かとうあやか(24期)「よだかの星」/宮沢賢治
・iPad (procreate)
物語のクライマックスのシーンを表紙に描きました。
ひどい扱いを受けているよだかが救いを求めて空へ登っていくシーンです。
夜の風景が暗くなりすぎないように明るい色使いにして、
自分の色使いを意識して描きました。
Mayumi Sun(24期)「たゆたえども沈まず」/原田マハ
・不透明水彩
1枚目に描いたものはイラストレーションではなく水彩画だなと思い、
2枚目に挑戦しました。
結果、やはり2枚目に描いたものがピックアップになったので良かったなと
思っています。タイトルデザインは元のものをお借りしています。
EMI WEBBER(26期) 「くるみ割り人形」/ E.T.A. ホフマン
・Photoshop、iPad (Procreate)
くるみ割り人形を題材に描きました。先生からは色についてご指摘があり、
とても勉強になりました。もう少し客観性を持てるように意識します!
大石さちよ(26期)「移動時間が好きだ」/pha
・水彩紙、オイルパステル、色鉛筆、photoshop
オイルパステルでのびのびと描こうと目論んでいたのが、
のびのびと描く という事が難しくて苦心してしまいました。
自由闊達な絵が描きたいものです。
kenbikyo(26期)「窓ぎわのトットちゃん」/黒柳徹子
・水彩紙、水彩絵具、墨、iPad(procreate)
黒柳徹子さんの自伝的なベストセラー小説です。
子供の目線を意識して描きました。一緒に遊んでいるような。
いろいろ描いてみましたが背景が苦手で避けてしまいました。
がんばって克服したいです。
田村美佳(26期)「カラフル」/森絵都
・パステル、カーボン鉛筆、iPad
装画の課題では、過去2回、純文学を選んでいたので、
今回は児童文学を選びました。違ったジャンルで描いてみて
「純文学の時は⚫︎⚫︎すればよかったな」など、時間差の学びが自分の中であり、
なんだか良かったです。ただ時間が上手く作れず(前回Cに振替だったのもあり)
1時間で3枚描くという速描きになってしまい、
皆さんの熱量ある装画の課題をみると、
きっと反省の海に沈むんじゃないかなと予想しています。
4co(26期)「道すがら先生」/音羽川漫筆 著
・インク、ペン、色鉛筆、llustrator、photoshop
お仕事で描かせていただいた装画です。
京都の出版社「灯光舎」の代表の方が書いた随筆に登場する、
猫や本屋、川、作者を描きました。
朝倉かつら(27期)「TUGUMI」/吉本ばなな
・iPad (Procreate)
ターゲットを若い女性に絞り描きました。
タイトル名になっているつぐみ(女の子)を入れましたが、
あまり具体的なイメージは避け、雰囲気だけ出るよう工夫しました。
大木由(27期)「文鳥・夢十夜」/夏目漱石
・ペン、水彩、ワトソン紙
夢十夜から第一夜を装画のテーマに選びました。
先生からはなにが描かれているのかわからないけれど
全体の雰囲気がいいというお言葉を頂きました。
タイトルと著者名を入れる際、色味や大きさのバランスはこれでいいのか?
と初めての作業だったこともあり、全体の雰囲気を評価されたことが嬉しいです。
sawa(27期)「いもうと物語」/氷室冴子
・iPad(Adobe Fresco)
内容は捉えつつ、個性も出しつつ、
思わず手に取ってしまいたくなるような装画…本当に難しい。
装画の課題はいつも一層頭を悩ませながら取り組んでおります。
皆さんの個性あふれる魅力的な作品を見て、自分も頑張らないと…と、
改めて気が引き締まりました。
chona(27期)「夜明けのすべて」/瀬尾まいこ
・水彩紙、顔彩、iPad(Procreate)
生きづらさを抱えた人たちが、苦しい時期である夜を少しずつ抜けていく
物語だと思ったので夜明けに向けて進む人を描きました。
少し重々しい雰囲気になりすぎてしまいました;
装画の課題は難しくていつも難産です。。
手塚ミロ(27期)「どんぐりと山ねこ」/宮沢賢治
・アクリル絵具、パステル
秋らしくレトロな雰囲気を意識して描きました。
いつもデジタルですが、もっと温かみを出したい思い手描きにチャレンジ
してみました。よりのびのび描けるよう練習します。
野澤茉唯花(27期)「キッチン」/吉本ばなな
・iPad(Adobefresco)
「キッチン」というタイトルでキッチンを描きましたが、
先生には「このタイトルだったらこれぐらいわかりやすくてもいいね」と
