柳澤万紀(9期)「かか」/宇佐見りん
・方眼ノート、ロットリング0.2mm、ミスノン、Photoshop
先生から「辿り着いた感じだね」とのこと、
ようやくスタートできる気持ちになれました。
むやみに描き込みすぎないセンスを磨いていきたいです。
授業では先生やみなさんの様々なお話が聞けて勉強になりました。
木原まさやす(18期)「ヘンゼルとグレーテル」/ グリム童話
・水彩紙、アクリル
チェックの多用について、峰岸先生から、不自然だけど、
そのまま押し通して個性にするか、微妙なところとのご指摘。
ほんとそう思います。
長田直子(20期)「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」/ブレイディみかこ
・パステル、鉛筆、消しゴム
挿絵の課題はどの場面を切り取るかいつも悩みます。
テーブルのCDについてご指摘いただいたのですが、ちょっとしたところのツメが甘いので気をつけます。
上田恭輔(22期)「木」/幸田文
・水干絵具、墨汁、ペインティングメディウム、ジェルメディウム、リターダー
木を描きたいと思って、作品を選びました。
少ないタッチでも木の幹の質感などを表現できるように工夫したいと思いました。
藤安初枝(22期)「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」/ブレイディみかこ
・シナベニヤ、胡粉、岩絵具、鉛筆
全体的にカット的な切り取り方をしてしまったかなと思っています。
また、挿絵に顔をこうもはっきり描くのもどうなのか?
イメージが限定されてしまうなどの理由であまり好まれないのか?と、
いつも思うことを今回も思いつつ、結局はっきりくっきり描いてしまいました。
池田吏穂(25期)「海のふた」/よしもとばなな
・水彩絵具、水彩紙、カーボン紙、GIMPなど(画像加工)
海を描いてみようと思い、
こちらの本を選びました。
2点目は船の先端にある物が
何か良く分からない、
3点目は人物がシンプルすぎる、
海の辺りの色が薄い、
空はグレーで塗らない
方が良かったなどの
ご指摘をいただき
修正いたしました。
太田マリコ(25期)「幽霊たち」 / ポール・オースター
・アクリルガッシュ、画用紙
いつもと違う作風の上、画面の中の構造がおかしいのにも関わらず、
1点ピックアップしていただけました。
だいぶ本のイメージに引き摺られてしまったので、もっと自分が描きやすい本を選ぶと良い
というご指摘いただきました。
葛󠄀西 可奈(25期)「出発の詩集」/やなせたかし
・画用紙、水性ボールペン、筆ペン、色鉛筆、Photoshop
人や動物などの様々な出発を描いた詩集です。
いつか詩集の挿絵や装画を描きたいです。
岩城諒子(27期)「クルミわりとネズミの王さま」/ E.T.A.ホフマン
・水彩紙、アクリルガッシュ、ゲルインキボールペン、ミリペン、Procreate
19世紀初頭のドイツの物語を描くにあたり、当時の服装などを調べたりするだけで、
かなり時間がかかりました。
普段から色々インプットすることが大事だと痛感しました。
また次回からは、描き込みのバランスを考えたいです。
狩野昌子(27期)「蛍・納屋を焼く・その他の短編」/村上春樹
・Photoshop、木版画(質感素材)
挿絵の制作にあたり、普段自分では選ばないモチーフやワンシーンを描き新鮮な気持ちで制作にあたりました。
小森夏海(27期)「店じまい」/石田千
・CLIP STUDIO PAINT
閉店してしまったお店についてのエッセイから選んで書きました。
1枚目:文房具屋で、怖いおじさんの店主から画用紙を買っているシーン
2枚目:筆者が子供の頃、陶器屋で買ってもらったプラスチックの食器
挿絵は、自分の主観的な演出をしすぎないようにとアドバイスをいただきました。
nam(27期)「タカラモノ」/和田裕美
・水彩紙、アクリルガッシュ、色鉛筆
ある家族のお話です。読み終わった時は心がポッと温まりました。
