こんにちは。今回冒頭文を担当させていただきますAクラス 19期 タケイサチコです。
今回のテーマは、「私の好きな歌」です。秋に後期のテーマ一覧が発表された時に一番気になっていたテーマでした。
私は音楽を聴くのは好きですが”歌”を描いたことがなかったので、まず、どの曲で描こうかというところから迷ってしまいました。
授業が始まり、皆さんの絵が並ぶと、ロック、ポップス、歌謡曲、ジャズ、映画音楽、クリスマスソング・・・etc.
実に色々な曲が並びました。皆さんが普段どんな音楽を聴いているかがわかり楽しかったです。
一枚一枚、詩を読みながら講評していただきました。
先生は、『月刊明星』の付録や集英社の『guts』等、20代の時にたくさん描かれたと。
今はMJ生が何人も『新世』の見開きで昔のうたを担当していて、皆それぞれ描きこなしていると仰ってました(MJサイトのMJ生のお仕事に載ってますね)。
先生のお言葉で印象に残ったのは、
●絵にしやすい歌としにくい歌があるので、絵にしやすい歌を選んで描いた方がいい。
●最近の歌の詩は難しく具体的なイメージが湧きずらいものが多い。そういう時代なのかも。昔の歌の方が情景が浮かびやすい。
●背景の家等も、手を抜かずに描く。
●曲や詩のイメージに合った絵を。詩から想像する人物の年齢や人種も考慮する。
●リアルに描くのは難しい。しっかりしたデッサンで、なおかつオリジナリティーを出す。
当日は、見学のかたが2人いらっしゃいました。見学のかたへの「作風を絞って独自性・自分らしさを出す」とのアドバイスに、
今だに作風に迷っている私はハッとさせられました。作風を絞れるように精進していきたいです。
次の授業は、「峰岸制作」ですね。楽しみです。
橋本裕子(11期)「Tears in Heaven」作詞・作曲:エリック・クラプトン ウィル・ジェニングス 唄:エリック・クラプトン
徳重千里(12期)「ピンクのモーツァルト」作詞:松本隆 作曲:細野晴臣 唄:松田聖子
やまもとようこ(15期)「アイドルを探せ」作詞:シャルル・アズナブール 作曲:ジョルジュ・ガルバランツ 唄:シルヴィ・バルタン
須貝美和(16期)「starrrrrrr」作詞・作曲:川上洋介 唄:[Alexandros]
山下 晶代(16期)「頼りない天使」作詞・作曲:佐藤伸治 唄:フィッシュマンズ
岸あずみ(17期)「夜の銀狐」作詞:中山大三郎 作曲:中川博之 唄:斉条史朗
四宮愛(18期)「スカボローフェアー」作詞・作曲:不明(イングランド民謡) 唄:サイモン&ガーファンクル
モリザキサチコ(18期)「コスモス」作詞・作曲:草野正宗 唄:スピッツ
石崎静香(19期)「Good morning heartache」作詞・作曲:Irene Higginbotham Ervin Drake Dan Fisher 唄:ビリー・ホリデイ
門脇久美子(19期)「Shape Of You」作詞・作曲・唄:エド・シーラン
金子なぎさ(19期)「黒いオルフェ」作詞:アントニオ・マリア 作曲:ルイス・ボンファ
タケイサチコ(19期)「花束を君に」作詞・作曲・唄:宇多田ヒカル
山瀬尚子(19期)「タイガー&ドラゴン」作詞・作曲:横山剣 唄:クレイジーケンバンド
以下振替
たなかきょおこ(15期・B)「winter wonderland」作詞:Richard B. Smith 作曲:Felix Bernard
山下さん、あ〜 フィッシュマンズ!にしてもよかったなぁ わたし。頼りない天使、私ならどうなったかなって思いながら見てます。夜空が切ないです。
四宮さん、私も最初、スカボロフェアにしようとしてました。緑の山、そして不思議な世界がいいですね!
夏秋さんコメントありがとうございます。
夏秋さんの頼りない天使、見たかったなー。この歌は夜空を描かずにはいられないですね。
描くためにあらためて聴きましたが、聴くほどに、遠い夜空のどこかから響いてくるような切なさがありました。
絵にコメント頂けて嬉しいです!
わー、夏秋さんもスカボロフェアが候補にあったんですねー!