言っていただけました。
もう一枚の人物の絵はやはり選ばれず。。
人物のデフォルメは、雑記帳でもいいからとにかくたくさん描いて練習することと
アドバイスをいただきました。
練習します。
ハナイキネコ(27期)「おやゆび姫」/アンデルセン
・画用紙、ミリペン
原作に沿ったものが描けなかったことが悔やまれます。
子供向けの本ではタイトルは大きく書いた方が良いと教えていただき、
確かに!と思いました。
客観性、手に取る方の目線を大切にしようと改めて感じました。
フクムラアヤ(27期)「十二階」/埴原一亟
・iPad (Procreate)
文学らしい雰囲気を出そうとしましたが、ただ昔風の絵になってしまったなと思います。
先生に浅草にしては建物がさみしいと言われ、自分でも気になったので少し修正しました。
堀江恭一(27期)「博士の愛した数式」/小川洋子
・Adobe Fresco
「博士の愛した数式」の内容ですが、博士は1975年に交通事故に遭います。
それ以降、事故以前の記憶ははっきりしているものの、
新たな出来事の記憶が80分しかもたず、義理の姉の家の離れで、
数学雑誌の懸賞問題を解くなどして、ひっそりと暮らしています。
そのような博士の単調な毎日を表現したくて、この装画を描きました。
ろく(27期)「ヴェネツィアの宿」/須賀敦子
・鉛筆、色鉛筆、Photoshop
須賀敦子さんの随筆集『ヴェネツィアの宿』の装画を描きました。
この本は須賀さんの12篇のエピソードが綴られています。
家族や友だち、留学のことなど、どの話も情景がすーっと浮かび、
滑稽だったり、切なかったり、美しかったり、不思議だったり、
優しくなる本でした。装画の絵は、ヴェネチアの宿の小さな部屋の
小さな窓から音楽が聞こえてくる場面です。
ayucoon(28期)「アルケミスト」/パウロ・コエーリョ
・画用紙、アクリル絵の具
おまけでピックアップしてもらいました。
ボツになった1枚は人物を描いたのですが、
個性を出そうとしてわざと感が目立ち指摘をうけてしまいました。
好きなイラストレーターさんの絵を色々見てイメージを膨らませるのもいいと
アドバイスを受けました。まだまだ勉強!!
安藤うり(28期)「日本の昔話④さるかにかっせん」/おざわとしお(再話)
・CLIP STUDIO PAINT
挿絵に続いて楽しく描けました。
「人物描きたい人はその辺の雑記帳にいろいろ描いてみるといいよ」とのお話…
勉強になりました。
余裕があるときは人物にも挑戦したく…
まだまだ勉強中なのでまずはここから始めてみようと思います。
おおくわあや(28期)「バウムクーヘン」/谷川俊太郎
・透明水彩、水彩紙、鉛筆、Photoshop、illustrater
表紙にどんな絵がくるのかがイメージできず難しかったです。
タイトルの「バウムクーヘン」をいろいろ描いてみましたが、
ピックアップになったものは
「木の年輪(バウムクーヘン)のように精神年齢を重ねていく」
という一文から年輪を描いたものです。
おさこようこ(28期) 「赤ちゃんのいる暮らし」/毛利子来
・デジタル(CLIP STUDIO)
先生から「写真を見て描いていることがバレバレになってしまわないように」
というご指摘を受け、おっしゃる通りだと反省しました。
クラスの皆さんの装画はパッと見てどなたの絵か分かるオリジナリティが
ある方が多いと感じました。
教えていただいた通り、自分の枝と分かるようなデフォルメができるように
練習しようと思います。
タイトル文字の入れ方も先生のアドバイスを受けて少し変えました。
芹澤光季(28期)「ピラネージ」/スザンナ・クラーク
・水彩絵の具
潮の満ち引きがある不思議な部屋が永遠に続く空間に閉じ込められた人の物語を描きました。
波の描き方を単調ではなく、また目立ちすぎないような描き方を研究したいと思います。
高野るりこ(28期)「きみの町で」/重松清
・Adobe Fresco
構図やオリジナリティなど、
みなさんの作品がどれも素敵で勉強になりました!
八多沙織(28期)「ブラックスワン」/山田正紀
・色紙、インク
いつも考えすぎてしまった結果、固い絵になってしまうことが多いので
今回は一番最初に思いついた絵をそのまま何も考えずに描きました。
羽生みつ子(28期)「くもをさがす」/西加奈子
・キャンバス、油彩、procreate
初めて本の装丁を意識した絵でした。
みなさんオリジナルを超えた作品でかっこよかった!
