<装画>9月1日(水)Aクラス 14


 

 

 


徳重千里(12期)「ブレーメンの音楽師」/ヴィルヘルム・カール・グリム 矢崎源九郎訳
・画用紙、エンピツ、Photoshop加工
文字が帯にかかってしまうことをウッカリやってしまい、訳者である「矢崎源九郎」を、記載しそびれ
ていたことを先生から指摘されました。あわてて仕上げると、ダブルウッカリになりました。

 


やまもとようこ(15期)「檸檬」/梶井基次郎
・上質紙、特殊紙(OKサンドカラー)、ゲルインキペン
今回選んだ場面は、既存の表紙でもよく描かれているので個性を出すのが難しいだろうなと思っていた
のですがやはり、最大の見せ場のシーンなので挑戦することにしました。
あまり暗くなりすぎないよう、メリハリを意識して描きました。

 


ハシモトジュンコ(16期)「ツバキ文具店」/小川糸
・アクリル絵の具、色鉛筆、画用紙
文庫版を想定した、装画です。お話に出てくる文具たちです。
文具好きの女の子が手に取ってくれるといいなぁ。
と妄想しながら、描きました。

 


山﨑彩(19期)「赤毛のアン」/L.M.モンゴメリ
・画用紙、色鉛筆
本と並行してアニメも見ましたが、アンがかわいくて大好きになりました!
楽しげに学校からお家に帰るとこを描きました。

 


小泉理恵(21期)「ワタシは最高にツイている」/小林聡美
・ケント紙、色鉛筆、鉛筆
外からの明かりが少し明る過ぎたのと、鏡のパースがもう少し角度をつけ
た方が良かったというお話になりました。
少しの濃度や角度違いで印象が全然変わるので気を付けて仕上げていきた
いです。

 


菅原さこ(21期)「思い出トランプ」/向田邦子
・合成ゴム板 水溶性版画絵具 アルキド樹脂絵具 OA用和紙
様々な人の物語と表題に引っ張られ、人物とトランプを描いた作品を2点提出。
具体的に描きすぎていて、短編集なので全体(作家)に合わせたイメージを
表した絵(風景のみやトランプだけ)でも良かったのではないかとご指導を
いただきました。
人物が一人でスッキリしている方の絵がピックアップとなりました。

 


平塚じーろ(21期)「コロナと潜水服」/奥田英朗
・画用紙、アクリルガッシュ
表題作「コロナと潜水服」を描きました。
装画なので、背景をコロナウイルスのイメージを散らしてみました。
人物にまだまだ課題はあります。頑張ります。

 


ふちのとみよ(21期)「あん」/ドリアン助川
・アクリルガッシュ、水彩色鉛筆
狭いたい焼き屋の厨房をどんな構図で描こうかと悩みました。
また、厨房の中がステンレス素材なのでグレーの使い方に悩みましたが、
グレーを多用した分、おばあちゃんのセーターと背景の緑が生きてかえっ
て良かったような気がします。

 


邦子(22期)「そして、ぼくは旅に出た。」/大竹 英洋
・iPad、PC、オイルパステル
大自然の中での自己探求の旅をつづったエッセイです。
話中に出てくるいろいろな動物の中から、ルーンという水鳥とノーザンパイクという魚を描きました。

 


久保田美穂22期)「星の子」/今村夏子
・iPad(Adobephotoscktch)
2点のうち、こちらがピックアップでした。もう一つの作品はぱっと見は
良いけど、良く良く見ると木の形や色合いが微妙とのことでした。
こちらの方が色合いはいつもと違って暗めだけれど、人物の形もいつもの
テイストが出ているとのことでした。

 


たむらしおり(22期)「ごはんぐるり」/西加奈子
・iPad(Procreate)
挿絵、装画の課題ではエッセイや食べ物系の本を選びがちですが、
ミステリーが一番好きです。

 

 
もとざわひろみ(22期)「よだかの星」/宮沢賢治
・水彩色鉛筆、アクリル絵の具、Photoshop
装画の課題は、みなさんのシーンの切り取り方など、興味深いです。
純文学はあまり具体的な表現をしない方がよいなど先生のコメントも
非常に勉強になりました。

 


しのはらえこ(23期)「うたかた」/吉本ばなな
・水彩紙、色鉛筆
帯を考慮せずにタイトルを入れてしまい、ご指摘いただきレイアウトを調整
しました。今回は説明的になりすぎないような絵を心がけてみました。

 


