こんにちは。21期 佐藤野々子です。よろしくお願いします。
今回の課題は「挿絵」です。それぞれが自由に本を選び、白黒で挿絵を描く課題でした。一般文芸から、時代小説、児童文学・・など、さまざまな本の挿絵が並びました。
先生がこれまでご担当された装画の仕事のお話を聞かせて頂いたことも、印象的な今回の授業でした。
クラスの皆さまのイラストレーションは、白黒なのに上品であったり、目に入った時の印象が華やかであったり・・。その場の明るさが伝わるイラストレーションなど、とても勉強になりました。
白黒のイラストレーションは、色による表現ができないぶん、作家らしさを表すことが難しいのだなと感じます。その分先生が仰っている、ひと目で誰が描いたものか分かるイラストレーションを目指すことが、より大切であるように思いました。
今回は、デフォルメについてのお話が多かったようです。デフォルメと言っても、見た人が不自然に思う、違和感を感じるようなデフォルメはしない方がよい、というお話は、聞く度にハッとしてしまいます。
私も、個性を出したいと思うと、つい誇張して描いたり、違和感によって、個性を出そうとしてしまいます。そういったデフォルメも間違いではないと思いますが、ふつうに描いて、それでも作家が分かるイラストレーションのほうが難しいことで、沢山描いて 洗練されたデフォルメを模索しなければ・・と思います。
7月にMJイラストレーションズのサイトを飾っている、先生によるスイカのイラストレーションのお話をして頂きました。20年前ほど前に描いたイラストレーションなのだそうです!
年月が経っても自然に存在する、気持ちがよく、作家らしいイラストレーションを目指していきたいです。
次回は、挿絵で取り上げた本の「装画」を描く課題です。皆さまのイラストレーションがどのように繋がれていくのか、とても楽しみです。
やまもとようこ(15期)欲望という名の電車/テネシー・ウィリアムズ
山﨑彩(19期)福も来た パンとスープとネコ日和/ 群ようこ
バイゴリョウ(21期)泣かない子供(短編:世の中の、善いもの、美しいもの)/江國香織
峰岸先生、Aクラスのみなさん、こんにちは。
今回Bに振替しました小牧真子です。
みなさんの挿画、世界観が広がる素晴らしい力作がそろっていてすごいです!
装画と挿画は、MJイラストレーションズの得意とするジャンルなんだとあらためて思いました。学ぶところが多いです。
説明的にならないでシーンを物語るイラストレーション、
巧みな人物描写、
文芸作品に合う作家性
というのがピックアップの課題に共通しているように思いました。
装画と挿画、どちらもニガテな小牧です。
振替したのに課題に沿ったモノクロの作品を沢山描けなくてとっても反省しています。
橋本さんの「斜陽」、本物の上流貴族が漂わせる空気がお母さまの肩越しに感じました。
読者の期待に応えるイラストレーションだと思います。
モリザキさんの「注文の多い料理店」
扉絵か挿画としても成立するギミックを感じました。こういう発想ができるなんて素敵です!
みわわこと、須貝さんの風景は、ぼやけたタッチが風景の広がりを感じさせて、物語平日引きこまれたくなります。
他の作品、どれをとってもすばらしいです。
挿画は、映像や漫画とは味わい方が読者の想像とともに膨らますことができて奥深いですね。
今回もまた深いです。次回の装画につなげてゆきたいと思います!
誤字訂正です!m(._.)m
誤】物語平日引きこまれたくなります。
↓
正】物語へ引きこまれたくなります。
誤】挿画は、映像や漫画とは味わい方が読者の想像とともに膨らますことができて奥深いですね。
↓
正】挿画は、映像や漫画とはまた違う味わい方があって、読者の想像とともに〜〜
すみませ〜ん!
小牧さん、ありがとうございます。
後ろ姿は見る人の想像に委ねる部分があるので、小牧さんがイメージを膨らませてくださったのだと思います。(*^_^*)
純文学の挿絵には、人物は描かないで、風景や小道具などを描くこと・・・と日頃先生からご注意を受けていましたが、人物の練習と思って描きました。
もう1枚描いた「庭の萩」の絵は誰が描いたのかわからないなあ・・・という講評でした。(>_<)
ハハハ、発展途上です♪
まこちゃんコメントありがとうございます。
もちろん挿絵の課題だからということもありますが、
物語が想像できるような絵を描きたいと常日頃思っております。
まこちゃんが物語へ引き込まれたくなると言ってくださったのは大変光栄なことです。
佐藤さん、冒頭文ありがとうございます。
この回は振替だったので、様子がわかって嬉しいです。
白黒の挿絵と言っても、そこはやっぱり、カットとイラストレーションの違いに唸ってます。
ピックアップされたイラストレーションは、みなさん素敵ですね。
挿画も楽しみ。
タケイサチコさんの原画、とても素敵でした!
私もそう思いました!
原画はザンネンながらみられませんでしたが、タケイさんの幸福の王子、昭和のテレビで見たパルナスのコマーシャルを思い出させてくれました。パルナスは関西圏特有かもしれません。タケイさんの作品は、とてもかわいらしくて素敵です!
