徳重千里(12期)「カエルの王様」/グリム 矢崎源九郎訳
・トレーシングペーパー、ホルダー、サッピツ、Photoshop加工
森の中の風景を描いたのですが、トーンが薄くなってしまいました。
一昔前では、技術的に印刷物にならなかったため、鉛筆描きの絵はNGだったそうです。
もう少し、メリハリをつけることを意識しようと思います。
木原まさやす(18期)「世界は五反田から始まった」/星野博美
・水彩紙、アクリル
作者の祖父が五反田に町工場を作ってからの個人的歴史から、
戦争との関りを探ったノンフィクション。何を描くか悩みました。
落ちた1枚はスケッチっぽくて毛色がちがうとのことでした。
nashiko(19期)「やまなし」/宮沢賢治
・Pad(clip studio pro)
小学生の頃、教科書で読んだ話をまとめた本を読んでいたら、このお話があったので描きました。
描いていて、改めて好きなお話だな〜と実感しました!
むらたゆか(19期)「パンドラの箱」/ホーソン
・photoshop、えんぴつ、画用紙
今回の課題は、グレーを使わず2色(黒、白)で表現してみました。
色のバランスやメリハリを考えるのが楽しかったです。
勉強になりました。
前田なんとか(21期)「明星」50年601枚の表紙/明星編集部編
・キャンバスペーパー、アクリルガッシュ
白井義雄、明仁親王ご成婚のは、1950年代の出来事で、
新元号「平成」のは、1980年代の出来事を描きました。
画像は、全てネットからです。調べるのが楽しかったです。
阿南 ひろ子(22期)「レインツリーの国」/有川浩
・画用紙、カラーペン(0.38mm)、色鉛筆
情景をそのままで描いてしまい工夫が足りなかったです。
装画ではその点に気をつけたいと思います。
上田恭輔(22期)「外は夏」/キム・エラン
・水干絵具、ペインティングメディウム、ジェルメディウム、リターダー
外は夏、と言うタイトルの割に夏らしい陽気な場面が少なく、少し寒々しい挿絵になりました。
3枚目は老人が亡くなったシーンを描いたつもりですが、先生曰く、
仕事で遺体を描くとNGになることもあるとのこと。勉強になりました!
倉本トルル(23期)「水晶の栓」/モーリス・ルブラン
・Clip Studio Paint
アルセーヌ・ルパン・シリーズの1冊です。服装とか難しかったです。
もっといい感じに描けるようになりたいので、このあたりの時代の服装や建物など調べてみようかなと思いました。
竹内薫(23期)「きみの友達」
・水彩紙、水彩絵の具、鉛筆
主人公が雨の日に交通事故に遭う直前のシーン、
いつもデジカメを持って雲の写真を撮っている主人公、
主人公が結婚するシーンです。
いつもどんな本にするか、どのシーンにするかをかなり悩みますが、
授業は皆さんのアイデアを拝見するのが楽しかったです。
たまゑ(23期)「「地域猫」のすすめ~ノラ猫と上手につきあう方法~」/黒澤泰
・Photoshop
だいぶ前に購入した地域猫についてのノウハウについて書かれた本を選びました。
先生からは、漫画っぽいタッチだとカットの仕事ばかり来るようになってしまうので
それを念頭に置いて漫画っぽくないタッチも描いていった方が良いとお言葉を頂きました。
(今回はこういう本なのでOKとのこと)
大木ゆり(24期)「水曜日の手紙」/森沢明夫
・iPad(Procreate)
1点目:高級住宅地のカフェで主人公(黒髪の女性)が友人と過ごしているシーン。
2点目:主人公(男性)が海をバックに婚約者と自撮りするシーン。
夢に向かって前に進む主人公たちの素敵なお話です。
かとうあやか(24期)「渡りの足跡」/梨木香歩
・ipad (procreate)、photoshop
物語に出てくるオオワシのイラストレーションを中心に描きました。
渡鳥以外にも渡りに関したさまざまな物語が描かれており、素敵な本でした。
池田吏穂(25期)「花桃実桃」/中島京子
・水彩絵具、ダーマトグラフ、クレオロール、水彩紙、カーボン紙、GIMPなど(画像加工)
線多めなものとシンプルなもの両方提出してしまいましたが、
1作品の中では描き方は1つに絞ること!と教えていただきました。
太田マリコ(25期)「ザリガニの鳴くところ」/ ディーリア・オーエンズ