伊藤幸穂(24期)「エンジェル エンジェル エンジェル」/梨木香歩
・iPad
カバーにあまり具体的な物を描きたくなかったので、自分なりに物語と
リンクさせた空想的な空間を描きました。現実でない空間を描くことが
あまりなかったので新鮮でした。物語の清浄な雰囲気を出せていたらい
いなと思います。

 


里七(24期)「西の魔女が死んだ」/梨木香歩
・iPad
地面一面に咲いた野いちごを表現するのが難しかったです。


Jicca(24期)「豆の上で眠る」/湊かなえ
・clip studio
装画は帯を考え、文字入れは上に。とのことで、タイトル位置を、修正し
ました。仕事に基づくお話をしていただき、勉強になりました!
あいも変わらず、絵柄に関して苦戦しております・・・

 


仙次(24期)「殺人者の記憶法」/キム・ヨンハ
・iPad(Procreate)、illustrator
アルツハイマーになった元殺人鬼の視点で語られるお話です。
タイトルとの対比が面白いかなと思い、
庭先で老年の主人公がぼんやりしている場面を描きました。

 

Mayumi Sun(24期)「あん」/ドリアン助川 
・紙、ガッシュ
ハンセン病のため隔離された場所の中にある、山とは言えない程の高さの盛
り土の上に立って故郷に想いを馳せる、若い時の徳江さんを描きました。
ピックアップならずのイラストもまた改善したいと思います。

 


葛西可奈(25期)詩集「太陽の指環」/井上良子
・画用紙、水性ボールペン、色鉛筆、Photoshop
表題作の詩、「太陽の指環」を描きました。
あとがきに2012年の金環日食を見て「太陽の指環」と名付けたとのこと。
私は当時見れなかったのでいつか見てみたいです。(日本では次回2030年)

 

松永悠沙(25期)「変身」/ フランツ・カフカ
・ペン、アクリル絵具、Photoshop
今回は色数を限定してみました。
描きながら昔一人旅でプラハのカフカ博物館を訪れたことを
思い出していました。もう少し感覚的に描けるようになりたいです。

 


宮坂 理恵子(25期)「エレンディラ」/ガルシア=マルケス
・顔彩、インク、色鉛筆
小説を思い返しながら装画を考えるの過程は難しくも楽しかったです。
花飾りをもう少し濃く、とアドバイス頂き加筆しました。

 


yuki yokoo(25期)「よだかの星」/宮沢賢治
・iPad
夜空の星の粒を線で表現したく試行錯誤しました。
小説にあるはかなさを表現できたらと思いました。

 


若菜真穂(25期)「セロ弾きのゴーシュ」/宮沢賢治
・アクリル水彩、クレヨン
表紙には主人公を、と思いゴーシュを描きました。
授業で先生に服をきちんと描くことの意義をご教授いただき、曖昧に
していた襟元を描き込みました。

 


わびみよ(25期)「夢十夜」/夏目漱石
・画用紙、墨、iPad(procreate)
文学作品なのではっきりとしたモチーフを描くのではなく、夜のイメージを
軸とした抽象的な感じで仕上げました。『夢十夜』
は全部好きなのですが特に第1夜と第10夜がお気に入りです。

 

以下、振替え。


竹内薫(23期)「西の魔女が死んだ」/梨木香歩
・キャンバス紙、アクリル絵の具、鉛筆、色鉛筆
裏表紙まで描くことに初めて挑戦しました。
裏の絵まで見なければシーツを広げていることがわからない絵ですが、先生から「これはこれで良い」
と言っていただき、ホッとしました。

 


タカヤ ユリエ(25期)「恋文の技術」/森見登美彦
・iPad(Adobe Fresco)
最初は帯の存在をすっかり忘れていて、下付のデザインにしていたので、ごっそり上に持って上がりました。
メリハリを課題にしてるところ、また淡く作りすぎてしまったか‥とドキドキしていましたが、
先生に「色きれいだね」と言ってもらえたのが嬉しかったです。

 

 

 

 


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14 thoughts on “<装画>9月1日(水)Aクラス

  • Reply
    うめもときょうこ

    挿絵からの装画ということで、皆さんがどんなふうに装画を描かれるのかとても楽しく&刺激を受けながら拝見させて頂きました!
    挿絵での空気感を装画にもそのまま表現されていて、難しいテーマでも個性を出しつつ作成しているのを拝見すると、私の読解力だったり表現力だったり、足りないことばかりに気付かされました。がんばります。