先生のご指摘、皆さんの作品に日々刺激をいただいてます。
もっと描かねば…
湯浅瑞穂(27期)「幻の朱い実」/石井桃子
・iPad(procreate)
著書87歳の時に出版された自伝的長編小説です。
昭和初期の服装やバスを調べて描くのが楽しかったです。
皆さんが選んだ本やシーンを拝見して、とても楽しく、
読んでみたいと思った本がいくつもありました。
吉井 和子 (27期)「ハンチバック」/市川 沙央
・iPad (procreate)
主人公が障害者という難しいテーマで、どのシーンをどうやって絵にしてよいのか悩みました。
プロクリエイトの使い方も勉強中で、つかいこなせるように、日々精進します。
以下、振替え。
【Aクラス】
たのうえまきこ(16期)「大きな森の小さな家」/ローラ・インガルス・ワイルダー
・ iPad
子どもの頃から何度も読んだ本を選びました。
思い浮かんだ情景を絵にするのは難しかったです。
今回は振替でCクラスにお邪魔し、色んな方の挿絵が見れてとても勉強になりました。
EMI WEBBER (26期)「エルマーの冒険」/ルース・スタイルス・ガネット
・Photoshop、iPad(Procreate)
1枚目は竜がジャングルで捉えられているシーン
2枚目はエルマーがどうぶつ島に行こうとしているシーン
3枚目はワニの尻尾に飴をくくりつけて食べているシーン
今白黒の描き方を色々と模索・実験中で、楽しく課題に取り組めました!
【Bクラス】
邦子(22期)「山の霊異記 幻惑の尾根」/安曇潤平
・PC、オイルパステル
怪談としても山行記としても楽しめる、登山者が山で体験した怖い話のシリーズです。
霧や雨をいい感じに表現しようとがんばりました。
漆水ゆさ(25期)「幽霊たち」/ポール・オースター
・ペン、鉛筆
人物を描くとき頭身が高いので今後気をつけます。
ゆきこ(25期)「あかいくつ」/H・C・アンデルセン
・Adobe Illustrator、CLIP STUDIO
こわい話ですが、
靴に踊り狂わされるところに魅力を感じていたので描いていて楽しかったです、
原亜紀(26期)「旅をする木」/星野道夫
・画用紙、アクリル絵具、色鉛筆、パステル
この本は世界の広さと深さを、語りかけるように教えてくれます。
アーミッシュの馬車と出会う場面、森のアメリカアカリス、カリブーの移動を描きました。
2回続けてCクラスにおじゃまして、新たな気づきがたくさんありました!
長田さん、面の塗りの味わいある色…そして人物の表情が独特で良いなぁと思いました。
上田さん、とにかくおしゃれですね!!素敵!
太田さん、構図と色が面白くて、惹きつけられました。
たのうえさん、シンプルなのに情景が伝わり、流石と思いました!
村松さん、どうもありがとうございます!村松さんの1枚目ともてもいい雰囲気での人物ですごく好きです!
村松さん、ありがとうございます!村松さんは人間も動物も自分のスタイルに寄せて描けていてあこがれます。
柳澤さん、線だけでここまで奥行のある絵が描けることに感動しました。特に滝の絵が好きです。
上田さん、構図と全体の柔らかい雰囲気が魅力的だと思いました。
池田さん、独特な線画のタッチが素敵です。
葛西さん、細かい描写に見入ってしまいました。この挿絵の詩集を読んでみたいと思いました。
湯浅さん、白黒だけでこんなに表現できるんだと感動しました。
WEBBERさん、このまま本に出来そうなくらい、完成度の高い絵ですごいと思いました。
邦子さん、絵が魅力的でこの本を読んでみたいと思いました。
今回は振替で他のクラスの方の絵が沢山見れてとても刺激になりました。ありがとうございます!
たのうえ まきこさん
コメントいただきありがとうございます!
たのうえさんの木々の繊細な描き方、雰囲気など痺れました~
上手に省略されながら大事なところはしっかり伝わってくる巧さ、すごいなぁとしみじみ思います。
たのうえさん、ありがとうございます!