どんな世界に仕上がっていたでしょう…すごく見てみたかったです。
山下さん 夏秋さんに続いてですが、あー、フィッシュマンズ!。
観ていて、フィッシュマンズ愛が伝わります!
フィッシュマンズを聴いると、僕も夜景は思い浮かぶこと多いですね。
特に街と公園がいいなあと思いました。
春山さん、コメントありがとうございます。
実は、フィッシュマンズを知ったとき、佐藤伸治はもうこの世にいませんでした。もっと早く知っておきたかった。
抽象的でありながら、その場の光や空気を感じさせる歌詞が多いなあと思います。
わー、夏秋さん、春山さんもフィシュマンズ愛が!
山下さんの夜の公園すごくいいですよね。
私もチャンスとか、大好きなフィシュマンズ描きたかったんだけど難しくて間に合いませんでした…
先生のおっしゃるとおり、現代の歌ほど絵にするのが難しい気がします。
授業では皆さんの詩の朗読が素敵で聞き入ってしまいました。
たなかさん、コメントありがとうございます。
フィッシュマンズ好きがぞくぞくと現れたのにびっくり&うれしいです。
彼らの歌う「こんな世界」って、ワールドワイドな世界というよりは、手の届く範囲の風景がそのまま宇宙につながっていくような感じだよね・・・という発想から、公園と街の風景が出てきました。
たなかさんの作品、譜面の本があったらそのまま載っていそうな完成度だなーと思って見てました。
タケイさん、色がすごく綺麗で曲にぴったりですね!
須貝さんサカナクションかな?と想像してたらアレキサンドロス!いいですね〜。ハイトーンボイスなかんじが須貝さんの色彩に合ってると思います!
藤岡さんありがとうございます。曲に合ってるか自信なかったのでコメントいただけて嬉しいです!
タケイさんの冒頭文と同じく、テーマが発表されてから、何を描こうかな―と楽しみにしていた課題でした。
ところが、取りかかると意外なほど難航しました。
好きな曲だけど、歌う人の心象風景そのままで、具体的な絵にしづらい。という理由で、何曲見送ったか・・・。
授業に行ってみると、歌の作者がほとんどかぶらないというバリエーションの豊富さで、みなさんの作品を見るのが楽しかったです。
やまもとさんの作品、実は曲を知らないのですが、女の子がチャーミングで色々と想像ふくらんでます。曲聞いてみよう。
知らない曲がいっぱいあったので検索して聴いています♪
須貝さんのモノクロバージョンの絵が魅力的でした!
須貝さんの絵に登場する女性のプロポーションが今までは、少女が多かったように思うのですが、この課題の女性達は20代というイメージで素敵でした。背景もスタイリッシュで好きでした。
藤岡しおちゃん、橋本さん、コメントありがとうございます。
しおちゃん私はアレキにはまってしまいました!
改名前の[Champagne]時代の曲も良いです。
もちろんサカナクションも大好きです。
橋本さん、おっしゃる通り、女の子が少し大きくなりました。20代女子!
少しキャラができつつあります。アップにした時どう見えるかが課題ですね。
モノクロ誉めて頂きありがとうございます。色がないほうが私は描きやすかったりします。
フィッシュマンズ、名前は知っていたけどあまり聞いたことがなかったのですが、
山下さんのじんわり沁みる絵が気になってyoutubeでチェックしました。
いろんな曲に出会えた楽しい授業でした。
須貝さん、うれしいコメントありがとうございますー!
今なおフォロワーの多いバンドなので、つながりで聴いていくのも面白いですよ。
[Alexandros]私もぐぐって聴いてみました。絵のシャープな雰囲気がぴったりハマっていて、おおーっ!となりました。
授業で皆さんの作品、
歌声 笑、
に触れられて
楽しかったです♪
懐かしいもの~懐メロすぎて知らないもの、
新しすぎて知らないもの、
色んな歌があるんだなぁと思いました。
徳重さん、ピンクのモーツァルトは私も同じ世代なので作品紹介の時は楽しかったです。
先生が「どうしてモーツァルトなの?」と質問されてたと思いますが、私もいつもそのことが頭のすみっこにありました。
ピンクで描かれたモーツァルト、繊細なタッチで全てを描き込まないところがきれいですてきだなと思いました。
小牧さん、どうもありがとうございます♪
なんでピンクか?