  • Reply
    和久津星子

    たむらしおりさんの「ごはんぐるり」は、色が綺麗で、文字もオリジナリティがあって素敵だと感じました。
    仙次さんの「殺人者の記憶法」は、仙次さんらしいさんの個性が出ててすぐに作者が分かり凄いと思いました。
    タカヤユリエさんの「恋文の技術」は構図にとても惹かれました。

    • Reply
      タカヤ ユリエ

      和久津さん
      コメントいただけて嬉しいです!Bクラスへの振替が急に決まり、急いで作ろうとして極力シンプルを心がけました‥!汗

  • Reply
    前田なんとか

    みなさん本当に書店で当たり前に並んでいそうな装画で、たのしいです。

    徳重さんの、シンプルで柔らかい色調が映える紙はどんなのだろうと想像します。
    ハシモトさんの、描き込みが整理されていて、目にも嬉しいし、インパクトある装画だと思いました。
    宮坂さんの、海外作家のコーナーに違和感なくありそうな、色使い、構図で、憧れます。
    さこさんの、めちゃくちゃかっこいいです。大好き。

  • Reply
    吉田みずほ

    これだけ色々な装画があると、授業でのコメントもいろいろで楽しそうですね。(私は語彙力がほしいです…)

    小泉さん、表紙の女性がほんとに「ワタシはツイてる」て言ってそうで、書店で手に取りたくなります。水色?と赤の配色も意外性があっていいなと思います。
    さこさん、緑色、構図、めちゃかっこいいすね。女性の感じから少し前の時代の話であることも伝わるし、かっこいいだけでないのもすごいです。
    里七さんの優しい感じの構図も好みです。私は読んだことないのですが、余白と人物の背中とタイトルで何となくこんな話なのかなぁというのが伝わってきます。
    yukiさんの星の粒、すごく光っている感じが出ていて、線でこんなに表現できるんだとウォーとなりました。
    わびみよさんの夢十夜のにじみ、きれいです。話の内容も連想できるし、墨+デジタルの表現もオリジナルだなぁと思いました。

    • Reply
      わびみよ

      吉田さん

      コメントありがとうございます。
      課題作品は墨で下絵を作りデジタルで色を塗るという方法を試しているのですが、下絵の墨が塗りつぶされて見えなくなってしまうことが多く、試行錯誤を繰り返しています。この絵は墨の感じが残ってくれて一つ前に進んだ気がしました。
      『あん』はまだ読んだことがないのですが、みなさんが描かれている絵をみて読んでみたくなりました。
      吉田さんの描いた、抜け感がありながらきりりとした意思の強い人物の表情、好きです。

  • Reply
    大木ゆり

    今回はワクチン接種の副反応の関係でBクラスにお邪魔しましたが、Aクラスの皆さんの講評も聞いてみたかったです。
    なんとかさんが書かれているように、どの作品も書店に並んでいそうなほど力作ですね!

    どの小説にしようか迷ったときに、小川糸さんの「ツバキ文具店」も好きな作品なので候補に入れていました。
    ハシモトさんの作品を拝見して、ほっとするような落ち着いた色使いが作品に合うなと思いました。
    色々な文具類が描かれており、楽しさが伝わってきます。
    また、挿絵も建物や庭がしっかり描かれていて、見せ方など勉強になりました。

  • Reply
    菅原さこ

    装画の課題があるたびに、気に入った(特定の)作家作品しか手にとらない自分の読書スタイルを反省し、色々な作品を沢山読んでみようかなと思ってしまいます。
    挿絵に続いてカラーで描かれた装画の課題作品を見ると、それぞれの本の世界が伝わってくるので興味が湧いてきました。
    書店に並んでいたら手に取ってみたい作品ばかりでした。

    jiccaさん、ちょっと甘め少女の雰囲気なのに何となく不穏さも感じて湊かなえ作品のミステリーとの組み合わせが新鮮で手に取りたくなりました。
    タカヤユリエさん、シンプルなのに「恋文の技術」を知りたくなる素敵な装画ですね。色の組み合わせも好きです。

    なんとかさん、みずほさんコメントありがとうございます!
    向田邦子作品の年代のレトロ感はちょっと意識したので感じていただけて嬉しいです。

    なんとかさんにかっこいいと言ってもらえると素直に嬉しいです!私はなんとかさんの写実の向こう側に感じる人間ドラマが好きで、画風は違うけれどそういう風に絵の向こう側まで描けるようになりたいなと憧れてます(初告白かも)。今回の装画も味わい深い表情!
    みずほさん、見上げる構図難しそうだけど見応えありますね。桜の背景も映えてドラマも感じて素敵!