橋本さん、小牧さん、ありがとうございます。コメントすごくうれしかったです。
橋本さんの作品は時代背景やストーリーを想像できる素敵な挿絵ですね。小説を読んでみたくなります。
小牧さん子どもの時関西に住んでたんですね。私はパルナスのCM知らなかったです。関東では売ってなかったのかな〜?
モノクロの授業でよく言われるコメント、「誰が描いたか分からない」。
たしか今回このコメントが無かったように思います。
ピックアップ見ても、誰の絵か分かります。
みんなのレベルがまた上がったんじゃないかとニヤニヤしています。
加藤さんの重厚感ありますね☆さすがですね。
本当、橋本さんの斜陽のお母様の肩越しに雰囲気を感じました。中国風の調度品も素敵。。
やまもとようこさんのミステリアスで劇的ですね☆
須貝さんの、新鮮な爽やかさと、不可思議な空気感が面白いですね☆なんとなく、いとう瞳さん(好きな作家さんです)の絵の世界観と共通するものを感じました。
四宮さんの、なんとも言えない、感じたことのないような感覚になり、気になります。
佐藤さんの切り絵が素敵ですね☆切り抜いた厚みとか貼り方とか好きです。実物が見たくなります。
川井さん、ありがとうございます!うれしいな♪
中国風の部屋は検索したところ、川上貞奴と福沢桃介が住んだ家にある「支那室」の画像が出てきました。
説明に「大正から昭和初期に住まいの一部に中国風の様式を取り入れることが文化人や中産階級の住宅に見られました」と、あったので、
参考にしました。
橋本さん、支那室の貴重なお話をありがとうございます。
早速検索してみました。
こういった調べ事が大切なのですね。
勉強になります。
川井さん、ありがとうございます。とても嬉しいです。
紙っていいな〜と思いながら…、たのしく切り貼りしています。川井さんのコラージュも、実物が見たくなる作品です!
ありがとうございます!
川井さん、コメントありがとう。
でも、池波正太郎の似顔絵がデフォルメされていないと、先生にいつものように厳しくダメ出し貰ってしまいました。軽いタッチで描いてみたかったので、グレーのバックにして描き込まないようにしてみたものの・・
なかなか思うようには行かないですね。
わたしが言うのもなんですが、ダメ出しって、もう一声頑張ってっていう意味なんでしょうね!
さらに新しい境地というか、それが出来る人のはずだから見せてほしいみたいな、、
な〜んて!☆生意気言ってすみません!!笑
川井さん
いつもありがとうございます!
不可思議で、でも素朴、そんな川上弘美さんの作品が好きで選んだはずが、なんだかまた不穏な仕上がりになってしまいました笑!
川井さん貴重なコメントありがとうございます。
実は、HBギャラリーで開催されていた、いとう瞳さんの個展を拝見して(私もすごく好きです)、
自分の絵のヒント(絵の中の人物の見え方・形)があるような気がしたんです。
ああ、すっかり忘れてた、川井さんのおかげです。今一度、いとうさんの作品をチェックします。
川井さん感謝です。
今回もBクラスに振替しました。
加藤さんの作品、線も構図もシンプルながら存在感があって、
背景のおもしろさもあって、とても好きです。
自分もこんな絵を描いてみたいと思いました。
サカガミさん、コメントありがとう。なかなか授業で一緒になりませんね。
「池波正太郎のそうざい料理帖」は、春・夏・秋・冬の4章に分かれているので、季節に合わせて背景と料理を変えて4枚描いています。この絵は冬、雪とふくら雀、ねぎま鍋です。
私のHPのブログに4枚を合せた絵を載せていますので、よかったら見てくださいね。
久しぶりにAクラスの授業に参加出来、みなさんの相変わらずのクオリティ、新入生たちの作品をはじめて拝見できたりと、色々感動しました。
佐藤野々子さん、冒頭文ありがとうございます。
佐藤さんの作品は、原画で拝見すると、質感というか素材がとてもユニークですね。
これは、画面ではなかなかわからない…ですけど、画面になっても楽しい感じが伝わってきます。
加藤さんの作品の背景にいる鳥!可愛すぎます^。^
須貝さん、今更ですが…ナ・バ・テアって、そういう意味だったんですね。
絵に空間があって不思議な感じも、タイトルとあっていて面白いです。
四宮さんのトレペ?の使い方、素敵です。
モリザキさんの作品、赤いラインがなくてもわかりました!
タケイさん、一目みて、わかりやすいっていうのは、まさにそういうことだなぁって思いました。
バイゴリョウさん、とても丁寧な作品ですね。もう一枚の作品に描いてあった馬の表現も、きれいだなぁと思いました。
挿絵の課題は、考えるのに時間ばかりかかって、手を動かすまでになかなか辿り着けませんでしたが…
皆さん、読書家だなぁと感心しています。
徳重さん、そうなんです。
森博嗣のスカイ・クロラシリーズは、
英語のタイトルを簡略化したカタカナ表記にしています。
内容も現実と非現実がクロスしていて
シリーズすべて読むと、いろいろと謎が解けます。
徳重さんの作品は線が良いです、徳重さんってすぐわかる。
千里線?徳重ライン?なんだか電車みたいだ(笑)
今後の作品も楽しみにしています。
徳重先輩
初めてのコメント、とても励みになります。
ありがとうございます。