こんにちわ。
冒頭文を担当します、8期諸星朋子です。
峰岸先生のコメント
・何枚も描く場合が多いので、装画より挿絵の方が実は難しいよ。
・夏休み明けなんだからもっと枚数あっても良いんだよ。( ぎくり)
・描いた枚数だけ上手くなるよ。
・自分のテイストに合った話を選ぶと描きやすい。
・日本家屋の屋根は難しい。
・女性の口は小さいと古風で控えめ、 大きいと意思が強くて自立した最近の顔になるよ。
などなど。
普段みなさんが読んでいる本が知れて楽しい課題でした。
橋本裕子(11期)「よしきた、ジーヴス」/ P・G・ウッドハウス
やまもとようこ(15期)「十五少年漂流記」/ジュール・ヴェルヌ
金子なぎさ(19期)「エレンディラ」/G・ガルシア=マルケス
長田直子(20期)「かもめのジョナサン」/リチャード・バック
以下、振替。
挿絵面白かったです。
もっと色々質問したいので、
カラーの時にまたプレゼン形式お願いします!
諸星さんのまとめ簡潔で分かりやすいですね
諸星さん、冒頭文まとめをありがとうございます。
とってもうなずいてしまうことばかりですね…
「自分のテイストに合う作品を選ぶ」
たしかに!
今回私はチョイスを誤ったかもしれません。
大好きなキュートでポップなラブコメディ小説を選んだら、作品にひっぱられてしまいました。
振替したので、Aクラスのみなさんの作品を
初めてみるのですが、どれも秀逸すぎて驚きました。
トビラ絵になったようこさんの
「十五少年漂流記」
荒波の一枚は
ふぁ〜っと見入ってしまいました。
橋本じゅんこさんの絵、シンプルで可愛くて
お話の中に誘われそうです。
これ、好きだなぁ
さこさんのお寺の屋根でしょうか?
こんな上から屋根を見下ろす資料は
どうされたのか質問したいです!
みわわ(須貝さん)の揺るぎない
黒背景と刻み込んだような白いラインが
緊張感もあり、どんなシーンなのか
作品に興味がわいてきます。
全部の作品が素敵ですね。
次の装画もさらに楽しみ、というか
グレード?ハードル?レベル?モチベ?
色々高そうな予感がします
真子さん、コメントありがとうございます。
大好きな藤沢周平作品の装画といえば蓬田やすひろさんで、品がありつつ構図に工夫のある印象があって、そういう作品を自分も挑戦してみたいなぁと思い取り組みました。
この小説はほぼ神社の境内のみ(一部回想では店中や長屋もありますが)で展開されるので、色々な角度から神社を描いてみましたが、小村雪岱の時代物の挿絵も大好きで画集では俯瞰の構図が多く見られ参考にしました。
お盆帰省時に近所にある古い神社を訪れた所、作品のイメージにぴったりで、色々な角度から写真を撮りまくった事が後でだいぶ役立ちました。境内にある小さな社が拝殿の階段から振り返ると少し見下ろす角度になり、それも参考になりました。
少し上から…の構図のつもりが、段々、屋根メインで画面を埋めるくらいの方が面白いかも…となり、こうなりました笑
屋根を掘りたかっただけなのかも…笑
まこさん、コメント感謝です!
今回選んだ本はエッセイで、著者が愛用している道具についてつづられている内容です。
頂いた「黒背景と刻み込んだような白いラインが緊張感もあり~」、なんて素敵な評でしょう!何度も読み返しました。
まるでミステリーの世界ですね、ありがとうございます。
みなさんとんでもなく上手くてワンシーンのみなのに物語を読んでみたくなっちゃいました。
橋本裕子さんのペン画でしょうか、自転車の描写がたまんないです。海外作家の本に似合う、おしゃれでカッコイイ絵で魅入っちゃいました。
ようこさんの、やっぱすげー!海と夜空の表現!生で見てぞわぞわしてみたかったです!
美和さん、線の太さ構図も造形のセンスも大好き。
おさちゃんのも、洒落てるなぁ〜。
小泉さんのはもう、想像を掻き立てられて気になっちゃう。雨空の描き方ひとつとっても魅せてくるよなぁ。
邦ちゃんの、新鮮!おい何でも描けるじゃんかまったく!と思わず突っ込んじゃいました。
前田さん、ありがとうございます!
鉛筆で下描きしてその上をサインペンで描いて、消しゴムで下描きを消しています。
ちょっと長くなりますが・・・シーンの説明を。
能天気なお坊ちゃまバーティーと執事のジーヴスは、叔母夫婦の田舎の邸宅に滞在します。
或る夜、使用人達が鍵をかけたままパーティ会場に行ってしまったので、外出していた叔母夫婦やいとこたち、バーティーや執事のジーヴスは締め出されてしまいました。
鍵を取りに、パーティ会場の邸宅まで往復34キロの森の道を自転車でドキドキガタガタヘロヘロになりながら行くバーティー・・・です。
1920年頃のユーモア小説なので、その頃の自転車画像を検索して描きました♪
ヘロヘロな、でも強い使命感を持って自転車をこいでいる感じが背中からwすごく伝わります!