作品からのイメージを掘り下げたり、色々な要素を加えて絵にするなど
絵描きかたがさまざまで、イラストレーションの楽しさを感じました!
やまのわ(28期) 「落下する夕方」/江國香織
・ボールペン Photoshop
首の細さ・等身を修正してのピックアップとなりました。
つい人形のようなプロポーションで描いてしまいがちなのですが
気をつけて人物を描いて行きたいです。
昔から大好きな小説の絵を描くことができて楽しかったです。
以下、振替。
【C】
土岐可奈子(25期)「雪国」/川端康成
・鉛筆、水性マーカー、パステル
ヒロインの芸妓の後ろ姿を描きました。
先生からは後ろに雪山などあった方がよかったと
ご指摘がありました。最初雪を描いていたのですが、
すっきりした画面を目指して後から消したので、
描くか描かないかの判断はまだまだ難しいなと思いました。
また、マフラーだから首が隠れてもよかったと
アドバイスいただきました。
最後に、今回髪型を色々と調べて描きましたが、
「こういうのが誤っていたらイラストレーターの責任になるか」
という質問をし、そうだとお答えいただいたので、
改めて緊張感のあるお仕事だな…と思いました。
フクムラさん、トップ画面おめでとうございます。凌雲閣とそれが映る水面がとても綺麗です。空気感まで伝わってきます。
かとうさん、よだかが輝いて空に昇っていくシーンがとても綺麗で、しかも切ないです。
Mayumiさん、水中から出ている枝に帽子が架かっている暗示的なシーン、とても印象的で素敵です。
EMIさん、いつもながら、幻想的で豪華な画面に見入ってしまいます。見事です。
大石さん、パステルで描かれた綺麗な色面と個性豊かなキャラクターが相まってとても素敵です。
Kenbikyoさん、黒柳徹子さんがそっくりです。シックな色合いがとても素敵です。
田村さん、カラフルな花が男の子の周りに咲きほこり、なぜか寝ている(倒れているのか?)。画面に引き込まれてしまいます。
4coさん、4coさん独特の色使いと描き方が、ちょっと古風な題材に合って、心地よいレトロ感を醸し出しています。
朝倉さん、女の子が海辺に独りぼっちで佇むシーンがかわいらしく、さざ波の音が聞こえてくるような心地よさが伝わってきます。
大木さん、花の中の少女、うなだれている男?意味深な光景が大木さんの画風と相まって幻想的な世界を醸し出しています。素晴らしいです。
sawaさん、熱い中、やんちゃな妹が一生懸命自転車を漕いでやってくる姿。とても可愛くて切なくなります。
chonaさん、夕焼けがとても綺麗です。この男の子の孤独感がひしひしと伝わってきます。
手塚さん、黄色系を基調とした画面に親方のような山猫、どんぐりの帽子の色がとてもマッチしてとても綺麗です。
野澤さん、お鍋やタイル、野菜たちの色がうまくマッチして、とても楽しいキッチンに感じられます。
ハナイさん、おやゆびひめだけがビビッドな赤で描かれていて、とてもおしゃれです。また、おやゆびひめがやんちゃでかわいいです。
ろくさん、床・ベッド・窓枠と壁の色の配色がとても綺麗で落ち着いています。背伸びしている女の子にはどんな音楽が聞こえているか
とても気になります。
ayucoonさん、炎が何を意味しているのかとても気になります。どのような本か読みたくなります。
安藤さん、色が淡くてとても綺麗です。各キャラクターの表情が豊かで可愛いです。
おおくわさん、本の内容を象徴する輪切りにした木。発想が豊かでかっこいいです。
おさこさん、淡い色合いでまとめられており、さわやかです。赤ちゃんが可愛いです。
芹澤さん、色合いなど、神秘的で荘厳さが感じられ、この本はどのような本だろうと惹きつけられます。
高野さん、ユニフォームを着た痩せた少年。後ろ姿で性格まで見えてきそうです。素敵な表紙です。
八多さん、黒鳥が描かれ、読者は何を意味するのか、一発で引き込まれてしまいます。紫で全体をまとめておられ、かっこいいです。
羽生さん、街の遠景が淡く描かれ、とても綺麗で、そこに暮らす人々まで感じさせられます。
やまのわさん、少しベージュっぽいバックに朱色の太陽・スカートの花柄・靴、この配色がとても綺麗です。謎めいた2人も気になります。
土岐さん、日本髪を結った芸妓さんの後ろ姿に凛としたものを感じさせられます。日本的な赤色がとても綺麗です。
本来のおやゆびひめ像とは違った、こんな風に遊ぶおやゆびひめであったら楽しそうだな〜などと思いながら描いたものなので、原作を無視してしまう形になったことが反省点だと思っていましたが、かわいいと言って頂け幸いです!