作詞した松本隆曰く、なんとなく決めたそう…
図書館で松田聖子ベストアルバムを借りてから、
クサクサしたときに聴くと、
気持ちが明るくなれます~
「わたしの好きな歌」は、今までの課題のなかで、いちばん題材に困らないテーマでした。
みなさんの好きな歌はいろんなジャンルにわたり、ジェネレーションギャップを垣間見たり、や共感や好奇心をかきたてられたりして、とてもおもしろかったです。
橋本さんのクラプトン、メロディがよみがえって涙が出そうになりました。クラプトンのおだやかな表情と背景の天国を思わせるような明るい空に安心感があって心が優しくなりました。
岸さんの夜の銀狐、聞いたことがなくてyoutubeで聞くと、なんと私が生まれた年のヒット曲!歌詞には、おそらく水商売の女性をくどく普通のサラリーマンなのでしょうか? 「うわべだけのきらびやかな恋よりも、静かな女の幸せ、小さなマンション、エプロン姿、二人で住みたい」となっていて微笑ましかったです。最後は少しウケてしまいましたが、フラメンコ調のギターが昭和歌謡っぽくてムードたっぷりでした。岸さんが描くと、さらにムードたっぷりに仕上がっていて、モノクロームの中の光と影のタッチが美しいです。昭和歌謡へ憧れみたいなものが感じ取れました。
四ノ宮さんのスカボローフェアー、イングランドやアイルランドのファンタジーを彷彿とさせてロマンチックです。
かげさんの矢野顕子、お花に囲まれた女性はまさにあっこちゃんのようでかわいらしくて、ファンとしてはとてもうれしくなりました。
山瀬さんのタイガー&ドラゴン、背景は横須賀港で、そしてスカジャン。妹がファンなので一緒に横須賀港や地元のコンサートにも行きました。こういうアイテムを盛り込まれるのはにくい演出だなぁ♡
須貝さんの女性、シルエットのようで背景にとけ込んだタッチが美しいです。去年、このバンドのボーカル 川上さんが超イケメンだとお友だちが盛り上がっていて、NAVERまとめのリンクがまわってきました。わりと好みのタイプです。
ピックアップにならなかった方の作品もふくめて、どの作品も歌詞の紹介や描かれたモチーフなど楽しかったです。ちなみにわたしもピックアップにならなかったのですが、先生の指摘を振り返るとおっしゃる通りで、
作風をしぼって作り上げること
迷いをなくすこと
技術やデッサンに偏りすぎずオリジナリティを出していくこと
は特に大切にしていかないとと思いました。
まだまだ感想があるのですが長文になるので、この辺で。
小牧さん、ありがとうございます!
鈴木重子さんのアルバムでこの曲を知り、オリジナルを聴くようになりました。
クラプトンがつらい出来事を乗り越えようとして、何とか乗り越えた曲だったことを知り、クラプトンも大変だったのだなあ・・・と、シンパシーを感じました。
ちょうど、私も大切な人を亡くした時期だったので、響いたのでしょう。
わーお小牧さん、夜の銀狐を聴いてくださったんですね〜、この歌の頃は景気がいいときでホステスさんがきれいに着飾ったり毛皮をしたりしてたのを銀狐になぞらえたみたいです、ムード歌謡が私は好きなので、このレキントギター?の音色とか、曲調にうっとりしてたんですけど、この歌詞はたしかに冷静に聴くとちょっと笑っちゃいますね〜( ՞ਊ՞)
小牧さん、ありがとうございます!
好きな曲ではあったのですが、この課題を機に初めて歌詞を知りました。
翻訳する方によって、かなりニュアンスも異なり
さらには歌詞にこめられた意味を解釈するさまざまな見解があり…
自分で翻訳出来ればよかったのに、と英語力のなさを嘆きました^^;
また同じ課題があるとすれば、日本語のものにします…笑
小牧さん、コメントありがとうございます。
私も川上さん好きで、同じ髪型にしたのですが、
私はくせ毛なのであまり同じに見えません(笑)
須貝さんの、ピュアだなぁと思いました。光っていて、本当に綺麗ですね。
岸さんのイラストレーションのスタイル、本当に面白いですね。
川井さんありがとうございます〜、川井さんの描く女の子かわいいなって思ってます!
ピュアな川井さんにピュアと言われたら嬉しい限りです。ありがとうございます