<家族>1月15日(日)Bクラス 10


Bクラス16期の坂本たま子です。
あけまして今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(今年はトリ年なのでたまごが描ける仕事に出会いたいなと思っています)

今回の課題はいたく緊張いたしました。
実際に先生がお仕事された連載小説と同じレイアウトと原稿の元、
「家族」の扉絵を制作するというものです。
つまり、テーマはありつつも比較的自由のもと描いてきた生徒にとって
これほど実践的で技量を露呈する課題はありませんでした。
私は緊張と恥ずかしさの元向かったのですが、皆様はいかがでしたでしょうか。

すでに掲載されておりますAクラスの門脇さんの記事と重複してしまうので
詳しい小説の内容は割愛いたします。
そしてやはりご指摘としては皆様共通した事項でした。
時代を誠実に切り取るために
しっかりした時代考証が裏付けられていなくてはならないため
綿密なリサーチ力が必要だという事、
自分の持つタッチとの折り合い、
小説で触れた人物像をしっかり拾う、表現する力などでした。

一つ印象的だったのが、今回舞台になった昭和43年の時代考証にあたって
オンタイムで経験した方、幼少期に経験した方、住まれた地域の違いによって
少しずつズレがあるという事でした。
もはや50年の歳月によって切り取り方も変わってしまうという事は、
自分の生まれていない時代を描く事がいかに難しいかという事を気づかされました。

これまでとは違う刺激をいただいた授業でした、ありがとうございました。
今回お題にいただいた立川談四楼さんの連載も気になりました、
自分が扉絵担当になったつもりで、背筋を伸ばして読みたいなと思います。

 


峰岸達 「やくしん」(佼成出版社)の連載小説のトビラ絵 デザイン/西岡裕二

 

 


加藤佳代子
(1期)

 


大野博美
(6期)

 


鄭昇
(8期)

 


morori
(8期)

 


堀部久美子
(12期)

 


安藤彰利
(15期)

 


坂本たま子
(16期)

 


ネコポンギポンギ
(16期)

 


ゆうきみや
(17期)

 


前田泰子
(17期)

 


ryuku
(17期)

 


おかもとせいこ
(18期)

 


木原匡康
(18期)

 


近藤史歩
(18期)

 


夏秋妥世
(18期)

 


遠野あかり
(19期)

 


nashiko
(19期)

 


西村留美
(19期)

 


春山拓思
(19期)

 


三好将史
(19期)

 


森田潤
(19期)

 


田中麻美
(20期)

 

以下振替

 


山下 晶代
(16期・A)

 


サカガミタケシ
(17期・A)

 


Tsuin
(18期・A)

 


村松真砂子
(19期・A)

 

 

 


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10 thoughts on “<家族>1月15日(日)Bクラス

  • Reply
    おかもと せいこ

    坂本さん、レポートありがとうございます。
    自分が生まれる前の時代の資料を調べていくうちに、
    昭和について興味がわいてきました。
    昭和40年代といっても、前半や後半、地域や家庭によっても、少しずつ文化が異なるんだなと思います。
    では、自分の生まれた後の時代なら描けるかというと‥やっぱりきちんと調べる必要があります。
    今回は、難しい課題でしたが、多く学べた授業でした。峰岸先生、ありがとうございます。
    久しぶりに出席した、授業後のごはんの時間も、とても楽しかったです♪

  • Reply
    加藤佳代子

    連載小説の第1回目なので、どういう絵を描くか?
    一家の紹介をしながらも、タイトルにもなっている主人公の「マーちゃん」がメインになっている、という絵を描かなくてはならなかったんですね。先生の絵を見てそう思いました。先生やはりスゴイ・・・!
    ただ、一家4人を並べて描いただけでは訴える力が弱い・・。
    同じ題材なのにここまで違う印象になる、絵はひと目で分かってしまうだけに、どこに主眼を置くか、どう強調するか、どう表現するか、今回の課題はとても勉強になりました。

    それにしても、自分も含め、みんな大工さんのスタイルで苦労してるなー。

  • Reply
    山下 晶代

    振替でおじゃましました。
    坂本さんの冒頭文に見事に書き尽くされていますが、とにかく難しい課題でした。
    この時代の大工さんは?ご婦人は?子供は?というので頭いっぱいになってしまい、レイアウト枠の存在を忘れてしまいました・・・。課題文はしっかり読まなくてはと反省しております。
    加藤さんのコメントにもありますが、いちばん最後までわからなかったのが大工さん(特に下半身)。
    「僕もよくわかんないんだけどね!」とおっしゃりつつも、先生の絵はさすがのプロのお仕事。まいりました。
    年明け早々七転八倒しましたが、学ぶことの多い課題でした。

  • Reply
    前田泰子

    加藤さんや山下さんがおっしゃるように当時の大工さんを調べるのは本当に困りました。ネットで大工プラスいろんなワードで検索すると毎回といっていいほど城島選手が出てきて、少しとまどいました。資料探し難しかったです。

  • Reply
    大野博美

    一つの話なのに切り取り方は人それぞれで、教室で眺めるのは楽しい課題でした。
    でも、私は人を描くのが不得手な上に、小説を読んでキャラクターを掴んで描くという課題なので悩みました。
    結局、お父さんがひ弱そうなのでもっと男らしく、お母さんが地味なのでもっと美人に、という修正ありのピックアップで。
    イラストレーションの役割は伝えることなんですねと。まだまだ独りよがりだなあと。修正しながら思いました。

    小学校に入ったくらいの歳だったので、なんとなく時代の雰囲気はわかってたはずなんですが。
    それでも細かいところは調べないとうまく形にならなくて、難しかったです。

    • Reply
      森田潤

      えいいちさん ありがとうございます!
      もっとこーすればよかった、あーすればよかったという、
      自分の力不足さ加減に父ちゃんなさけなくて涙が出てくらぁという感じもありますが、
      じわじわと積み上げていきたいです。(^^)/

      えいいちさんの家族も見たかったなぁ。