチーフ、アングルで描かれていて
毎度驚嘆しています。
タイトル画の豪華なパノラマ状の絵もすごい見応えです!
「悪魔の羽根」の背表紙部分に降り積もった羽根やシンプルな構図が
おしゃれでとても好きです。
ついに20世紀末までに
タイトル画の町田忍博物館、いつまでも見ていられそうな
街の濃やかな風景、好きです。
あと花の道草とか心に夢灯るの花のある風景の先生の色合い
ほんと綺麗。
装画その3に続き、その4もとても贅沢な作品をたくさん拝見させていただきありがとうございます!!
今回も全ての作品が力強く、存在感が圧倒的だなぁと見とれてしまいます。
老若男女どんな人物もセンス良く描かれて、色や味わいのある線や構図など全てが生き生きとしていて…、本当に見ごたえたっぷりです!
特に印象的だった作品は、「食い食い虫」という初めて聞く言葉とデザインのインパクトに、先生の柔らかいふわっとした色合いと描き方、アルプス食堂に入っていく赤いスカートの女性の雰囲気など、ギャップというか不思議な世界に引き込まれて好きだなぁと思いました。
装画シリーズはひとまず区切りとのこと、何ともさみしいですが、2000年代以降の先生の作品を自分なりに探して、是非拝見させていただきたいと思います!
トップの画像に、すごい絵が!と思って開いたら中もめちゃくちゃ豪華でした。
「夏の少年」好きです。
「熊谷突撃商店」の家族全員かっこいいです。先生の人物のバランス(ただの上手な人でも優しげな人でもふざけた風でもない)がすごすぎて、人物の絵、深いなぁと、思います。
「仰天旅行」シンプルで、人物も建物もないのに、かっこいいです。ここまでくると、先生ずるい!と思います。
結論はやっぱり私は先生の絵が好きだなぁということでした。20世紀の終わりまで、たくさんありがとうございました。
「蒲生邸事件」の雪の描き方や「定年ゴジラ」の住宅街の構図などなど
どの作品も素敵で毎回勉強になります!三角乗り可愛いです
アーカイブスありがとうございます。
夏の少年の表紙の絵は確か自分が行ってたころ
MJの授業のときに先生が「これは三角乗りというんだ」と
いう説明をしてくれたような記憶があります。
民間学事典のポスターの絵の細かさも面白いしすごいなと思います。
この記事、アップして1週間経ったね、みんなコメントいろいろありがとね!
三角乗りというのは、昔、日本が貧しい時代、子供用の自転車などなかなか買ってもらえず、仕方なく子供は大人の自転車にあんな乗り方をしたの。三角の中に脚を入れてね。
神田さん、膝小僧の赤いのは血じゃなくて、すり傷などにつける赤いヨードチンキという傷薬、通称赤チンと言って、昔はちょとしたケガには、何かと言うと赤チンを塗られたの。これが結構よく効いたんだよね。
小海さん、あの装幀はイメージ通り、昔の「少年探偵団」とかの少年向け小説誌のもじりなんだよね。
小さい方の少年は、著者泉麻人氏がモデルで、当時の舟木一夫(10歳は年上)のヘアスタイルを実際に真似してたんだって。
あの給水塔は今も中野区野方辺りに健在ですよ。
竹内さん、「定年ゴジラ」の3連作、アーカイブス番外編として載せちゃおっかな。
上田くん、ぼくね、人物のいない静物とか風景とかの個展なんかも過去にはやってるの。「MJブック2014」にそんな絵が4ページに渡って載ってるよ。この号は、丹下京子さんとぼくが和田誠さんの仕事場を訪ね話を聞く、という貴重な記事も6ページに渡って載ってます。その号の掲載メンバーはぴったり100人。すでに高レベルだったよ。オンラインショップで半額の1、000円で購入可。お買い得だね。
加藤さん、看板建築について、電話で語り合って楽しかったね。例によって話がずれて、いしだあゆみの激やせや整形の話になったりしてね。
池田さん、「食い食い虫」は、往年の二枚目大スター池部良は、後年、エッセイストとして沢山の本を出しているけど、これはその中の
1つ。当初、装幀室からの依頼は、池部良の似顔絵をアップで、ということだったのだけど、池部良当人が「似顔絵は辞めてほしい」と言ってきて、こんな絵になったんです。
今回も沢山の素晴らしい作品、ありがとうございます!先生の水色というか、なんとも言えないこの色合いに憧れます。悪魔の羽根が特に好きです。
次回のアーカイブスも楽しみにしています!