・ アクリルガッシュ、画用紙
特に印象に残った冒頭のシーンを構図を変えて描きました。白黒画は難しいです。
葛西 可奈(25期)「今日もていねいに。」/松浦弥太郎
・画用紙、水性ボールペン、Photoshop
「持ってるのを忘れてもう1冊買ってしまったのであげる」と、10年以上前に先輩に頂いたエッセイ本です。
たまたま頂いた本ですが、今では大事な1冊になっています。
居石 亜友美(25期)「絵のない絵本」/アンデルセン
・ipad procreate
デザイン的な構図にしてみました。人物はまだ研究の余地ありとのこと。
もう少し癖があるといいのかな…? 皆さま、今年もよろしくお願いします。
鹿田悠里(25期)「87歳、古い団地で愉しむひとり暮らし」/多良美智子
・iPad(プロクリエイト)
1人暮らししているおばあちゃんを描きました。
黒のベタ塗りの部分があった方が締まるとの先生のお言葉、
確かに絵を見てみると黒が入っていた方が見やすいです。
今年もよろしくお願いいたします!
タカヤ ユリエ(25期)「おやつのない人生なんて」/伊藤まさこ
・iPad(Adobe fresco)
「鼻はできるだけ細い薄い線で存在感がない方がいい」
「(見送りになった絵について)グレーでフラットに塗った髪はイマイチ、黒の方がいい」
とのコメントいただき、人物においては、意識していない細かな点が重大に効いてくるものと改めて感じました。
今年は、描く絵の幅を広げる×細部の表現を研究するの二本立てで精進していきたいと思います。
峰岸先生、皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
土岐可奈子(25期)「シルエット」/島本理生
・Procreate
先輩方のお仕事を参考にし、
前二回よりも今回はさまざまな構図で描けたかなと思います。
本も海外文学ではなく日本文学にし、描きやすいものを選びました。
グレーを多用してしまったのでちょっとぼやけてしまいました…!
牧角春那 (25期)「終点のあの子」/柚木麻子
・アクリル絵の具、水彩紙
人物、特に顔の描き方が相変わらず課題です。良いバランスを見つけたいです。
神田ゆうこ(26期)「52ヘルツのクジラたち」/町田そのこ
・水彩紙、水彩絵具、色鉛筆
大分県の海辺の田舎町が舞台のお話です。
遠いところと近いところをどうやって描き分けるか悩み中です。
今回写真のトレースもしてみたのですが、トレースで自分らしく描くことの難しさを知りました。
mimiko.to.yoko(26期)「かがみの孤城」/辻村深月
・iPad(adobe Fresco)
前期と同じ本の別のシーンを描きました。
友達の家に入ると玄関におとぎ話の絵がたくさん飾ってあるという部分です。
先生から髪の色、白のセーラー服なら半袖のはず、
などの鋭いご指摘をいただき直しました。
背景とのコントラストが大切だと学びました。
以下、振替え。
おかもと せいこ(18期)「卵の緒」/瀬尾 まいこ
・画用紙、色鉛筆、アクリル絵の具
口を開けている人物を描くのは難しいと授業でお話がありました。
他3枚は口を開けている絵でピックアップにはならずです。
会話をしているシーンでも口を閉じて描いてみるのも方法のひとつとの講評でした。
白黒になった際に個性が出ていないので、
形=デフォルメをもっと練習しなくてはと改めて思いました。
ゆきこ(25期)「スズの兵隊」/H・C・アンデルセン
・Adobe illustrator CLIP STUDIO
前から描いてみたかったお話なのですが、いつも資料がたくさんある作品を選びがちなので、
いつか、挿絵がない読み物をイマジネーションで描けるようになりたいです。
西陰志保(26期)「なめとこ山の熊」/ 宮沢賢治
・iPad(procreat)
Bクラスにお邪魔させていただきました。
選書から悩み、やはり自分の描きたい本を選びました。
選んだ後は、宮沢賢治の世界観が好きなので、描くのが楽しかったです。
時代に合わせた服装など調べたり、細かいところにもこだわりました。
授業では、Bクラスの皆さんの個性豊かな挿絵が拝見できて、先生のご指摘もとても勉強になりました。
木原さん、トップ画像おめでとうございます!木原さんが各パーツ、めちゃ良いです!