シーン説明も細かく聞いていくと面白いわぁ、機会があれば読んでみたいです☆
ありがとうございました^^
なんとかさん、いつもありがとうございます^^
この線のテイストで、また新しいZINEをつくろうと計画中です。
まとめとアップありがとうございます。プレゼン形式、楽しかったですね。
線だけでも本当にいろんな表現ができるんだなぁとしみじみ感動しました。
・長光さんのマッチ売りの少女、小さな裸足と激しい雪のコントラストなんでしょうか、寒さや心細さが伝わってきました。
・金子さんのエレンディラ、あのG・マルケスの描きにくそうな話を的確・軽やかに表現されててすごいです…(もう1枚も)
私も描こうか妄想したことがありますが、南米の童話ということで絵がちっとも浮かばず断念したので笑、なおさらです。
・小泉さんの屋上&雨&女性と煙草もどんな話・シーンか一目見て気になりました。引き込まれます。
・菅原さん、屋根と構図もですが、地面の白いところの削り残し?の部分がいいなと思いました。こういう表現もあるんですね。
小村雪岱の絵は俯瞰が多いとのこと、注意して見てみます。
みずほさん、コメントありがとうございます!
どこまでを黒でどこまでを彫るか、はいつも悩むところです。
みずほさんの「坊っちゃん」も時代や土地の雰囲気が大変ではなかっただろうかと自分と重ね合わせて見ていました。
その辺りのことをゆっくり聞いてみたかったです笑
人物像がみずほさんの絵に引き寄せられていて親しみがもてますね!
じーろさんの風景、おだやかな印象で好きです。
菅原さんの挿絵素敵です!
福田平八郎の絵にもありますが、瓦屋根って魅力的ですね・・・
松枝さんの挿絵、どれも美しくておしゃれなテイストでした。
教室ではもっと明るいグレーですてきでした!
アコルさんのブロック塀を歩く少女、ネコの安定感に比べて、おっかなびっくり感がかわいい。
橋本さん、ありがとうございます!
嬉しいです!
シーンについての説明を興味深く読みました。
以前に描かれた「日の名残り」の時も感じたのですが、海外小説の品のある話のイメージと橋本さんの絵ぴったりですね!
近景の森の白さと遠景の建物の黒さのコントラスト、かっこいいです。
菅原さこさんの版画、構図もいいし大胆な感じがいいですね!
時代物に挑戦しているところが意欲的だと思います。
提灯の明かりがもう少し強調してあったら目を引きますね。
瓦ですが、丸瓦の先に軒丸瓦を描いていないのが、ちょっと残念かな?
丸瓦の先には必ず付きますし、絵のポイントにもなりビシッと決まりますので、次回は描いてみてくださいね。
「原田維夫(はらだつなお)」という著名なイラストレーターの方が、時代物を版画で作っています。
是非参考にご覧になったらどうでしょう。
わ!加藤さん、コメントありがとうございます!
感想をいただけてとても嬉しいです!
藤沢周平作品は一度は挑戦してみたいと思っていたのですが、やってみたら思っていた以上に…。
軒丸瓦(名称も知らなかったり。いけませんね)は峰岸先生からもご指摘いただきました。
シンプルにするという事と省いてはいけない基本的なことを省略してしまう事は違うのだなぁと反省です。
偶然にも合同授業での加藤さんの話を思い出して、今日(8月31日)江戸東京博物館に行ってみました。
頂いたアドバイスを胸に色々と試行錯誤をしてみようと思います!
機会があればまた時代小説の絵について色々伺いたいです!
諸星さん、冒頭文ありがとうございます!!
めちゃ分かりやすいです。
(あ、ということは、最初に戻った?)
挿絵と装画の授業は大好きなので、いつも楽しみです。
ようこさんの海の絵、教室で目にしたとき「おお!」と驚きました。じっくり見ると波の表現、めっちゃいいですね!!かっこいい!密度が高くて、なんかゴーリー的良さがありますね。
小泉さんの空、雨の降る空のもやっとした感じがうまく出てていいなーって思いました。
挿絵、いつもいつも悩むんですけど、みなさんの課題を眺める分には楽しくって好きです!装画も期待大!(わたしはたぶん見学……)
諸星さん、冒頭文ありがとうございました!
シンプルだから、記憶しやすくうれしいです。
私もギクリとしました。
モノクロで個性が出ている方も多くて、凄いなって思いました。