【装画】2月11日(日)Cクラス 16


 

 


たのうえまきこ(16期)
・iPad
小説の内容の壮大さを表現したくて構図を考えましたが、
先生が「MJ生はよくこういう構図の絵を描く」とおっしゃっていました。
構図もオリジナリティを工夫しないといけないのだと勉強になりました。

 


木原まさやす(18期)
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」/ブレイディみかこ
・水彩紙、アクリル
作品のキーワード「他人の靴を履いてみる」(他人の立場に立つ)
から離れられず、ピックアップ頂いた絵は、文庫の装画とポーズそっくりに。
文庫の装画は、絵解きにならず、靴と主人公に焦点を当て、
よく考えられてるなと、改めて思いました。
それと、手書き文字はおそ松くんでした。

 

藤安初枝(22期)「レインコートを着た犬」吉田篤弘
②画材:シナベニヤ、胡粉、岩絵具、鉛筆、iPad(Procreate)
③犬、難しかったです…。自分らしい動物が描けるように練習しなければと思いました。

 


倉本トルル(23期)「モルグ街の殺人・黄金虫」/エドガー・アランー・ポー
・Clip Studio Paint
二枚描いたうちもう一枚は建物などの背景を描きましたが、
背景取り除いて上から黄金虫を垂らしたこちらのほうがピックアップ
となりました。

 


池田吏穂 (25期) 「私という運命について」/白石一文
・水彩絵具、水彩紙、カーボン紙、ダーマトグラフ、GIMPなど(画像加工)
今回、紙や色の塗り方などを少し変えてみたのでどうかなと
思っていたのですが、ピックアップしていただけて良かったです。

 


葛󠄀西 可奈(25期)「青い帽子の物語」/森山 京
・画用紙、水性ボールペン、色鉛筆、Photoshop
2枚提出して、花畑を描いた方が私っぽい作品とのこと。
色んな草木や花の風景の作品を増やしたいです。

 


土岐可奈子(25期)
・鉛筆、ペン、パステル
引き続き旅行の写真を見ながら描きました。
先生より安定感が出てきたねと言っていただきほっとしましたが、
前回、今回と写真を元にしているので、
オリジナルの場面でもパステルでうまく描けるか、、、頑張りたいと思います。

 


古沢有莉(25期)「かか」/宇佐見りん
・水彩紙、アクリルガッシュ
「かか」は著者20歳の時の作品だそうです。
ヤングケアラー的内容ですが、勢いも救いもあるので
自分ならどう描くのがいいのか考えました。
介護エッセイや実用書に見えないようにしました。

 


岩城諒子(27期)「ナイン・ストーリーズ」/J.D.サリンジャー
・オイルパステル、アクリルガッシュ、Illustrator(テキスト部分)
「バナナフィッシュ日和」に出てくる海のシーンを、
あまり具体的になりすぎないように描きました。
ピックアップにならなかったもう一枚は、
イメージの世界を描こうとしてうまくいかなかったので、勉強になりました。

 


オマタアヤノ(27期)試着室で思い出したら、本気の恋だと思う」/尾形真理子
・アクリルガッシュ、絵墨、ミリペン、Photoshop
作中に出てくるセレクトショップの試着室をイメージして描きました。
たくさん人物が出てくるので、あまり登場人物の印象が強くならないように
描いたつもりですが、差し引きが難しかったです。

 


小森夏海(27期)「ノルゲ」/佐伯一麦
・画材 CLIP STUDIO PAINT
小説の雰囲気に合うように、
街並みをどこまでリアルにするか悩みながら描きました。
カラフルな色の入れ方は、少し違和感を感じる箇所もあるので、
今後色々と研究していきたいです。

 


nam(27期)「フィンランドは今日も平常運転」/芹澤桂
・水彩紙、アクリルガッシュ、色鉛筆、photoshop
エッセイはまた物語とは違う難しさがありました。
皆さんの装画がとってもステキでした!