たのうえさんの人物も情景も建物もあまりに巧みな描写にいつも見入ってしまいます。「大きな森の〜」狼やピューマのシーン、初めて読んだ6歳の時にタイムスリップしたような感覚になりました。(同じ表紙の本を持っていました)
たのうえさん、ありがとうございます。
たのうえさんの挿絵、切り絵のような奥行き、トーンの色での構成や構図もプロで素敵です〜!
村松さん、コメントありがとうございます!オシャレ!初めて言われたと思います 笑
村松さんの水彩の色遣いや人物がとでも好きだったので、本当にコメント励みになります。
たのうえさん、コメントありがとうございます!
たのうえさんの挿絵も構図がとても魅力的だと思います。特に2枚目は静けさがありながら画面の端から端への動きもあってダイナミズムも感じます。
柳澤さん、描き込みに圧倒されました。同じスタイルの絵をもっと見てみたいです。
葛西さん、一枚目、2枚目の波の表現が特に好きです。見ていてとても気持ち良いです。
狩野さん、ピックアップにならなかったビリヤードの絵も好きでした。クールな魅力があると思います。
湯浅さん、タイトル画おめでとうございます!個人的には3枚目が好きなのですが、海の黒と、周りの白のコントラストに旅情が感じられて好きです。
ゆきこさん、作品の世界観と絵の雰囲気がとてもマッチしていて素敵です。
上田さん、ありがとうございます!
旅情!3枚目、描きたかったシーンなのでとても嬉しいです。
上田さんの「木」、明るい林間の雰囲気が、説明しすぎず、余韻があって素敵ですね。人物と動物がいつも魅力的でひきつけられます。
上田さん、ありがとうございます!
嬉しいです(T . T)
上田さんの絵は空気感がとても素敵で気持ちが良いですね。
上田さんありがとうございます。
上田さんの挿絵も森の湿度を感じるような画面ですばらしいです!
木原さんw、いいっす!とても貧しいベッドwうわっ!貧しい!って瞬間で物悲しくなりました。
おさちゃんの画材、本当にいつも不思議なくらい絵の魅力を出していて、すごいです。
上田さん、めちゃいいです!すごいすごい!
はっちゃんの丁寧さね、深みのある描き込みね、頭が下がります。絵を読む方の児童文学とか、詩集とか、絵と文章の本でありそうだし、欲しいし、買っちゃうし、大事にしちゃうなって思います。
マリコが好き。人の形が本当に魅力的。
狩野さん、温度感のある素敵な挿絵だと思います!
なんとかさん!ありがとうございます!!人描くの好きなので、そう言っていただけるのすごく嬉しいっ!!ナンちゃんラブ。
なんとかさん、ありがとう!
児童文学、詩集、絵と文章の本どれも私のやりたい仕事だよ。さすが、お見通し。
引き寄せられるようがんばる!
湯浅さん
トップ画像おめでとうございます!!
3点とも構図(配置?)にすごく目を惹かれて圧倒されました。
湯浅さんの挿絵でこちらの本を読んでみたいです!
狩野さん
情景が心に響いてきました!
確かな画力がある方のみ描ける深い世界だなぁと思います~
小森さん
1枚目を授業で拝見させていただいた時、じーんと温かな気持ちになりました。
小森さんの丁寧で決め細やかな表現、すごく素敵です!
namさん
見ている側が色々想像することが出来る、とても雰囲気のある挿絵だと思いました!
3点目の透明な泡のような(涙でしょうか)雫のようなものと、手にギュッと力が入っている感じ、気になります…。
池田さん、ありがとうございます!
挿画課題、手探りしながら(途中コロナにかかって)描いていたので、とても嬉しく、励みになります!
「海のふた」、池田さんの綺麗な色彩がキラキラ見えるようで、特に船のシーンで、海の色、湿度や潮風を感じました。
池田さん コメントありがとうございます。
池田さんのイラストは小説の挿絵にすごく合うなと思いました!