ゆきこさん、世界観が甘くなり過ぎないタッチが合ってて、ステキです。
カオちゃんの、土砂降り加減が容赦無くってw好きw
今回は諸事情で下絵止まりで、授業もお休みしてしまいました(先生ごめんなさい)。あがってきた絵を拝見するとどれも素晴らしくて、自分も上手く行かなくても出せば良かったと後悔しています。
徳重さん 木の優しい佇まいが素敵です。少し装飾的なカエルのデフォルメも、神秘的です。
木原さん トップ絵おめでとうございます。わびさびのあるタッチが好きです。
nashikoさん 挿絵だけでストーリーが思い出されました。陰影、ドラマチックです~
むらたさん 3枚目が好きです。可愛いタッチなのに、黒1色の試みが今までにない怖さも醸し出していて…色々とチャレンジするのは大切ですね。白黒奥深いです!
前田さん 星丸くん!昭和世代大喜び、挿絵でなくても、見ているだけで楽しいイラストレーションです。
阿南さん 小説誌とかでこの挿絵を見たら、スッと物語に入れそうで、絶対読んでみたくなります。オリジナルの線画タッチ、羨ましいです。
上田さん 人物の表情、目線、犬、どれも決まっていてカッコいいです!
トルルさん 前回のホームズからのルパンの流れ、好きです (^^)v落ち着きとポップさが同居していて、本当にすごいです… !
竹内さん 人物、静かにどんどん進化されていますよね?! 2枚目の女性の瞳や指先、3枚目の人物たち、とても素敵です。
たまゑさん 見ていて思わず和んじゃいました。おばさん、子どもたち、会話が聞こえてきそうです。
大木さん 大木さんの風景はいつみても広がりがあって気持ちいいです。深呼吸できちゃいます。
かとうさん シンプルだけど、一枚目の鳥のフォルムや三枚目の雲の入れ方など、グッときました。
池田さん 老夫婦、とても素敵です、、すごくいいです!!
太田さん 気になっている話(映画も)なので『おぉ~』とワクワクしました。2枚目が好きです。ミステリアスな、予兆を感じさせる絵ですね。光と影が上手すぎです。読んでみたい!
つづく
小海さん
コメントありがとうございます。
白黒で描くのは、ほんと難しいです。
色々挑戦して、オリジナリティが出せるよう
がんばります。
小海さんの挿画の着物姿、髪の毛の濃淡
がとてもきれいです。
日本髪が引き立ちますね。
艶のある感じが好きです。
小海さん
コメントいただきありがとうございます!
全員分コメントを書いてくださる方がいることにとても救われていますので、小海さんの視点から気付きをたくさんいただきながら拝読いたしました~
私の描いたものは、老夫婦と分かっていただけたでしょうか…。
人物(その他、全て)の描き方、ぼんやりは良くないと思っているのですが、気をつけようと思えば思うほどぼんやりになってしまうようで(^_^;)
小海さんの作品はいつも、ソフトながら画力がしっかり安定されているので伝わってくるものがあり、また研究熱心なところも頭が下がります!
小海さん、お忙しい中コメントありがとうございます!