先生のデザインもいいですね
アーカイブスありがとうございます!
民間学事典人名編の表紙も裏表紙も楽しい声が聞こえてきそうなとことか好きです。
他の装画もどれも色がきれいで、暖かい感じで、何描いても先生の絵で、いつも思うけどやっぱりすごいです。
仰天飛行、絵も先生のデザインもステキですね。
看板建築にはうっすら興味があるので、加藤さんがリンク張ってくださったページを見てみました。平成23年といえば、もうそれなりに時間が経ってますけど、こういう商店街があるのを知らなかったです。次に亀戸に近づく機会があったら行ってみたい〜。
モチーフはいろいろなのに、どれもひと目で先生が描かれたのだとわかるのって、本当にすごい…!唯一無二だからこそ、たくさんお仕事の依頼が舞い込んできたのだな、と今回までの装画アーカイブスを拝見して思いました。
灯台とか給水塔とか倉庫とか、先生が興味を持って描かれる建造物、わたしも好きなものだらけです!ホント見ていて楽しい!!もっと描くのも楽しい!な境地に達したいものです…。
人物の自然な立ち絵も憧れとともに、とても参考になります。興味深い記事を作成いただき、ありがとうございました。
私も加藤さんが貼ってくださったリンク見てみました。先生が描く世界ですね。
経験していないのに郷愁感じるのは不思議です。今は80年代ブームですが、懐かしいけど切なくないです。
突貫小僧「子役になってみたけれど」の装画が特に好きで、背景の看板文字と着物の柄がなんともモダンでかっこいいです。
池部良さんのエピソードもいいですね。この装画も大好きです。いい時間が流れていそう。
峰岸先生 給水塔、やはり野方のみずのとう公園でしたか!昔、セツ生だったころ写生に行きました。先生の描かれた角度とは違う場所だったのですが、雰囲気がある場所ですよね。そして少年が作家ご本人で、舟木一夫を真似た髪型だったというお宝エピソードに思わず笑ってしまいました。
加藤さんに教えて頂いた勝運商店街も面白そうな場所ですね!
昭和のあの頃から、異国の地まで、雪の冷たさも伝わってくるような色合いにため息が出ます。
メロウカラーと呼びたくなるような色の世界を
ずっと見ていたいです。
「年を重ねるのも悪くない」のような静物イラストシリーズが
先生の作品の中でも本当に好きです。
コメントにも書かれているMJブック2014の特集ページは
何度も見返しているぐらいの大好物です。
海岸の白い壁の家やスイカ、パンプキン、コップの中で泳ぐ金魚。
描かれているもののチョイスにグッときます。あー模写したいです。
先生のこんなメロウなセンスに、
ツボどころではなく沼にハマってます。
上田さん、めちゃくちゃおすすめですー
蒲生邸事件も悪魔の羽根も雪が美しいですね。
今回もさらっと書かれていますが、著名な方々や有名な作品の貴重すぎるお話!
ありがとうございました。
個人的には給水塔の町の男の子がかわいくて好きです。
先生の一見シンプルだけど、真似できそうでできない絵、
イラストレーションを描く方なら目指したい絵だなあといつも思います。
アーカイブありがとうございます!
とても勉強になります。
構図と配色が、とても美しいです。
悪魔の羽の背景の水色がとても綺麗で、
どんなふうに出してるんだろうと、思いました。
私は、全体がうまくまとまらないので、
たくさん絵を見て、たくさん絵を描いていきたいです。
そして、三角乗りという、乗り方を初めて知りました。。
コメントがすっかり遅れてしまいましたが、今回も貴重なアーカイブをありがとうございます!
『食い食い虫』のシックな色使いがとても素敵だなと思いました。
全体的に淡いトーンの中に女性のスカートの赤がとても効いていてかっこいいです・・・!
また、『町田忍博物館』の細かく書き込まれた絵は、
人物一人一人の生活が豊かに描かれているのが楽しくて、端から端までじっくり眺めてしまいました!
ストーリーを感じる絵って本当に良いなと思うので、私もこんな絵が描いてみたいです!
毎回本当に勉強になります・・・!
「食い食い虫」の貴重な裏側のお話を教えて下さり、ありがとうございます!!
似顔絵でも絶品の仕上がりになったと思うのですが、池部良という方のお顔を頭の中に浮かべられない私にとっては、やはり実際に描かれたあの素敵な装画を拝見できてありがたい限りです!