堀江さんありがとうございます!
博士が毎日静かに暮らしている感じ、伝わります。どこか洋風な雰囲気で、温かさもあり素敵な装画です!
堀江さん
コメントありがとうございます!
堀江さんの今回の色味、夕暮れを思わせる感じで素敵です。
ひっそりと暮らす短調な毎日、よく表現されていると思います!
空に何もなく開けているのもいいですね。
堀江さんありがとうございます!
堀江さんの装画、木とか壁の質感の描き方とか素敵で勉強になります!
堀江さん
コメントありがとうございます。トップ画大変恐縮です。
空気感は意識していた部分なのですがあまり思うように表現できなかったと思っていたので、堀江さんに伝わったことがわかりとても嬉しいです!
堀江さんの作品は原作のあたたかく穏やかなイメージがパッと伝わりますね。ブルーとオレンジの配色もすてきです。アナログもめちゃくちゃ上手いのにデジタルにも挑戦されていて尊敬です!
堀江さん
コメントありがとうございます。配色はいつも難しいと感じるのでコメントいただきうれしいです。堀江さんのノスタルジーを感じる色合いがあたたかくて、小説にも合っているなと思いました。
ほりえさん
コメントありがとうございます。中学生の男の子が亡くなり、そこに別の霊が入る所から始まるファンタジーなので、そんな風に言っていただいて、うれしいです。
ほりえさんの作品は全体の広い面積のブルー系のグレーとオレンジ色の補色対比が美しいなとおもいました。あと茶色の窓の所にブルー系のスーツの人がいるので自然に浮き立ち視線誘導され目がいく仕組みが巧みで勉強になりました。
たむらさん、ありがとうございます。色面の勉強が大切なので、色々、教えてください。
堀江さんの作品にハッと!と気付かされることばかりです!!
そういう物語なんですね!不思議な魅力のある感じだなぁと思ってたので、それをイラストで表現されるのすごいです!
色の事もたくさん知識お持ちで田村さんすごすぎます〜
ハナイさん、めっちゃいい風に言ってくださってる!笑 それが申し訳なくと残念なことに、なんとなく知ってても使いこなせないので、堀江さんの作品拝見し感嘆のため息が出るばかりですー!
ハナイさんの作品は小さい人たちがのびのび軽やかでとても素敵で可愛いです。可愛いが子どもぽくなくてどうやったらこんな風にかけるんだろうとまじまじ見てしまいます。赤もかっこいい!
堀江さん、コメントいつもありがとうございます!
なぜこう描くのかという意味づけを自分の中でするようにしているので
発想をほめていただけるの、とてもうれしいです。
堀江さんの描かれた博士の家、さりげなく門がオシャレなところや
全体的に静かな印象にとても好感がもてました。
本屋さんで見かけたらつい手に取ってしまう装画だと思いました。
フクムラさんのトップ画像に、グッときました。
みなさん装画が素敵で、コメントも読んで学びになるなぁと思いました。
大石さんの、書き文字も素敵だと思いました。
ハナイさんのは、画面のバランスが美しいなと思いました。
なんとかさん、ありがとうございます~、
へろへろした字も書かせてくれる仕事とか来たらいいのになぁ。
前田なんとかさん
ありがとうございます。
目に留めていただきうれしいです。
ハナイさんと呼んでもらえただけでドキッとし、コメント内容で嬉しさが折り重なりました!
アリスの装画でもなんとかさんからコメントをいただきうれしかったことも反芻しております。今後もたのしくがんばります。
前田なんとかさん
コメントありがとうございます!
グッときたなんて最高の褒め言葉でございますm(_ _)m
大石さんのphaさんの「移動時間が好きだ」。SNSで他の2作品の同タイトルも観ていましたが、全て力の抜け具合いが素晴らしく(挿絵も)羨ましいなぁ、と思うことしきりです。
田村さんのカラフル。田村さんらしさをカラフルの話に落とし込んだ装画に、おおっ!と唸りました。
とても素敵な装画です。
堀江さんの描く博士の静謐で澄んだ孤独感が伝わってくる装画に惹き込まれます。
えいいちさんコメントありがとうございます。MJは大先輩に見ていただけ、言葉までかけて頂けるミラクルな場だとあらためて!!装画が入塾からずっと苦手なので(今回で5回目です)、ちょっとずつ描けるようになりたいです✊えいいちさんの作品は流れる空気みたいなのがとても好きでただただ「好きだな」とみいります。
えいいちさんありがとうございます。MJの大先輩から褒めていただき、とても嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。