19期生の石崎静香です。
初めて冒頭文を担当します。よろしくお願いします。
今回の課題は「白黒カット」。
秋分の日で祝日だったこと・先生のお誕生日だったことが重なって参加人数がいつもより多く、1人当たりの作品数も多くて3巡目でもテーブルぎりぎりまで作品が並びました。全部のテーブルが小さい絵で埋まるのは圧巻で、かなり見ごたえがありました。
色とサイズの制約があるせいか却ってモチーフがバラエティに富んでいて、人物・猫や犬・動物・鳥・花・文房具・家具・家・車の他に、楽器・カフェグッズ・観葉植物群・水谷豊のドラマ・仏具・自作の詩・金鯱を飲む峰岸先生・チェコやロシアのアニメグッズ・各国首脳などなど、みなさんの興味や家にある物を垣間見られたようで興味深かったです。
講評の中で挙げられたポイント
〇平凡なものを描いても誰が描いたのかわからせる。（線に特徴を持っていると有利）
〇人物は比較的誰が描いたのかがわかりやすい。
・口は唇をちゃんと描くと大人っぽくなる。
・口角をあげたり口を開いている表情だとかわいくなる。
・二本線だけの口（漢字の二を逆にしたもの）は初心者の絵に多くて素人っぽくなる。
・男性のスーツ・シャツの襟はきちんと描く。
・人物を小さく描く場合はズボンの折り目などディテールを描くとごちゃごちゃしてしまう。
〇先生が実践していること
・B4～B6の画用紙を常備していて、カットを描く時はB6の紙の真ん中に絵を描くことが多い。
・1枚の紙に1カットを描く。大きな紙にたくさんのカットを描くと一つ失敗した時に困る。
・ペンではなく筆を使って描いている。
・家を描く時には下絵の時に方眼紙を使って窓の位置や大きさが一定になるようにする。
本描きの時にフリーハンドだときちきちした固い感じにはならない。
・描く時には資料を確認している。子供向けの図鑑は資料として使いやすい。
〇その他
・後期の課題の一つに「スーツの男達」を入れる予定。
今回は授業の中で先生のお誕生日企画があったり（鹿又さんによる別記事参照）、原倫子さん・橋本純子さんの皆勤賞の表彰でイラスト贈呈があったりと盛りだくさんでした。
次回の課題は「秋」。
「夏や冬に比べるとモチーフが少なくてテーマとして難しいけど、イラストレータとしてはそこが腕の見せどころだから」という先生のアドバイスで今日の授業終了です。
気候もすっかり涼しくなって秋めいてきました。「秋」の絵を描かなきゃと思うと日常生活の中で”これは秋なのかな？”とか考えるので、なんだか少し風流な人間になった気がしてます。
次回は久しぶりにカラーの作品が並ぶので見るのも楽しみです。
加藤佳代子（1期）
大野博美（6期）
京極あや（11期）
ちぎらはるな（12期）
サンダースタジオ（16期）
しんやゆうこ（16期）
橋本純子（16期）
原倫子（16期）
山下 晶代（16期）
鹿又広祐（17期）
植松彩子（18期）
モリザキサチコ（18期）
四宮愛（18期）
石崎静香（19期）
大久保つぐみ（19期）
小笠原まりえ（１９期）
鹿毛英子（19期）
西村留美（19期）
山﨑彩（19期）
わ〜。おしゃれですね。
勉強になります。
白黒カット楽しかったです！
皆さんの絵も見応えありました！
私はたまたま仕事で今月描いたカット＋課題の絵で、もう1枚足すように言われたのに、2枚減らしてしまいました。
（仕事の絵が、これまで描いた絵をまた描く指定だったので、あまりにも同じ絵すぎる、と思って掲載をためらってしまったのです）
白黒カットは結構すぐ描けるし、役立ちそうなので、課題に関係なく続けていこうと思います。
今回は本当に人数も作品数も多くて見応えありました！みんなうまいなー。。。
大野さんのカッコいいですー。サンダーさんの面白いです。
橋本さんのカワイイ。。鹿又君の、全部面白かったです。
こうして並べて見ると、白黒でもそれぞれの個性とか好みがわかりますね。
大久保さん、趣味合いますねー。（二人ともアデニウム描いてるし）
橋本さんの作品は、ブランドの特徴をつかんでて、アウトドア好きならにやりとしてしまいます。
シンプルな表現だけに、デフォルメの面白さが際立っている方が何人かいて、とても参考になります。
白黒でも誰の作品かわかってとても勉強になりました。作品も多く、とても面白かったです。
加藤さん作品、こういうの描けない私は、ジーと見てしまいます。
サンダーさんのかわいい！
山下さん作品、面白いです。カラーも見てみたいです。
