<ファイル講評>18期前期最終日・全クラス共通 17


■Aクラス

16期のしんやゆうこです。初めて冒頭文を担当します。
18期前期最後の授業は、恒例のファイル講評でした。

今期から1期が1年間になったことから、まだ入塾して期間が短い17、18期生のファイル講評は
半年後にということで、16期生までの講評でした。
私はMJ生になって3回目のファイル講評でしたが、いつもながら峰岸先生からみんなへの親身なアドバイス、
そしてとてもよく作品を覚えて下さっていて、「この絵がよかった」「この絵で変わった(よくなってきた)」と、
みんなの成長を喜んで下さっているのを見て、ありがたいことだな〜と改めて思いました。
流行に流されない自分のスタイルを持ち、それでいて現代の空気を感じさせる、息の長いイラストレーターになりたい。
理想は遠いけれど、師に恵まれたことは幸運だと思います。

峰岸先生が古希を迎えられたお話の中で、「帰りに神田川のほとりを歩きながら、
いつまで続けられるかな〜とか思うんだよね〜」というお言葉もあり、
ヒヤリとしましたが、これからもどうか末永く私たちを見守って下さい。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

■Bクラス

18期生 夏秋妥世です。よろしくお願いします。

もうすっかり秋だなぁ…..と思っていたら、この日は、結構暑くて
展覧会を二カ所回っていた私は、ふ~ってなってしまいました。
 
授業内容の前に、私個人の話ですが、
ファイル作成の為の原画のプリントアウトの色調整が、
なかなか上手く行かず、色がケバケバしくなってしまいました。
私は、写真等を印刷する用紙光沢無し、にプリントしたのですが、
これがいけなかったらしく、親切なHさんからのアドバイスで、
普通紙、厚手の上質紙、水彩紙、シリウス水彩紙などが、良いと教えて頂きました。
これらはインクが染込むので、彩度調整をしてね!ということでした。
みなさんは、ご存知ですよね。 
 
そしてドキドキのファイル講評!
峰岸先生は、まず、プレゼンの仕方から話されました。
★基本
・見やすいということが大切(作品は大きくプリント)
・大きさをなるべく揃える。
・あまり大きいサイズはNG。A4サイズくらいが良い。
・めくり易いファイル。(例えば、留めてあるリングが二個だと、めくる度に、絵が歪む)
・絵が歪まないよう、裏に剥がし易いテープで固定する。
 
★作品アピール
・色々なスタイルを見せない。その為に、スタイルの確立が大切。
・自分が『やって行きたいスタイル』の絵を見せる。
・仕事の絵(印刷物)を見せるのはよいが、なんでも提出するのではなく、
 『自分にとって良い仕事』だったものを見せる。
 不本意な仕事を見せると、これからの自分にマイナスに成りかねない。
・仕事を、自分の作風に引っ張ってくる。←←この言い方、なんか感動。
  
個々の講評に関して、一部ピックアップさせて頂きます。
・風景が得意な人は、人物も描く練習をしよう。
・絵が、可愛くなりすぎる人は、方法として、
 子供を描かずに、大人を描く様にしてみるのも良い。
・オリジナリティのある人物を描ける様にする
・自分の傾向を考える。  例)ART傾向etc
・形、構図等、バランスは大切だが、
 フォークアート、プリミティブアートのような、
 バランスがおかしくても、見るものを、納得させるものが描ければ良い。
 
最後に。
とても良くなった!と言われた方、嬉しいですね!
 
峰岸先生の「兎に角、たくさん描く!」という言葉を心に
秋休み明けに、お会いしましょう!
 