 


森田はぐみ(27期)「源氏物語」/紫式部
・アクリルガッシュ・ペーパーペースト・キャンバス
古文の表紙を描いてみたかったので色々と試してみました。
イメージの絵が多くなってしまったので、具象を描くことに力をいれていきたいと
思います。沢山の装画イメージとそれらへのアドバイスを見聞きすることができ学びに
なりました。ありがとうございました。

 


湯浅瑞穂(27期)「エデュケーション」/タラ・ウェストーバー 村井理子訳
・iPad(procreate)
前回、装画に難儀したので、装画を描けそうな本を選んでアイデア出ししてから
挿画を始めたのですが、やっぱり装画は難しかったです。自分が買いたいと思う
装画から離れていく感じがします。皆さんの描いた意図を聞き、
先生のピックアップとお話もとても勉強になりました。

 


吉井 和子 (27期)「最後はうまくいくイタリア人」/宮嶋 勲
・iPad (procreate)
ワインの記事をかいている著者の話です。全く違うタイプの絵を3点描きました。
これはトスカーナ地方の風景を描いたものです。未熟なゆえに、自分のスタイルを見出せないまま
迷走中です。

 

以下、振替え。

【A】


朝倉かつら(27期)「かもめ食堂」/群ようこ
・iPad (Procreate)
ヘルシンキの静かな雰囲気とちょっと訳ありな人々が登場する感じを表現しました。
先生のご指摘で島影を入れた事で絵が引き締まりました。

 

 

 

 


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16 thoughts on “【装画】2月11日(日)Cクラス

  • Reply
    前田なんとか

    岩城さん、海のうねりが軽やかなカラーで、印象を重くしないのが巧みだなと思いました。自分なんかは、表面の荒々しさや波に目が行きがちなんですけど、水の重みや厚みを感じさせるのは、すごいなと思いました。

    • Reply
      岩城諒子

      毎回装画は何をどう描いて良いのか考えすぎて苦戦しているのですが、皆さんの絵や先生のコメントに刺激をいただいて、これからも色々チャレンジしてみようと思いました。

      前田なんとかさん、コメントありがとうございます!今回は希望のようなものを出したかったので色合いを明るめにしました。恐縮ですが、そう言っていただけて嬉しいです。

      倉本トルルさん ピックアップになった絵も好きですが、背景が違うもう一枚の絵も好きでした!トルルさんの手にかかると何でも簡単に描いているように見えるのがすごいです。

      葛西さん 花畑のお花が一つ一つ繊細で可愛らしくて、青い帽子の物語って何だろう?と興味を惹かれました。葛西さんの草木や花の風景、これからも見てみたいです。

      土岐さん 全部の絵がちゃんと土岐さんの絵になっていて、とても魅力的でした。装画だと載るのは一枚だけですが、全部並べて見れないのが残念なくらいです。

      このMJサイトだと皆さんが使っている画材が細かく分かるのも良いですね!毎回画材も見て勉強させていただいてます。

      • Reply
        岩城諒子

        今はっと気づいたんですが、皆さんへのコメントも前田さんへの返信と同じところに書いてしまいました!紛らわしくなってしまいすみません。

  • Reply
    森田はぐみ

    お休みが続いてしまっていて参加できてよかったです。みなさんの素敵な想定装画を見ることができ、それについての先生のコメントも学びとなりました。ありがとうございました。

  • Reply
    小森夏海

    装画の課題は、皆さんのイラストの意図や、描かれた場面の話を聞きながらイラストを見ることができてとても楽しかったです。

    藤安さん 爽やかさと優しさが同居しているような雰囲気が素敵です。犬も単なる動物のイラストではなくて、感情があるように感じました。
    倉本さん イラストに入れられた影がすごく効いていると思いました!
    池田さん 暖色を使っているのに、池田さんらしさであったり、寂しさや切なさのようなものが画面に現れていて印象に残りました。
    土岐さん 色使いが海外の雰囲気を感じられてとでも素敵でした。旅行に行きたくなります。
    namさん 普段日本のモチーフやレトロなイラストを描かれていることが多いと思うのですが、温かみのある感じと丁寧な描写がフィンランドのモチーフにもマッチしている気がしました!
    森田さん 源氏物語を全部読んだことはないのですが、長い小説が一枚のイラストに凝縮されたような濃さとパワーを感じました!
    実際に源氏物語の装丁に使われていたら、手に取ってみたくなります。

    • Reply
      nam

      小森さん、お言葉ありがとうございます。
      小森さんの透き通るような空気感、繊細な配色の作品に見惚れちゃいました…!夏verもステキで、冬verと比較して見れて嬉しかったです。

    • Reply
      池田吏穂

      小森さん

      今回の装画課題、ちょっと背伸びをしてしまった感じがして落ち着かないところもあるのですが💦コメントいただけてとても嬉しかったです!!ありがとうございます!