カノ作品、いいじゃん！文章がちゃんと読めなくて残念。
それにしても、みなさんのカット、とてもいいですね！
ちぎらっちょ、なっちゃん コメントありがとう
詳しくはWEBで！！
http://kkanomata.com/tagged/poem
サイト、良いね！ピックアップ作品の続きが観られたり、文章やコメントが絵の魅力をもひとつ引き立てている感じが伝わってきて、楽しみました。
見てくれてありがとう！！
文章とイラストレーションのリズムがあってくると書き易く、描き易いんです。
もっともっとです。
イベント盛りだくさんで楽しい回になりましたね！
カットを描くにあたり、グレーは使わない！と決めてトライしたのですが「これは、一体、どう描けば・・・？」と、完全に手が止まってしまい、途中から挫折してブルーグレーを使っていいことにしたらやっと作業が進みました。ピックアップになったものはグレーを使わず白黒で描いたものなので、それが嬉しかったです。でももっと数描きたかった。
モノトーンでもカラフルな感じがして見応えあっておもしろかったです。
石崎さんの植物かっこいいです。なんか秋っぽい雰囲気ありますね。西村さんの、載ってないけどたぬきとくまがツボでした。
山崎さんのおおらか且つほのぼのした雰囲気の線がなんか気持ちいい感じでした。
白黒で小さい絵なのに、みなさん見ごたえたっぷり！先生が 形で魅せろ とおっしゃってましたが、特に山下さんと西村さんのにそう感じました。ただの植物や動物が、どうしてこんな風に描けるんだろう、と。
コメントを書こうとして、京極さんのコメントに気づいてびっくりしたのですが
とんでもないです。
先生もおっしゃっていたように、絵を見ただけで誰が描いたのかわかる絵って
京極さんや加藤さん、ちぎらさん、（全員書けなくてすみません）すごく魅力的だなあと
白黒カットでさえ、そんな個性が出せるのだと、すごくべんきょうになりました。
しんやさんの糸電話の絵がカットされてしまって・・・もっとよく見ておけばよかったと思いました。
鹿又さんの詩と絵、ホームページでもう一度見させていただいて幸せです。
原さんの鳥の絵、こんな風に描けるようになりたいです。
石崎さんの冒頭文がとても丁寧で、聞き逃していたことにも気づきました。ありがとうございます！
コメントありがとうございます。
僕も幸せです。
もっともっといきます。
鹿毛さんの人物、クスリと笑ってしまいます。動物はハハハという感じ。どちらもなんか面白いです♪
ありがとうございます！
人や動物の表情っておもしろいですよね。
それぞれのちょっとした違いを描けたらと思います。
教室に入ったら、いつもは割りと少ない人数なのに、大勢が集まっていてビックリ。
その分作品も沢山あってとっても見応えがありました。
先生のお誕生日のイベント、一緒にお祝いできて良かったです。
白黒カット、本当に沢山で勉強になりました。
大野さんの手芸シリーズ、ちょっとした小物もこんなに素敵な絵になるんですね。
しんやさんの丁寧さ、見習いたいです。とっても美しい・・・。
橋本さんの山シリーズ、このまま雑誌に載っててもいいくらいですね！少し可愛すぎるかな？
山下さんの不思議植物シリーズ、なんだかとっても面白いですね。他のシリーズも見てみたいです。
多才なカノちゃん、詩人もしくは小説家になって自分の本の装画を描くべし！HPでじっくり読ませて頂きました。良かったー。
加藤さんあざす！！
なんだかんだいつも加藤さんのアドバイスで少しづつ進めています。
全てが自分らしく進めるようもっともっと行きます。
小説ね…
夏秋さん、京極さん、加藤さん、コメントありがとうございます。
植物は昔から大好きなのですが、今回はモチーフがもともと面白いのでそれに助けられてます。
自分としてはラフにざくざく描いたものなのですが、それがよかったように思うので、次回以降にも活かしていこうと思います。
いつもに増して好きだわ〜と思う作品が多くてうなりました
鹿又さんの詩とイラスト、素敵です。
デザインのことまで考えずに、ただただ描いてしまいがちなので、こういうことだなと思いました。
白黒だけでこんなに個性が見えて、みなさんすごいなあ…としみじみ。
原さんありがとうございます！うれしいです！原さんの動物カットもひとつひとつが素敵です。
今動物のデフォルメを研究中なので、なるほどな～と参考に見ていました。
鹿毛さんと西村さんの動物も個性あるデフォルメでいいですね！勉強になります。