 
■Cクラス
18期の岩野睦美です。
 
5月に入塾してあっという間に前期が終わってしまいました。早いです。
 
今回はファイル講評ということで、今期の傾向や今後の課題など
一人3分づつ先生から講評をいただきました。
 
今回の講評のポイントと思われるところをまとめます。
 
・人物が縦横無尽に描けるようになるといい。特に自分流の自分の画風にあった
個性的な人物を描けるように。人物を描かずに仕事をしていくのは難しい。
人物を描く時は可愛 くなりすぎないように、こどもっぽくなってしまわないように。
・自分の好きな世界だけでなく、イラストレーターとしてどうしたら売れるかという
戦略も必要。あまり描かれていないが普遍性のあるテーマなどを選んで研究してみる事も大事。
・似顔絵は思い切ってデフォルメした方が良い。しかし簡略化した線で似せるのは難しい。
・作風・タッチには統一感があった方が良い。
・男性の服には決まり事が多く描きやすいが、女性の服は難しい。
 
また、時間中にまわしていただいた他の方の作品ファイルは
作品をまとめてみると迫力があってより作品の雰囲気やパワーを感じますし、
今期見ていない過去の作品なども見る事ができて楽しかったです。
 
先生から講評をいただいたり、他の方の作品を見せていただいたりして自分と比べてしまうと
自分はまだ土俵にも上がっていない気がしてため息が出てしまいますが、
めげずに、前期で得た事を生かせるように後期も頑張ろうと思いました。

 

 
18期前期ファイル講評

10月2日(水)Cクラスの授業風景 


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17 thoughts on “<ファイル講評>18期前期最終日・全クラス共通

  • Reply
    前田泰子

    秋休み中は、いろんな方の展示に出かけていろいろ感じるのが楽しみです。あと、人をたくさん描きます。
    峰岸先生、後期もどうぞよろしくお願いします。

  • Reply
    四宮愛

    先輩方の作品を一度に拝見することが出来、とても有意義な講義でした。
    あっという間の前期でしたが、自分なりに課題をたくさん見つけることが出来たので
    本当に良かったと思います。
    先生、皆様、後期もどうぞ宜しくお願い致します。

  • Reply
    toruminegishi

    Aクラスの17期生、18期生のみんなごめん!
    Bクラス、Cクラスは出席者全員のファイルを見ることが出来たんだけど、Aクラスは話が脱線したり、時間の配分が悪かったりで、時間切れになっちゃって・・・。
    後期の最後のファイル講評の時にと言ったけど、それでは不公平になるので、後期の初めの授業の余った時間にやることにします。
    残っている人数はそんなに多くないので、授業2回分あればで済むと思います。
    なので、17期生、18期生は後期の初めには、作品ファイルを忘れず持参してください。
    勝手ながら、どうぞよろしく!

  • Reply
    長光雅世

    先生、ファイル講評ありがとうございました。お休み中に先生のアドバイスと自分の描きたい絵のことかんがえられらたいいなと思います。
    冒頭文、みなさん、まとめてくださってありがとうございます~分かりやすいです!
    色々な方の作品をファイルでまとめて見れるの楽しいですね。
    後期もよろしくお願いします!

  • Reply
    しんやゆうこ

    冒頭文、峰岸先生へのお手紙みたいになっちゃってスミマセン!
    ファイルの作り方とか、絵のこととか書いたらよかったんですね〜。
    先生、皆様、後期もよろしくお願いします!

  • Reply
    原口祥絵

    夏秋さんの文章勉強になりました~!
    私も印刷する時、用紙何にすれば良いのか悩んでたので
    すごく参考になりました、又事細かに書いて頂いたので
    休んでしまった自分には助かります。
    ありがとうございます☆

    • Reply
      夏秋妥世

      原口さん、私も教えて頂いて、参考になりました!次回は、上手くいくといいな〜って思っています。( ´ ▽ ` )ノ

  • Reply
    内海由紀

    「ギクッ」…
    ファイル講評の時、皆様の作品がとても素敵で、イラストレーションがまだよくわかっていない私は途方にくれていました。
    が、18期生ということでファイル講評を免れてホッとしておりました。
    が!後期初めに見ていただけるとの先生のありがたいコメントを発見…涙(うれし泣きsonota)
    後期初めには忘れずにファイルを持参しますので、よろしくお願いいたします。 
     TIS展、懐かしいお名前もあり様々な作風を楽しんで来ましたが、個人的には峰岸先生の火焔太鼓が一際良かったです。
    志ん生の存在感、ちょっぴりユーモラスで味があって…惹きつけられました。
    「こんな方に指導していただいてるのだ。」と改めて緊張とありがたみを感じました。