前回の挿絵課題は、私も諸事情によりお休みしており、今回は納得いくものを出したいという気持ちで制作できたせいか、今まで描いた挿絵で一番気に入ったタッチで出せた気がします。
小海さんの装画課題作品、人物に安定感があって私も頑張らないと!と思いました。
時代考証が難しそうというイメージがある為、和装を積極的に描いている方は尊敬しちゃいます。
葛西さん 口もとほころんで、ふふふってなりました。気持ちのいいそよ風ー!
居石さん 可愛らしさとデザインセンスがキュッと詰まっていますね。
鹿田さん キッチンの描き込み要素が多いのにスッキリしていて、いつも素敵です。おばあちゃんいいですね。
タカヤさん 2枚目大好きです。お茶の描き方、そうそう、底が透けてこんな風に見えますよね。柄とともにキュンとしちゃいます。
土岐さん 今回の作品、すごく物語に入り込まれて描いている感じがつたわってきました。2、3枚目すごくいいです。
牧角さん 2枚目の構図が好きです。浜辺、室内、何気なく淡々と切り取っているのに、やっぱり上手くてため息出てしまいます。
神田さん 一枚目の風景が印象的でハッとさせられました!
mimiko.to.yokoさん 人物が自由で可愛くて好きです。童話の絵もいい感じです。
おかもとさん おかもとさんの優しいタッチと『卵の緒』、とても合っていると思います。装画も楽しみにしています!
ゆきこさん 水彩の、お砂糖菓子のようなゆきこさんの世界観も好きなのですが、デジタルも上手くてびっくりしました。2枚目の玩具色々とか、よく調べて描かれていて見ていて楽しいです。
西陰さん 動物可愛いです。大胆な黒の木々の表現など、東君平さんの切り絵を思い出しました。
あいはらさん、ありがとうございます!
お忙しいときもありますよね…次回の装画、楽しみにしております。
おばあちゃん描くの以外と楽しいんだなぁとこの課題で気づけました。毎回勉強になっています。
小海さん、コメントありがとうございます!風景はこれからもっと練習していきたいので、コメント嬉しかったです。次の授業では小海さんの作品を拝見できるのを楽しみにしています!
なんとかさん、小海さん、コメントありがとうございます! トップ絵に選んでいただいた峰岸先生、ありがとうございます!
なんとかさんの昭和平成懐かしいです。
一枚目のビルは何でしたっけ? 見たことあるのですが、思い出せません。
新丸ビルです。
懐かしいですよね、調べるのもたのしかったです。
小海さんありがとうございます!ちょうどいい感じの風をと思って、カーテンの揺れ具合は色々試し描きしました。そよ風感じてもらえてうれしいです~
小海さんの作品楽しみにしてます!
タカヤさんの、女性が着ているニットやカップの湯気の描き方好きです。質感や温度が伝わってきてほっこりします。
小海さん
コメントありがとうございます。あの本は昨年の装画の課題のために購入したのに
2.5cmの厚さがあり、とても課題制作に間に合わないと思って放って置いていたのですが、
昨年末映画が上映されることを知って、観る前に読まなくては!と思って頑張って読んだのでした。
(結局映画はまだ見ていません)
ものすご〜く長いです。ミステリー感はあまり強くなく、一人の人間の一生を書いた話だったなという印象です。光と影は描くときに意識するのを忘れがちなので、そう言っていただけると嬉しいです!
小海さんの装画課題楽しみです!
なんとかさん
ありがとうございます!
なんとかさんの挿絵楽しすぎます。
表情が素晴らしいですよね。
小海さん
ありがとうございます。
模索中でしてぶれまくっております…
小海さんの作品楽しみにしております。
小海さん
コメントありがとうございます!
うれしいです😭
私も出せないときありましたが
後で皆さんの絵を見るだけでも学びありますよね。^^
次の作品楽しみにしております
鹿田さんのおばあさんが87よりは若そうですが、表情とか手の置き方とか、体の描き方がちゃんとしてて、動きが見えるようで良いなと思いました、