    今回は何作か同じ作品を選択した方がいて、それぞれの表現があって見比べるのが面白かったです!
    MJを見学した時の課題が、先生が以前に装画のお仕事をされた本の表紙(少年とその家族の話)をそれぞれが描くという課題でした。
    自分の画風や世界に引っ張りつつその本の世界観を描いているのを見比べるのが面白かったことを思い出しました。

    • Reply
      タカヤユリエ

      菅原さん
      コメントいただきありがとうございます!
      「恋文の技術」が知りたくなる‥そう思ってもらうことを狙って描いたシーンだったので、とても嬉しいです!!
      入塾前から作品拝見していた、菅原さんのお顔・お声を知れて嬉しかったです。
      人物たくさんのトランプ作品も素敵でした!人物の特徴が際立っていて羨ましいです‥!

    • Reply
      Jicca

      菅原さん
      コメントありがとうございます!私なんて、今回の課題のため、慌てて本を読んだ(夏は文庫の取り扱い多いですし)クチです(苦笑)
      湊かなえさんの小説の流れが好きで、「文」を読んだときに、各シーンなど頭に映像化できた印象強いものを、組み合わせた感じです・・・
      他の皆さんのように、画風が定まっていない苦肉的な絵ですね・・・

  • Reply
    小梅

    Bクラスより見学でお邪魔しました。お名前と絵だけ知っていた方たちの雰囲気と声が知れ、楽しい時間でした。
    先生の仰っていたPHPの仕事のエピソードの中で、『表紙に描かれた人物の目線が、書店で選ぶ人の目線と合うように』というニュアンスの言葉が大変心に残りました。

    徳重さん、モノクロ作品も淡く儚げな感じで好きですが、カラーでも優しく透明感のある色使いが素敵です。

    やまもとさん、背景のサンドカラーと本・レモンの色がお互いに引き立てあってメリハリがあり綺麗ですね。

    菅原さん、ロゴも含めた色味が作品の年代と合っていて雰囲気があるなぁと思いました。懐かしい「思い出」の姿はどんなだろう?と本を手に取る人に思わせる作品だと思いました。

    平塚さん、ウイルスとのことですが、私には星のようにも灯火のようにも見え・・・大変な時代の中で生まれた物語とは思うのですが、じーろさんの絵からは希望とユーモアも感じられました。

    もとざわさん、よだかの瞳が宝石みたいです!夜空の青の、ぐるぐるとしたタッチも好きです。

  • Reply
    宮坂 理恵子

    ハシモトさん、色合いのアクセントやタイトルの文字が素敵ですね。
    小泉さん、独特な赤や陰影に雰囲気を感じて内容が気になりました。
    さこさん、文字のバランスも考えながらのゴム版での製作改めて凄いなと…。
    伊藤さん、少しアンニュイな雰囲気からも、ストーリーの空気を想像させられました。
    yuki yokooさん、iPadなのに手のタッチの味わいを感じます。
    わびみよさん、不思議な色合いで夜が表現されてて、タイトルの配置も大胆で素敵だと感じました。

    • Reply
      わびみよ

      宮坂さん
      コメントありがとうございます。暗いながらも万華鏡のようなどこか明るい夜を描きたくてこのような色合いになりました。
      宮坂さんの作品、異国情緒が素敵です。色が美しくて、原画を拝見したくなりました!

  • Reply
    ふちのとみよ

    どの作品見ても直ぐにお仕事になりそう、、本屋さんの本がMJ生の装画で一杯になると良いな〜と妄想しています。少しだけ勝手に私の好みでコメントさせて頂きます。

    ハシモトさんの色使いが今までのイメージと違う感じでしょうか、綺麗な色使いで好きです。
    小泉さんの作品も色使いが綺麗で良いなと。画面の構成もカッコ良くて見た瞬間ドキッとしました。大人っぽい画面なので本を読んでみたくなりました。
    里七さんの画面構成と優しいタッチが良いなと思いました。
    松永さんの絵は人も物もしなやかな線で描かれていて絵が上手い方だと思いました。私ももう一枚のトレイを持った方よりこちらの方が好きです。
    Yuki yokooさんの背景の描き方が凄くいい感じなのですが、iPadなんですね。綺麗です。
    私もアクリルペタペタ塗るのが好きなので、若菜さんの温かな色使いやポテポテした描き方が良いなぁと思います。私もチェロの絵を描いた事あり結構難しいのですが、とても上手ですね。
    竹内さんの絵は今回1番好きでした。色が爽やかで、優しくてこの本にぴったり。しかも裏表使ってシーツを両方で持つこの構成が良いなぁと思いました。