  • Reply
    みやしたゆみ

    先生、ファイル講評ありがとうございました!
    ご指摘いただいたこと、今後の作品に反映させていきたいです。

    わたしも毎回プリントする紙に悩むのですが
    夏秋さんの冒頭文を参考に、次回はもう少し厚めの紙に
    プリントしてみようと思いました。

    それでは
    後期もどうぞよろしくお願いいたします!

  • Reply
    有馬奈保美

    先生、ファイル講評ありがとうございました。
    一冊にまとめられたファイルを拝見すると、安定感がある方、世界観に惹きこまれる方、すごく成長され勢いを感じられる方のファイルなどなど、とても刺激的でした。
    自分のものは、どっちに行きたいのか方向性がまだ曖昧なこと、人物がまだ弱いことなどなど、一冊にまとめるとよく分かりました。ただようやくこんなもの描いてみたいというイメージが浮かぶようになってきたので、後期はそのイメージに近い形にできるようどんどん描きたいと思います。
    先生、皆さま、後期もどうぞよろしくお願いいたします。

  • Reply
    原 倫子

    ファイルを作るのはなかなか面倒で後回しにしがちですが、半年に一度のファイル講評のお陰でファイルを作り直したり、自分の作品をしみじみ振り返ったり出来るので、ずぼらな私にとってとてもありがたい課題です。
    いつも、ファイル講評での先生の言葉にハッとして、長い休みの間に作品の方向性をじっくり考えたり、新しい描き方を試したり。
    これからもファイル講評をよろしくおねがいします!

  • Reply
    原けい

    先生ファイル講評ありがとうございました!私は4度目のファイル講評でした。一度目は描き方もバラバラ。2度目3度目とバラバラさ加減が収まって行き今回は20ポケットのファイル一冊分には少し足りませんでしたがほぼ同じ描き方に出来ました。安定感、質、方向性、まだまだ課題ばかりですが少し前に進めたように感じれました。改めての感謝と、先生皆様今後もどうぞ宜しくお願いします!

  • Reply
    たなかきょおこ

    先生ファイル講評ありがとうございました。作品ファイル、なかなか更新できないでいるので本当にいい機会です。そして半年分の絵を見返して、アドバイスいただくと今後の課題・描きたい絵も見えてきた気がします。ほかの方々の作品をまとめて見られたのもいい刺激でした。あっという間に10月も中旬になりましたが、しっかり手を動かしたいと思います。

  • Reply
    橋本裕子

    しんやさん、夏秋さん、岩野さん、冒頭文ありがとうございます!
    ふむふむ・・・と、読み返しています。

    先生、講評ありがとうございました。 
    今学期から描き方を変えているのですが、より慣れて、私が描いたとすぐにわかるようにしたいと思います。
    後期もどうぞよろしくお願いいたします。

  • Reply
    坂内拓

    峰岸せんせい、ファイル講評ありがとうございました。
    今後は弱点にスポットライトを強めにあてていきたいです。
    後期もどうぞよろしくおねがいします。

  • Reply
    ちぎらはるな

    峰岸先生、ファイル講評ありがとうございます〜!
    冒頭文、みなさん丁寧にありがとうございます。大切な事なのに忘れがちなので、助かります。
    改めてまだまだまだ枚数が足りない!と思い知らされました。来期もっと描きます。

  • Reply
    佐々木美穂

    峰岸先生、ファイル講評ありがとうございました!
    毎回緊張します。
    ファイルを作る時納得いかない作品をはずしていくと
    数が少なくて焦ります。。
    もっともっと描こうと思いました。
    秋休み明けもよろしくお願いいたします。