      小森さんの作品の、霞がかったようなふわっと優しい描き方が好きです。
      違和感なく描かれた世界にスッと入っていけるので、拝見していてとても心地良いです~

  • Reply
    あいはら小海

    倉本さん シンプルなのに迫力があって、書店で目立ちそう!と思いました。古典ミステリ×モダンなトルルさんの感じも、うまくマッチしていて素敵です~

    岩城さんの海、いいですね。黄色の水着も。

    小森さんの風景の透明感、素敵です。挿絵、装丁ともに(読んでいませんが)この話の中の冷たい空気が伝わってくるようです。

    森田さん 、綺麗でテキスタイルみたいで、アナログでどうやって描いているのかしら、とまじまじ拝見してしまいました。源氏物語のパワーに負けない絵というか、抽象感がいいなと思いました。

    吉井さん 色があったかくて、いいですね。サムネイルもかわいいです!

    私は今回は振替電話組だったのですが、ピックアップならずでした(T_T)
    毎回毎回言われていることを乗り越えようとしてのアプローチが完全に裏目に出て、近道なし、と思った授業でした。

    • Reply
      吉井 和子

      あいはら小梅さん、コメントありがとうございます!
      自分としては普段使わない色使いだったのですが、あったかいと言っていただけてこと、うれしいかぎりです。

    • Reply
      岩城諒子

      あいはら小海さん
      お返事が遅くなりましたが、コメントありがとうございます!
      いつもあいはらさんの皆さんに対する温かいコメントにも勝手に励まされています。
      水着の人物は想定より年齢が上に見えてしまった気がするので、これからも精進していきたいです。

  • Reply
    たのうえまきこ

    皆さんの絵、どれも素敵でした!
    倉本さん、シンプルながら惹きつけられるイラストだと思いました。
    池田さん、淡い色を巧みに操るテクニックにいつも感心してしまいます。
    土岐さん、深い色味がとても素敵です。ラオスに行きたくなります。
    岩城さん、海の水面の表現の仕方、そして構図、勉強になります。
    namさん、静物画なのにオリジナリティがあって、色遣いもパッと目を惹きます。
    森田さん、よく見たら女性の姿が!森田さんならではのモチーフの捉え方にいつもおーっとなっています。

    自分のイラストに一喜一憂する日々ですが、諦めずに精進していこうと思います。

    • Reply
      nam

      たのうえさん、お言葉ありがとうございます。
      センスのある色づかい、印象的なイラストに毎回拝見するたびにワクワクします…!完成度の高さに学ばせてもらっています。
      次回も楽しみです。

    • Reply
      池田吏穂

      たのうえさん

      テクニックとは程遠く、デジタルの力を借りてどうにかこうにか色をつけていますが(^_^;)温かい目で見てくださって救われます!ありがとうございます!!

      たのうえさんの装画作品、雄大な土地の感じや主人公の気高さなど伝わってきました。
      「風と共に去りぬ」の歴史の重みに負けることなく、今の感覚も上手く取り入れられていてすごいなぁと思います~

    • Reply
      岩城諒子

      たのうえまきこさん
      コメントありがとうございます!
      今回は描き込みすぎた気もするので、そう言っていただけてありがたいです。
      たのうえさんのおしゃれなのにちゃんと昔の小説に寄り添っている絵はすごいなと思います。
      これからも勉強させていただきます。

  • Reply
    葛西可奈

    岩城さんコメントありがとうございます!
    岩城さんの海のシーンは授業で見てとても印象に残っていました。ナインストーリーズは、MJで色んな方が装画の授業で描いていて、気になりつつもまだ読めておらず…特にバナナフィッシュ日和が気になっています。(バナナフィッシュという漫画きっかけで知りました)

    装画の課題では本屋さんに並んでパッと目につく絵を描くように心がけてますが…難しいです。

    namさん、森田さんの色鮮やかな作品も惹かれますし、オマタさん、小森さんの色を抑えた作品もまた魅力的で、色んな見せ方をもっと見つけていきたいと思いました。

  • Reply
    森田はぐみ

    小森さん
    とても嬉しいお言葉ありがとうございます。小森さんの彩度を抑えた作品とても心穏やかになり好きです。本の雰囲気にぴったりで素敵だなと感じておりました。

    あいはらさん
    嬉しいお言葉ありがとうありがとうございます。励みになります。あいはらさんの味のあるイラストいつも楽しみに拝見させて頂いております。
    たのうえさん
    人物にも気がついて下さりありがとうございます嬉しいです。たのうえさんの作品どちらも素敵で、毎回安定感と素敵さにさすがと思いながら、拝見をするのを楽しみにしております。
    葛西さん
    葛西さんの作品はすぐに葛西さんと分かってそれがとても素晴らしく、素敵だと思います。選ばれていない方の作品も大好きです。