こんにちは、1期生の加藤佳代子です。
早見俊・著<やったる侍涼之進奮闘剣>シリーズの5巻目「虹色の決着」が新潮文庫から5月1日に発売されます。2012年から2年間、このシリーズを手掛けてきましたがこの5巻目が最終巻になりました。
当初、3巻までの予定でしたが好評のため5巻までになり、主人公の涼之進に愛着を持ちながら楽しく描かせて頂きました。江戸から藩主と共に諫早藩にお国入りする涼之進にまた次々と事件が起こります。最終巻でストーリーに決着はついているのですが、この後の涼之進がどう成長していくのかすごく気になります。愛すべき性格の涼之進、口癖の「やったるたい!」また聞きたいです。シリーズものを描かせて頂いたのは本当に嬉しいことでした。
いろいろと助言を下さった新潮社文庫編集部の高梨次長、装幀室の二宮大輔さん、大変お世話になりありがとうございました。
先生、掲載ありがとうございます。
もう涼之進に会えないかと思うとなんだか寂しいです。
シリーズものとか挿絵など、長期間付き合っていると登場人物が身近に感じられて、絵を描くのがとても楽しみになりますね。良い経験をさせて頂き、勉強になりました。
林田さん、画像が大きすぎてしまってスミマセン!ありがとうございました。
いつも爽やかな風が吹いているような加藤さんの装画!
人物みんな品がよくて、きちんと描き分けられていてそれぞれの人柄が想像できるようです。絵にはその人が表れるといいますし、加藤さんもきりりとして爽やかな方なのかしらと思いました。最終巻なんて寂しいですね。でも予定より二冊も多くなったのはすごいです。
本当に、人物を見ているとそれぞれの性格がにじみでているようで素敵な挿画ですね!シリーズで5巻もすごいです。加藤さんの中で登場人物がきちんとビジュアルとしてでき上がっているから長く続いても描き続けられるのでしょうね。
加藤さんの、いつも細部まで丁寧に描きこまれているイラストレーション、
すごいなと思います。おつかれさまでした!
加藤さんの時代物の絵のファンです…
特に、色が柔らかで凄いなぁと思いながら見ています。
益々のご活躍を。
いよいよ最終巻なのですね!まだまだ見たいですね。
加藤さんのイラストレーションはいつもとても丁寧で、色合いも素敵でほれぼれします。
しんやさん、浅野さん、坂内君、徳重さん、コメントをありがとうございます。
しんやさん、連載物を手掛けてから登場人物を描きわけることの難しさを感じています。(ちなみに私はちっともきりりとしてないです)
浅野さん、小説に出てくる人物の性格がとっても分かりやすく楽しい小説でしたので、ビジュアル化しやすかったかと思います。でも殿様の顔はラフで描いたものは駄目で書き直しました。
坂内君、どうしても細かいところまで気になってしまうタイプなんです。私は坂内君のようなおおらかな絵に惹かれます。
徳重さん、色使いはその人らしさ出ますよね。意識しているわけではありませんが、好きな色に偏りがちです。
ちぎらさん、コメントありがとうございます。
とうとう最終回です・・・。涼之進にとても愛着を持ってきたものですから、やっぱり寂しいですね。私はいつも丁寧に描きすぎるので、ヌケ感が出せるような絵が書けたらと思います。
明日からのMJ18期、またよろしくお願いします!
みなさん書かれていますが、人物の個性をそれぞれこんなに描け分けられさすがだなあと思います。加藤さんのイラストレーションは緻密なので、原画を拝見できるときは、指先や袴のひだまでついつい顔を近づけて見いってしまいます!
加藤さん、お疲れさまでした。
菖蒲の柄が季節感があっていいなあと思いました。
それから、殿様の表情と少し内またなところにくすっと笑ってしまいました。
有馬さん、橋本さん、コメントありがとうございます。
登場人物をどのように描き分けるか、シリーズものは特にそれが必要なので当初はうまく描き分けられなくて四苦八苦しました。
今、「PONTOON」で連載中の「風かおる」の登場人物も、編集の方に表情の事をよく言われます。
最初に描き始める時にはしっかりキャラ付けを自分の中でしておかないと後で困るので、しっかり読みこむようにしています・・・が、なかなか同じ顔に描けないのが悩みです。
加藤さん、お疲れ様でした。本当にいつも丁寧で、絵に愛情が感じられてすごいなと思わされます!
シリーズのお仕事すばらしいですね!お疲れさまでした。
人物の表情など、人柄や「こんな会話してるのかな?」とか
想像がふくらんで見ていて楽しいです♪
小池さん、南さん、コメントありがとうございます。
シリーズものの仕事が出来た事は幸運でしたし、本当に勉強になりました。
ストーリーが面白かったので、絵を描きながらあれこれ思いながら描く事が出来たのは楽しい思い出です。
加藤さん、やったる侍シリーズお疲れさまでした。
構図に限りがある文庫でシリーズで時代物‥大変なところもあったのではないでしょうか。
加藤さんの几帳面さが伝わってくるようで拝見してその爽やかさに背筋が伸びる思いです。
君野さん、コメントありがとうございます!
文庫本は面積が小さくタイトルもヌキが無かったりで、最初は戸惑い気味でしたが制約が多いのも勉強になりました。
君野さんが装画を描かれた4月発売の「あの日の結婚」の絵、とっても素敵ですね。
君野さんの世界があふれていて、優しい気持ちになりました。