中島陽子(13期・A)が新潮文庫 角田光代著「私のなかの彼女」の装画を! 23


こんにちは。13期の中島陽子です。

新潮文庫より角田光代さん著『私のなかの彼女』の装画を担当しました。デザインは新潮社装幀室の二宮由希子さんです。

 主人公「和歌」の成長や心情、恋人との関係が淡々と繊細に描かれています。じわじわくる感情の歪み、その生々しさにゾクっとこわくなりました。

書店で見つけたポップが強烈だったのでご紹介します。 お隣の『雪まろげ』の装画は4期の瀬知エリカさんです。

 装画は主人公をイメージして描いてほしいとのことでした。意思のある眼差しと読めない表情を描きました。 

書店にお立ち寄りの際に手にとっていただけたら嬉しいです。

 

メールの添付ファイル 2

メールの添付ファイル

 


Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

23 thoughts on “中島陽子(13期・A)が新潮文庫 角田光代著「私のなかの彼女」の装画を!

  • Reply
    おかもとせいこ

    おめでとうございます。先日、本屋で見つけてすぐに中島さんのイラストレーションとわかりました。読みたい1冊なので購入いたしました。

    • Reply
      中島陽子

      ありがとうございます。 
      そうなんです!あの絵がモデルです。 数点描いたので我が家に「悩む少女」が何人もおります。

  • Reply
    はらさち

    「じわじわくる感情の歪み、その生々しさ、、、」
    難しいですね。そこを
    「意思のある眼差しと読めない表情」読みたくなりました!
    また、このポップ強烈!
    ステキなお仕事おめでとうございます!!

    • Reply
      中島陽子

      はらさちさんありがとうございます。 このポップの前で狼狽してニヤニヤして写メしているところは誰にも見られていないはずです。 読みやすく内容濃いめです! ぜひ!

  • Reply
    小笠原まりえ

    中島先輩
    おめでとうございます!!
    ポップ…!強烈ですね…!
    表情が読めなくて、どんな話なのか気になります。
    個人的に、この足の描き方が凄く魅力的で好きですー!

    • Reply
      中島陽子

      小笠原パイセンありがとうございます!
      太すぎず細すぎず、健康な足を目指しました。 膝小僧の赤もポイントです。いひひ

  • Reply
    加藤佳代子

    雰囲気のある絵ですねー。
    全体に漂う深とした空気、抑えた色の組み合わせが心の葛藤を現しているようです。
    そして、ポップとの差!えーっ、この本の紹介とは思えない(笑)装幀に惑わされるな?
    ますます登り調子の中島さん、一層頑張ってくださいね。

    • Reply
      中島陽子

      ありがとうございます!
      最初の試作では含みのある表情が描けていなくて、人物像を具体的にして描きました。二宮さんのニュアンスに関するアドバイスが的確で分かりやすくて、さすがすぎます!でした。
      人物画もイラストレーターの仕事も奥が深いですね。楽しいです。

  • Reply
    はら

    中島さんおめでとうございます!
    ファンです❤︎
    POPとの対比が…笑 ナイスな写真ですね。
    ぽつねんとした彼女にどんな歪みが知りたいけど怖い笑

  • Reply
    長光雅世 Post author

    中島さん、本屋さんで見たよー!
    すごく素敵でした!シンプルなのに魅力的で目がいくね!
    POP怖い…..読むのを躊躇しています…..

  • Reply
    峰岸達

    いやー、それにしても今月、MJにとっては、新潮社様々ですねー。
    文庫で瀬知エリカ(4期・OG),中島陽子(13期・A)、単行本でネコポンギポンギ(16期・B)が装画をやり、小説新潮では、あべちほ(8期・OG)、江頭路子(8期・OG)、多田景子(10期・OG)、小池ふみ(11期・OG)、坂内拓(12期・A)の5人が挿絵をやってます。合計8人も!
    ぼくが目にしただけでもこれだけいます。新潮社はいっぱい本を出しているので、ぼくの目の届かなかったところでも誰かやってるかもしれないですね。
    新潮社様々、今後ともMJお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
    それにしても、あのPOPすっげーなあ!どこの書店だろう?

  • Reply
    安楽岡美穂

    後ろの女の子が「私のなかの彼女」なのかなと想像したら怖くなってきました。
    ポップのインパクトもすごいし、面白そうなので読んでみようと思います!
    お仕事おめでとうございます!