読者が小説に入り込めるような余白や心地よさがあって、
挿絵として使われていたらストーリーが自然と入ってくるようなイメージが湧きました。
池田さん、お言葉ありがとうございます。涙がポロポロと落ちていくシーンでした。ここはどうしても描いてみたくて…
池田さんの余白というか、空気が伝わってくるような作品が素敵だなあ…と毎回思いながら拝見させてもらっています…!
みなさん、本当に素敵な絵ばかり。
挿画が楽しみです。
たのうえさん、上田さんありがとうございます!
たのうえさんの月明かりに照らされているシーン、静かな夜の雰囲気に惹かれます。
上田さんの藤の花を見上げる女性の絵が素敵ですね。見上げる角度が絶妙です…!
邦子さんのトンネルの絵は、雨がサーッと降る音や湿った土や草木の匂いを思い出したりして、とても好きです。
長田さん、同じ本でびっくりでした。お互い全然違う場面を切り取っていて、面白いですね。人物の表情が柔らかくて好きです。
上田さん、モノクロですが色が綺麗だなーと思いました。点々がいいリズム感出してますね。絵の具の扱いこなれてきてる気がします!
namさんの絵の質感、「好きだな〜」と思って見ていたら、講評で先生が「藤安さんっぽい」とおっしゃってぎくりとしました。3枚とも、暖かい雰囲気が伝わってきます。
湯浅さん、トップ画おめでとうございます!いつも完成度高い作品に惚れ惚れしてます。3枚目の画面の白黒の分量のバランスが絶妙ですね。あと、車が好きです。
邦ちゃんの1枚目、霧の森の雰囲気がよく出ていて見ているだけでちょっと寒くなります。全体的には明度が高い画面なのに怖い感じがして、上手いなあと思いました。
藤安さん、とても嬉しいお言葉をありがとうございます!
車や建物を描くのに苦手意識があるのですが、そう言って下さり描いて良かった!と思いました。
藤安さんの作品を拝見すると澄んだ水や空気が深く沁み込んでくるような感覚になります。この本を読んだ時に感じた著者のあたたかい目線を思い出しました。
藤安さん、お言葉ありがとうございます。先生がおっしゃった時はあまりにも恐れ多くてアワアワしてしまいました…
いつも作品を拝見してて画力も圧倒的で絵の温度みたいなものが伝わってきて心にじんわり響いてきます。本当にいつも学ばせてもらっています。
藤安さん、コメントありがとうございます!藤安さんに筆の扱い方を褒められるとは!嬉しいです。
藤安さんがコメントされてた「挿絵で人の顔をはっきり描いて良いのか問題」、めっちゃ分かります(装画も)。
でも、3枚目の男の子のようにはっきり顔を描いてもうるさくならないのが流石だなと思いました。顔をはっきり描いても藤安さんの絵の独特の静けさが活きているのが良いですね。
遅くなってごめんなさい!事情で前期の授業の残り欠席することになってしまいましたが、せめてコメントだけでも。
柳澤さん 濃密な線の描き込みにうっとりです。グレーのない黒!格好いいです。滝の水の表現や、女性の横顔が好きです。
上田さん 女の子の表情、木々の描き方、素敵です。柳澤さんとは逆に、グレーの力で魅せてくれていて、これまたうっとりです~ 透明感があって品があって美しいです!
墨汁と水干絵の具をどのように使いわけてらっしゃるるのかなぁと思いました。
池田さん 2枚とも絵の中から涼風が吹いてくるような気持ちになりました。抜け感が素敵です。
邦子さん 霧がけぶる感じ、心細いような雨の感じ、澄わたった空!読んでいなくても、絵だけで物語の世界に入ってしまったような気がしました。
小海さん
白黒カットの時に寝込んでしまったとコメントに書いてくださってから、体調の方大丈夫かな?とずっと気になってました。
27期前期の残りはお休みされるとのこと、小海さんの挿絵、装画などなど楽しみでしたので残念ですが、まずはお体整えてゆっくりのんびりお大事になさってください~
そして、そんな時にもコメントをくださりありがとうございます!!
今回の挿絵は、映画(予告編💦)から描かせていただきました。
そろそろ、自分で撮った写真などから何か描くことにチャレンジしないと…と今さらですが思案中です汗