本を手に取っただけでは絶対知ることができないことを、装画を描かれた先生からお伺いできる贅沢さもこちらのアーカイブスの醍醐味の1つだなぁと思いました。
そしてMJブック2014年版も、手元に届くのが待ちきれない状態です…。
「定年ゴジラ」3連作、遊び心とセンスの良さなど伝わってきてとても素晴らしかったです!!
遅ればせながらのコメントで失礼します。
峰岸先生というと、水色系と黄色系のイメージがありましたが、こうしてたくさん並んでいると「やっぱり😊🌟」とと感じでちょっと嬉しくなります。黄色系の中でのクリームからベージュ、タンポポ、ラクダ色等々のバリエーションの取り方が繊細ですね。
その中にあって「花の道草立ち話」の花畑の多色使いが印象に残りました。
すっかり遅れてしまいました、コメント失礼します。前回のAクラスの時先生が「後ろ姿は絵になるね」とおっしゃっておられ、それからやたらと後ろ姿が気になり、後ろ姿の絵を探して眺めてみたり、描いてみたり、人の後ろ姿を眺めてみたりしていました。そして遅ればせながらこちらの作品群拝見し、なんと3点も後ろ姿が!!グッと惹きつけられました。イラストレーションの中の時の流れを感じるような後ろ姿…うっとり拝見させていただきました。
たむらさん、あのねぼくは「後ろ姿は絵にしやすい」と言ったつもりなんだけど。「後ろ姿は絵になるね」と言ったつもりはないんだけど。顔を描くのが苦手な人が往々にして、そういう方向に行きやすい、と言いたかったの。
<単行本装画>その4をアップして4週間、コメント数が何時もより大分少ないね・・・。
<単行本装画>はこの後、しばらく休むと言ったけど「峰岸達アーカイブス」自体も休みます。
このコメントを読んでない人も多いと思うので、その件に関しては、改めて一斉メールで伝えます。
先生、わたしの理解力すみませんでした。よく日本語聞きます!似ているようで大きな差ですね。
コメントが遅れまして申し訳ありません。南伸坊さんの大胆なデザインは先生の作品が好きすぎて表4も!!!という感じが伝わってきました。尾木ママのカバーもTVの「さんま御殿」などで何やこのオジサンと知るはるか前だったので驚きました。描き文字もかっこいいです。数年前まで熊谷真実さんが妹だと思っていたのですが、先生のカバーを拝見して真実さんの方がキリッと描かれててお姉さんなんだなあと納得しました。アーカイブが休止と知り淋しくなり、MJブックの冒頭ページを見返しました。似顔絵も季節感もパクりたいけどパクれないカッコよさ!先生も皆さんも熱中症お気をつけください〜。
先生の絵は密度のある絵もすっきりとまとまりがあるシーンになっていて素敵です。
配色はセンスというかその時の感覚で描かれてるんでしょうか・・
「夏の少年」「食い食い虫」が特に好きでした。
平尾さん、坂内くん、コメントありがとね!
OB、OGのコメントの常連は多くないけど、キミたちはよく入れてくれたよね。
しばらくアーカイブス、休むけれど、再開したらまたよろしくね!
坂内くん、配色はね、その絵にとって絶対に必要な色ってあるじゃない。例えばひまわりが出てくる絵だったら、先ず黄色は使うよね。で
それ以外の色は、なるべく少なくする、という感じかな。
なるほど・・ありがとうございます。
授業で先生がよく言っていた「色数は少ない方がおしゃれにみえる」は今も色に迷ったときは思い出して実践しています。
小説だけでなくエッセイから辞典、心理学の本まで、それぞれの本に合った絵の幅が広く素晴らしいですね。
坂内さんの配色の質問、勉強になりました。最初にキーになる色を決めてあとは色数少なくするとまとまるのですね(メモメモ)。
先生は以前絵の具を混ぜないとおっしゃっていた記憶があるのですが、そのままでもこんなに幅広い表現ができるのですね〜
「蒲生邸事件」の空は雪景色なので青にしそうなところ、黄色にすることでノスタルジックな雰囲気が出て昭和感が伝わってきます。
蒲生邸事件はMJ生の前に読んで大好きな作品です。先生が装丁されているとわかってさらに嬉しくなったのですが挿絵も描かれていたのですね!
草野さんも瀬知さんもありがとう!
もういい加減で2ページ目に引っ込むね。
ではみなさん又の機会に!